今回はSEVEN 1600GTSのリアAアームブッシュの交換を、紹介させて頂きます。
こちらの車両は、走行中のデファレンシャル付近からの異音が気になるということでのご入庫でした。
リアサスペンションはライブアクスルのタイプで、中央のデフケース直下に、ホーシングとAア-ムの連結部分があります。Aアームはホーシングの左右位置を固定しています。リアサスが上下にストロークすると、連結部分のゴムブッシュにねじれが生じるため、消耗が早く進行するポイントです。
加速やブレーキング時にカツカツとやや大きめの金属音が聞こえましたので、早速点検してみると、Aアームのブッシュが完全に摩耗してしまい、アームとアクスルの間に大きな隙間ができていました。こうなるとブッシュの交換が必要です。
上のカラーだけ残っているのが取り外したブッシュ、下が新品です。
新品を組付けて再度異音チェックを行います。
CLASSICなどライブアクスルタイプのリアサスは、デフがシャシーに固定されているド・ティオンタイプよりも、Aアームのブッシュにかかる負荷が大きいので、定期的な点検、交換をおすすめしております。リアサスペンションのかなめの部分でもありますので、ブッシュを新品に打ち換えることで、しなやかな乗り味を取り戻すことができます。気になった方はぜひウィザムカーズファクトリーまでご相談ください。
セブンのアルミパネルのポリッシュ加工
SEVEN160 ブーストメーター取付
SEVEN SPRINT トノカバー
大人気のSEVEN SPRINTの納車が続いていますが、細部にわたってこだわりのディティール満載のスプリントは、モディファイのベースとしても、最高の素材ですね。今回はトノカバーの追加作業です。
先日ご紹介したジネッタのトノカバーはワンオフ製作でしたが、ケータハムの場合は純正パーツもあります。しかし純正といっても簡単には取付できません。まずは慎重に仮置き・位置決めを繰り返します。
固定トノカバーを固定するファスナーも事前に取付されている訳ではなく、すべて手作業で取付します。
ファスナーの取付は、当然ボディ側にも必要です。全てやり直しはできない繊細な作業です。
セブンにとって、トノカバーはちょっとした駐車時にかなり役に立つおすすめのアイテムです。未装着のオーナー様は、ぜひご相談下さい。
ラフィックス for ケータハム 好評です
ケータハムの各スタンダードモデルに純正採用されているモトリタ製ステアリング・ホイールは、ボス取付のネジの規格がMOMO等とは異なるため、通常は専用のボスを使用しています。クイックリリース式のボスも、市販のものはMOMOピッチのため、モトリタとは組み合わせることができません。今回ご紹介のケータハム専用ラフィックスなら、モトリタピッチに対応した専用設計なので、問題なく使用可能です。
写真のようにワンタッチでステアリングが取り外せるので、SEVENの乗り降りがしやすく、特に幌を張った状態では効果絶大です。SEVEN SPRINTのウッドステアリングは、通常のモトリタ・レザーより40mm以上も直径が大きいので、クイックリリース式のステアリング・ボスは必需品かもしれません。気になる方は是非お問い合わせ下さい。
used parts info. – SEVEN160 軽量アルミホイール –
中古パーツ情報
Witham Cars SEVEN160 軽量アルミホイール Neo Classic (適合車種:CATERHAM SEVEN160)
アルミホイール+ タイヤ付き 4本セット
タイヤ YOKOHAMA ECOS 165/70R13
SEVEN 160がさらに楽しい車になります! 2ランク上の乗り心地と、楽しんでアクセルを踏めるコントロール性を実現する、SEVEN 160用アルミホイールです。さらに純正と比較して、タイヤ+ホイールで2kg/本のバネ下の軽量化となります。
こちらのホイールは弊社のテスト走行のみの使用ですから、大変綺麗な状態です。タイヤの山の状態からも状態の良さがお分かりいただけると思います。大変お得ですよ!通常は納品まで1~3ヶ月のお時間をいただくホイールですが、こちらは即納が可能です。
取付も是非ウィザムカーズにお任せ下さい。
SOLD
取り付け工賃など、パーツについてのお問い合わせはお気軽にどうぞ。お電話・FAXでも承っております。
ヒストリックタイヤの新たな選択肢
ロータスの純正採用などにより、ライトウェイトスポーツのジャンルでは横浜ゴムの存在が欠かせないものとなっています。特にワンイレブンCUPなどエリーゼのサーキットシーンでは、NeovaやA050などADVANのスポーツタイヤが定番となっています。しかしヒストリック・スポーツで必要となる13~15インチのサイズになると、ADVANでもサイズ設定が少なくなってきています。
そんな状況を打破すべく、横浜ゴム創業100周年を記念し、ヒストリックカー向けタイヤの発売が決定しました。「ADVAN HF TypeD」という製品です。トレッド面の外側にディンプル付きのスリックゾーンを配置し、優れた走行性能を発揮した1980年代のヒット商品だったTypeDを、当時のトレッドデザインのまま復刻したものです。もちろんコンパウンドは最新のものを採用しておりますので、グリップや耐久性は当時とは比較になりません。
予定されているサイズに、185/60R13が含まれている点も注目です。セブンやジネッタなどに履かせるには最適なサイズだと思います。10月から発売開始ですので、気になる方はお早めにご予約下さい。
納車前のアルミパネルのポリッシュ作業
今日のウィザムカーズ・ファクトリーでは、セブンのボディパネルの磨き作業が続いています。最近はボディ全体をペイントで仕上げたセブンが増えていますが、ノーズコーンとフェンダー(FRP製)以外のボディパネルはすべてアルミ無塗装のままにした従来のスタイルも、まだまだ人気があります。特にキャブレター世代のセブンには、金属の表面がむき出しとなったボディが、無骨なセブンの魅力をいっそう際立たせますね。
可能な限りすべてをマスキングし、ウィンドスクリーンなど外せる部品はすべて取り外したら、ポリッシュ作業の開始です。写真のようなポリッシャーも使用しますが、スロントサス周辺など手作業が不可欠な場所も多いので、かなり時間がかかりますが、完成すると「これぞセブン!」と言いたくなるほど印象が変わります。ポリッシュの状態を維持するには継続的なメンテナンスが欠かせませんが、ガレージでのアルミ磨きもセブン趣味の王道ですから、オーナーの方にはぜひ楽しんで頂きたいと思います。
seven160 sprint フォールディングミラー取付
今回は先日入荷したケータハムのSeven Sprintに早速オリジナルのフォールディングミラーを取り付けましたので紹介させていただきます。
Sprintに純正採用されているミラーは、通常のモデルと同じSPA製のミラーを、シルバーに塗装したものです。ポリッシュされたスタンションやウィンドウフレーム、そしてクラムシェルウィングに合わせるには少し現代的な形状のミラーですので、よりクラシカルに仕上げたいとの要望で取り付けさせていただきました。
Seven Sprintは60年代ロータス時代のセブンシリーズⅡをイメージして限定生産されたモデルですので、当時よく取り付けられていた丸型ミラーを合わせることにより、当時を彷彿とさせるクラシックなルックスが完成します。
細部まで次々とこだわりたくなる、究極の限定車!Seven Sprintの魅力がこれで一段と高まりますね。Sprintのオーナー様は、どんどんこだわりましょう!
詳細は上の写真をクリックしてみてくださいね。お問い合わせお待ちしております。
seven160 メーター交換
今回はSEVEN160にブーストメーターの追加と、それに伴って既存メーターの変更も行いましたので、紹介させていただきます。
今回取り付けさせていただいたメーターは、RACETECH製の機械式です。もともと設置されている水温計と油圧計をデュアルゲージタイプに変更し、空いたスペースにブーストメーターを追加しました。
エンジンルーム内に増設する各センサーのアタッチメント等は、極力目立たないように取り付けしていますので、ボンネットを開けた際も見た目はメーター増設前となんら変わりありません。
車体への加工は、ラジエーターホース部以外ほとんど行いませんので、もしメーターを純正状態に戻す場合も、取付穴が残ってしまったりすることがありません。また機械式メーターですので、誤作動もほとんど無く、リニアでレスポンスが良いのも特長です。
SEVEN160にブーストメーターや油温メーターの増設をお考えの方は、ぜひウィザムカーズファクトリーまでご相談ください。