今日はローバーエンジンのエリーゼのタイミングベルトと、オイル封入式のエンジンマウントからの液漏れを発見したので交換しています。


ローバーエンジンのハイドロマウントは経年劣化により液漏れを起こしやすくなります。
液体が漏れるとエンジンの揺れを吸収できなくなり、車内へ伝わる振動が大きくなったり、他のマウントへの負荷が増えてしまったりします。
目立たない部品ですが、快適なドライブには欠かせない、縁の下の力持ちのような存在です。
エランのブレーキについて
今日はO/H中のエランのリアブレーキについてです。

画像はリアブレーキキャリパーです。
このキャリパー実はフットブレーキとサイドブレーキで別々の部分が動くようになっています。
とても興味深い構造です。

こちらはリアブレーキディスクですが、アップライトの内側についています。
エランのブレーキはユニークな設計ですね。
軽登録!SEVEN160展示会

発売開始以来、予想以上の反響で生産が追いつかない程の人気となっているSEVEN160ですが、ケータハムさいたまにて展示会を開催致します。なかなか実車をご覧頂く機会が少ないので、前回の展示を見逃してしまった方は、今回こそぜひご来店下さい。車両の隅々まで、じっくりとご確認頂けます。
足回り点検
今日はエクシージのフロントのブッシュ、ボールジョイントの交換をしています。

ロータスのアルミ接着シャシーは剛性が非常に高いのですが、シャシーにかかるストレスは足回りのブッシュ類に集中します。異音や違和感を感じた際はチェックすることをお勧めします。
リフレッシュすると新車時の乗り味に戻るのもロータスの持ち味ですね。
軽量化のために

珍しいアルミ製ブレーキローターのエリーゼMkⅠが入庫しています。

こちらのエリーゼMkⅠはハブキャリアもアルミでできています。
リアのハブキャリアもアルミ製なのは初期型のみです。
アルミローターから鉄ローターへ仕様変更され少しずつ重くなってしまいましたが、ロータスの軽さへのこだわりを見ることができました。
USED PARTS情報 HYPERCO PERCHES

あまり見慣れない部品ですが、パーチェという製品で、ダンパーのコイルスプリングとスプリングシートの間に挟んで使用します。リンク先の動画を見ると解りやすいのですが、バネに自由に動いてもらうことでサスペンションの性能を向上させようというパーツです。詳細はこちら
USED PARTS情報 HYPERCO PERCHES

・ハイパコ パーチェ
・内径:60mm
・税別価格 ¥55,000(4個セット)
コイルスプリングのスムーズな伸縮を サポートするベアリングの一種です。ダンパーがストロークする時、コイルスプリングの両端面は傾斜がついたり捻じれたりしますが、その動きをスプリングシートではなく、このパーチェで吸収することで、スプリングの伸縮がスムーズになり、本来のバネレートが正確に再現することができます。
燃料ポンプ

今日は納車整備中のエランに積まれているロータスツインカムの面白いパーツについて教えていただいたので紹介します。

通称メカポンと言われる燃料ポンプです。
自分の知っている車は大半が電磁ポンプなのでこのような機械式のポンプは見たことがありませんでした。
やはりクラシックカーは今の車とは全然違っていて面白いですね。
排気系チュー二ング その2

今日は一昨日に引き続きエキマニにバンテージを巻いています。
エキマニ交換をする際の定番メニューですね。
通常排気熱はエキマニで冷やされ排気圧が低下してしまい、その結果排気抵抗となります。
バンテージを巻くことによって遮熱効果だけでなく、エキマニから逃げる熱を減らしてくれるので、排気効率を上げることができます。

見た目もレーシーになりカッコイイですね。

自分の隣ではエランの納車整備が進行中です。
こちらも随時情報を発信していきたいと思います。
排気系チューニング

只今2ZZのエキマニ交換をしています。 純正のエキマニは等長ですが内径35φと少し細いので、交換することによって高回転の伸びが期待できます。ハイカムに切り替わるのが楽しくなってしまいますね。