
いよいよ今週末はウィザムカーズ恒例の「クラブウィザム・オータムラリー2016」が開催されます。FACTORYの2階では、弊社原田がコマ図作成の最終チェックの真っ最中です。弊社篠原が入念に下見を繰り返し厳選したルートが、ようやく完成致しました。コマ図だけを見ながら田舎道を進むウィザムカーズのラリーは、ナビを使用せずにのんびりとワインディングと景色を楽しむのが、最高の醍醐味です。ぜひ今年もご期待ください。
SEVEN SPRINTの詳細チェック(エクステリア)

前回に続いてセブン・スプリントの詳細チェック、今回はエクステリアです。何といっても注目は復活したクラムシェルウイングです。ロータス時代にアメリカ向けセブンの装備として始まったクラムシェルはSr.2から本国でもオプション設定され、ケータハムの初期までオプションとして継続した人気のアイテムです。セブンといえばこのシルエットじゃないと、という方も多いでしょう。さらにルーバーが切られていないフラットなボンネットもポイントですね。

クロームのセンターキャップがついたホワイトのホイール、そしてサスアームやフレームが通常のブラックではなくグレーに塗装されている 点も注目です。これらも60年代のセブンに見られる特徴で、クラシックな雰囲気を作るには欠かせないポイントです。

真っ赤なレザーシートに目が行きがちですが、ここはリアフェンダーとトランクカバーにも注目しましょう。ホワイトのトリミングで、クラシック感が一層高まります。


「CATERHAM」や「SevenSprint」のバッジも、全て新規に用意されたパーツです。丸型のテールライトやモンツァタイプのFUEL CAPなど、やるべきことはすべてやりつくした特別なモデルだと断言できます!日本上陸が楽しみですね。
ファクトリー便り No.72

今年は本当に雨が多いですが、ようやく台風のシーズンも終わり、ツーリングに出かけたくなる季節になってきました。ウィザムカーズ・ファクトリーでは、ツーリングシーズンに間に合わせるために、今日もたくさんの車両の整備作業が進行中です。こちらはスーパーライトRのエアロスクリーン取付作業です。バケットシートの交換作業と同時に進行中です。

こちらでは1700GTSの納車整備が続いております。トランクカバーをプレーンなタイプに交換して、ロールバーのないクラシックなシルエットになりました。 まもなく納車となります。

さらにこちらではELANの整備も始まっております。やはり秋になると、色々なクルマ達が動き始めますね。 はやく秋晴れのツーリング日和になってほしいものです。
SEVEN SPRINTの詳細チェック(インテリア)

まさに話題騒然のSEVEN SPRINT、すでにたくさんのお客様からご注文を頂戴しております。見れば見るほどケータハムのこだわりが随所に見つかる特別なモデルです。写真をもとにご紹介致します。

まずはコクピットを飾るスミス製の計器類。クロームリングで飾られた憧れのパーツですが、よくみると従来からあるスミスの汎用メーターではなく、ちゃんとLED式のワーニングや液晶表示の距離計もついています。現行ケータハムの機能をちゃんと維持しながら、雰囲気も大切にするこのモデルの姿勢が伝わってきますね。

メーターパネルをもっと観察してみると、ホーンやパッシング用のトグルスイッチが金属製に変更されていることに気がつきました。さらにライト等のタンブラースイッチも金属製のパネルの上に整列しています。これらの金属製パーツもSPRINT専用のパーツのようです。モトリタのウッドとの相性も良いですね。

センタートンネルはアルミを露出させていますが、ヒジが当たる部分だけレザーシートと共通デザインのパッドが置かれています。 もちろんSPRINTだけの仕上げ方ですが、クラシックでスパルタン一辺倒という訳ではなく、どことなくラグジュアリーな雰囲気も兼ね備えており、限定車ならではの贅沢ですね。本当に車体の隅々までケータハムのこだわり方は尋常ではないレベルで、そのお買い得感もケータハム史上最高レベルに達しています!次回はエクスエリアをじっくり観察してみましょう!
セブンライフのはじまり!
アラゴスタ サスペンションシステム for Seven250 / 270 ワイドトラック
Seven 250でツーリングからサーキットまで楽しまれているオーナーから、アラゴスタ サスペンションシステムのご注文をいただきました。
メーカーに既にデータがあるものに関しては、データを元に製作をしていただけるのですが、ワイドトラック仕様のSeven 250のサスペンションは初めてとのこと。アラゴスタの技術者の方が、製作に必要なデータの計測に来てくださいました。

デモカーのSeven 270を使って採寸していただきます。まずはフロントサスペンションを取り外して・・・

カラーの長さ・穴の径・ダンパーの全長などなど、各部の寸法をノギスで入念に計測し、データシートに書き込んでいきます。

お次はリアサスペンション。担当の方が「こんな長いサスペンション初めて見ました!」とリアユニットの長さに驚いていらっしゃいました。

スプリングコンプレッサーでコイルスプリングを圧縮し、ダンパーから取り外します。組み立てた状態では計測出来ない部分もあるため、このようにバラして寸法取りを進めて行くのです。サスペンションを車体に組み付けたら、車重を計測して作業は終了です。
さらりとご紹介いたしましたが、実際には1日近くの時間と手間を要する作業なんです。こうして愛車に合わせたサスペンションを製作していただけることを考えると、アラゴスタの価格は決して高くないと思います。
車体のクリアランスの関係でサスペンションの製作が難しい車もあるそうですが、ロータスやセブンはほぼ全ての車種が対応可能とのことです(^^ 足回りのモディファイでお悩みの方は、お気軽にご相談くださいね。
緊急!ケータハムのニューモデル!

ケータハムから待望のニューモデルが登場!しかも御注文受付期間限定の貴重なモデルです!内外装の隅々まで徹底的にクラシックにこだわった、珠玉の一台です!

来年2017年で、ロータスのチャップマンがセブンを登場させてから60年になります。そこでセブン誕生60周年を記念して、特別なモデルが発表されました。その名はケータハムセブン・スプリント、日本以外でも大好評のSEVEN160をベースに専用のボディパーツで着飾った、60周年に相応しいクラシックな魅力満載のモデルです。

クラムシェル・ウィングやプレーンなエンジンフード、クロームのホイールキャップなど、まるでロータス・セブンのSr.2を連想させる懐かしいディティールがケータハムの真剣さを物語っているようです。格子パターンのフロントグリルやレッドのインテイリア、丸いレールランプなど、細部にわたり徹底的に仕上げられた、真の特別仕様車です。日本への割り当て台数は、ごくわずかになると予想されます。ご興味をお持ちの方は、ぜひお急ぎご連絡下さい!
SEVEN160 LSD組込

今日のファクトリーでは、昨日のブログにも登場したSEVEN160のLSD組込作業が進行中です。従来のドディオンアクスルではなく、ライブアクスル式を採用したSEVEN160のデフ作業はまだ珍しいと思いますので、こちらでご紹介しましょう。

最近このブログに頻繁に登場している内藤メカニックが、リアの足回りを分解中です。ホイールを外し、ブレーキドラムを分解した後、写真のようにドライブシャフトを引き抜きます。

リアダンパーやトレーリングアーム、左右の位置決めをしているパナールロッドなどを取外し、最終的にアクスル・アッセンブリーを取り外しました。

こちらが今回取り付けるLSD、1.5WAYのタイプです。これからデフの交換作業が始まりますので、またご紹介したいと思います。
SEVEN160の場合、これまではインテリアなどのドレスアップパーツが注目されてきましたが、ウィザムカーズではアルミホイールやアラゴスタサスペンションなど、チューニングパーツも積極的にご紹介しております。今後もサイレンサーなど新しいパーツを企画しておりますので、楽しみにお待ち下さい。
ファクトリー便り No.71

本日もウィザムカーズファクトリーはフル稼働中です。特に今はケータハムの作業が連続しており、納車整備だけでも新車のSEVENが2台、中古車が3台も進行中です。さらに車検や点検整備でのご入庫も集中しております。リフトの上では、本日入荷したばかりの中古車をメカニックの内藤が、早速点検しております。1.6KENTを搭載したクラシックです。フルノーマルでコンディションも良い状態ですので、先日入荷したクラシック同様、この車両もすぐにオーナーが決まってしまうかもしれませんね。

こちらのSEVENは車検のご依頼でご入庫です。ロータスのゴールドリーフカラーを再現したこの車体は、自動車誌の紙面を飾ることも多かったので、 ご記憶の方も多いのではないでしょうか。

点検整備中の620Rの隣りでは、クラムシェルフェンダーのセブンの整備が進んでおります。クラシックな印象をより強調するために、ロールバーのないプレーンなトランクに仕様変更中です。さらに、もうすぐSEVEN160のLSD組込作業も始まります。こんなにSEVENの整備が集中している工場はイギリスにもないのでは?というくらいセブン密度が上がっております。これからセブンをご検討の御客様も、ぜひ一度ケータハムさいたま・ウィザムカーズファクトリーにお立ち寄り下さい。セブンの全てが一度にわかりますよ!
ご成約ありがとうございます

本日は2台のUSED CARをご成約いただきました。誠にありがとうございます。
1台は入荷速報にもご案内できなかった程の早さでご成約いただいた、SEVEN1600CLASSIC。以前よりCATERHAMをご検討いただいていたお客様に入荷後タイミング良くご来店いただき、とても綺麗な車両だったのでその場でご注文となりました。
そしてもう1台はGINETTA G12。数々のライトウェイトスポーツを乗ってこられたお客様が、より楽しい車を探され、弊社G12にへと辿り着いたそうです。
どちらのお客様も趣味性の高い車両と、ある程度年数の経過したUSED CARと言う事で不安もあったようですが、それ以上に今後のドライブや車を中心とした生活が楽しみとの事です。
USED CARは出会った時のフィーリングが大事ですから、きっと素晴らしいカーライフが待っていることでしょう。弊社もそのお手伝いをさせていただきますので今後ともよろしくお願いいたします。
シルバーウィークのユーズドカーキャンペーンも中盤戦となりました。是非期間中に皆様のご来店をお待ちしております。(原田)

