ワッツリンクとは

最近ケータハムのサスペンションについてのご紹介が連続していますが、今回はワッツリンクです。これでケータハムのリアサスはコンプリートです!
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これがワッツリンクという部品です。当然この写真ではわかりにくいと思いますが、取り付けられた状態が、下の写真です。
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ドディオンチューブの前後方向の位置決めをするためのリンクなのですが、前方向からだけではなく後ろからもリンクで規制することにより、ドディオンチューブの上下動が円弧のような軌跡にならず、より直線的な上下動になります。サスペンションのストロークの際に生じる微妙なホイールベースの変化を 、完全に打ち消す効果があります。
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上の写真が通常のドディオン・サスです。もちろんこの仕様でもセブンならではの走りを楽しむには全く不足はありませんが、サーキット走行もお考えの方には、フロントのワイドトレッド化とリアのワッツリンクの組み合わせがおすすめです。

CSRのリアセクション

今日はCSRの整備と清掃をしています。
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前回フロントのプッシュロッドサスペンションを紹介しましたが、CSRと言えばこの特徴的なシリーズ6シャシーのリアセクションも見所のひとつです。

スーパーセブンのリアセクションと言えばリジットかドディオンが一般的ですが、CSRはダブルウィッシュボーンで、かなり凝った造りになっています。

普段は大きなサイレンサーに隠れてしまっていて見ることができませんが、見る機会のある方は是非覗いて見てください。ケータハムの造る芸術的なサスペンション構造をご覧頂けると思います。

ジネッタG15整備中

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ウィザムカーズファクトリーでは、今日もたくさんのロータスやケータハムの整備が進行中ですが、同時にジネッタG15の納車整備も徐々に進んでいます。60年代ロータスのライバル的存在だったジネッタは、G4やG12といったモデルがこのブログにも何度となく登場していますが、G15はさらに玄人好みの存在ですね。
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最も特徴的なのはそのパッケージングです。エンジンはリアオーバーハング部に右側に大きく傾いた状態で配置されています。ジネッタの歴史の中でもかなり独創的な存在ですが、ロータスエランの良きライバルとして、ジネッタ史上最高のヒット作となったそうです。これから少しずつご紹介したいと思います。

SEVEN160 モディファイ計画進行中

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原田@FACTORYです。
SEVENには8スポークのアルミホイールがよく似合う!と、言う事でフィッティングしてみました。
ほほーう。思ったとおりにカッコよくなりました(^^♪
個人的にはSEVEN用のコンポモーティブホイールのデザインも好きですが、最初の1セット目は王道8スポークで決まりですね。
014まだ詰めなくてはいけない部分はありますが、方向性は固まってきたので動きがあり次第ブログにてご案内致します。
お客様向けのSEVEN160デリバリーが始まるころには、色々楽しい事になりそうです(^^♪

パーツ製作に挑戦

今日はスーパーセブンにETCセンサー取り付けのためのステーを、図面を引いて製作しています。
思い浮かべた物の図面を描き、その通りに製作するという単純明解な作業ですが、やはり思ったようには行きません。
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奥のアルミが今回製作したステー、手前のステーが先輩が別の目的で作ったものです。
平面の製作物ですらかなり時間がかかってしまっている現状なので、曲面まで考えて作れるようになるにはどれくらい時間がかかるのでしょうか…。自分の作りたい物が精巧に作れるようにどんどんチャレンジしたいと思います。

ドディオン・サスペンション

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先日SEVEN160のリジッド式のリアサスペンションをご紹介致しましたが、むしろドディオン式を説明してほしい、とのご要望がありました。ちょうど納車整備が進行中のセブンがありましたので、写真を撮ってみました。下の写真が、ドディオン式のリアサスを下から見上げたものです。
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リジッド式との最大の違いは、デフがリアアクスルから分離して、シャシー側に固定されている点です。ドディオンチューブはリアのトレッド幅を固定し、Aフレームがドディオンチューブの左右の動きを規制する構造です。バネ下重量が大幅に軽くなり、路面の追従性が向上しています。部品点数が少なく、サスのストロークに伴うキャンバー角の変化が無いこと等メリットが多いので、現代でも小型車を中心に採用されています。
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ドディオンチューブの横方向はAフレームで規制しますが、前後方向はトレーリングアームで位置決めしています。上の写真で右からのびている黒いアームがトレーリングアームです。ロータスからセブンの生産を引き継いだケータハム社が最初に実施した改良が、このドディオン・サスの採用です。セブンが今日まで世界中のエンスージアストから支持され続ける理由の一つが、この改良だったと思います。セブンのリアサスは、さらにこの後ワッツリンクへと進化するのですが、またブログでご紹介したいと思います。

SEVEN160リアサスペンション

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週末のSEVEN160展示会には沢山のご来店を頂きまして、ありがとうございました。SEVEN160は日本では軽自動車として登録されますが、セブンらしさは全く損なわれていないということを実感できたお客様からは「どこが今までと違うの?」というご質問も多かったと思います。トレッド寸法やタイヤサイズ以外はほとんど同一のシャシーなので、セブンのDNAはしっかり継承されているのですが、見た目で分かりにくい相違点がリアサスペンションの構造です。
上の写真が従来からのドディオン式で、下の写真がSEVEN160のリジッド式です。
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SEVEN160で復活したリジッド式のリアサスは、デフの重量をシャシーで支えるドディオン式と比較すると、技術的には古い方式です。しかしロータス時代のセブンはリジッド式を採用し続けていましたので、その復刻版ともいえるSEVEN160にはむしろ相応しい方式だと思います。試乗したお客様も、クラシカルなSEVEN160の乗り味には大満足の様子でした。

Mk1エリーゼ納車のご案内

007週末FACTORY勤務の原田です。
本日はSEVEN160試乗会を開催し、多くのお客様にご来店頂き誠にうれしい限りです。
そんな試乗会の合い間を縫ってMK1エリーゼの納車が御座いました。

MK2スタンダードエリーゼの元オーナー様で、少しの充電期間を経てこの度念願のMK1エリーゼをご購入頂きました。
FACTORYの周りをテスト走行しただけで、MK1エリーゼの楽しさを感じ取って頂くことが出来た様です。

それもその筈、オリジナルコンディションの車両をお選び頂き、弊社コンプリートメンテナンスとNEWタイヤの装着で、MK1エリーゼ特有のヒラヒラ感を存分に味わえる仕様となりました。原田テスト走行の際もその楽しさにニンマリ!(^^)!

008納車前の最終チェックでホイールナットのトルクチェックを内藤メカが念入りに実施。もちろんエア圧もバッチリです。

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早速、秋のウィザムカーズツーリングにも参加表明頂きました!!
MK1エリーゼを存分に楽しんでくださいね。

有難うございました。

SEVEN160のエンジン配置

今日ファクトリーではSEVEN160の展示会をやっています。

エンジンフードを開けるとコンパクトなエンジンと特徴的なインタークーラーが見えます。

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国産の3気筒エンジンが積まれており、従来の4気筒エンジンよりも軽量かつコンパクトになっています。

エンジンの位置も、小さい分車両中央に寄せられており、ラジエーター後ろの空間は少し広がっているようです。

重心バランスがとても良さそうですね。

展示会は明日もやっておりますので是非ご来店ください。

SEVEN160試乗車が到着!

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セブン160のデモカーがようやく到着致しました!時間が長くかかりましたが、待つだけの価値は絶対にあるクルマですので、ぜひたくさんのお客様に体験して頂きたいと思います。
このクルマの魅力は度々このブログでもご紹介してきましたが、本当に「楽しい!」の一言に言い尽くされると思います。シンプルで軽量な車体でしか実現することができないFUN TO DRIVEは、いつの時代にも色褪せることはないのだと実感させてくれます。コーリン・チャップマンが作りたかったスポーツカーの理想を一番リアルに再現しているのは、実はSEVEN160なのかもしれません。
早速登録手続きを進めて、週末からはお客様にも「楽しい!」を体験して頂きたいと思います。楽しみにお待ち下さい!