JOY耐参戦!ELISE1600車両制作開始!!


2025年、JOY耐参戦用の車両制作がスタート致しました。
樋口メカニックによりベース車両のチェックからスタートし、まずは7月のテスト走行に向けての車両制作となります。
慣れた手つきで手際よく作業が進み、あっという間にリヤセクションの脱着、内装関係の取り外しが終わりました。

今回の車両は1600㏄のELISEをチョイス。ここ一発の速さはスーパーチャージドモデルに軍配が上がりますが、燃費を考慮した際、安定したラップタイムは非力なELISE1600にも勝機があると思い決断しました。チャレンジングな挑戦ではありますが、そこから得る事も多いと思います。今からレースが楽しみです。   

SEVEN480R 納車整備スタート


約3年お待ちいただいたCATERHAM SEVEN480Rが遂に入荷し、昨日オーナー様と入念に納車前の整備内容を打ち合わせし、本日から整備を早速スタート致しました。

今回入荷分のSEVEN480からエキゾーストのデザインが変更され、テールエンドにサイレンサーが付け加えられました。従来のSEVEN480のエキゾーストサウンドと比べ音量を抑えることが出来そうなデザインとなっています。モデル末期にも関わらず細かいディテールが変更されているのに感心です。

納車前のメニューとしてクイックリリースステアリングシャフトとカットオフスイッチの取付をディーラーオプションとして施工いたします。
実はこの車両はCATERHAM車両としては珍しい左ハンドルにて制作してもらった1台となります。エンジンルームの左側には様々なパーツがひしめき合って取り付けられている為、クイックリリースシャフトの交換も右ハンドルの様にはいかなそうです(^^;
4点レーシングハーネスもセット致します。

長い間お待ちいただきありがとうございます、納車までもう少しとなりますので、楽しみにお待ちください。

 

Club Witham 2025春ツーリング開催しました

2025年4月19日(土)〜20日(日)の2日間、「クラブウィザム スプリングツーリング2025」を開催しました。今回の舞台は山梨・北杜市エリアから長野・蓼科高原エリア。22台の英国ライトウェイトスポーツカーが集い、春の高原を爽快に駆け抜けました。

1日目スタートは双葉SAに集合し、みずがき湖の桜、鯉のぼりが舞う道の駅南きよさと、富士見高原の温泉宿でのランチなど、季節を感じる休憩ポイントが満載。午後は霧ヶ峰ビーナスラインへ。高原ドライブを満喫しました。

女神湖では参加者のご友人が営む「山のパン屋 どれみ」に立ち寄り、こだわりのパンをテイクアウト。旅の途中の“寄り道”が、思い出のひとコマに。

宿泊は「リゾートホテル蓼科」。森の中で鹿の群れに遭遇するサプライズもあり、夜は温泉とブッフェで疲れを癒しながらクルマ談義に花が咲きました。

2日目は各自のペースで蓼科から麦草峠〜十石峠へ。標高2,100m超の絶景ルートは、走りの魅力を存分に味わえる区間。道の駅や展望台での休憩をはさみつつ、最終目的地・道の駅 上州おにしで記念撮影を行い、名残惜しくも解散となりました。

全行程を通じて天候にも恵まれ、走り・出会い・景色・グルメのすべてが心に残る2日間となりました。25周年を迎えたウィザムカーズは、今後も魅力的なイベントを企画してまいります。
ご参加いただいた皆様、2日間お疲れさまでした。天候に恵まれたツーリングとなり、運営スタッフも一緒に楽しいドライブをさせていただきました。
是非、次回のご参加もお待ちしています!

2025年クラブウィザム春ツーリングの試走


定休日を利用して今月19㈯、20㈰に開催するスプリング・ツーリング試走へ行って参りました。

今回は山梨県、長野県をメインとし八ヶ岳周辺の景色の良いワインディングを繋いだルートとなります。

試走のタイミングではまだ峠の山頂付近では雪が残っている個所もありましたが、ツーリングのタイミングでは上手く行けば桜を楽しむ事が出来るかも知れません。これはツーリング本番の楽しみと致します。

今回もライトウェイトスポーツカーを操る楽しさと、日本の美しい景色を楽しんでいただく事の出来るルートをチョイス致しましたので、ご参加いただく皆様は是非お楽しみに♪

追伸
帰りはFORD ESTATEのカーゴスペースが地の野菜で満載になるのが試走の楽しみの1つだったりします(^^♪

SEVEN270R LSD交換


SEVEN270RのLSD交換作業となります。
標準でLSDが装着されているSEVEN270Rはオイル管理がシビアで使用するオイルの相性や交換サイクルによって内部パーツを破損させてしまうケースが御座います。

今回のSEVEN270Rは前回弊社にて一般点検作業を行った際、LSDが作動していない事が分かりオーナー様とO/Hか新たなLSDに交換も視野に入れた作業を打ち合わせをしていました。今回は車検のタイミングでデフケース内を確認し作業の方向性を決める事となりました。

デフケースを分解してみると内部のパーツが摩耗を通り越して破損している事が発見されました。場合によってはデフケースやリングギヤの破損も考えられましたが、今回は運良くLSDとベアリング系の交換のみでケースやリングギヤは再利用できそうです。

使用するLSDはオーナー様の希望によりOS技研製を使用予定です。
機械式LSDはスポーツパーツになり定期的なメンテナンスが必要となりますが、LSDとオイルの相性合わせや、定期的なオイル交換を行う事で、長くLSDの効きをキープしながら機械式LSDならではのドライブフィールを楽しんでいただく事が可能です。

オイル交換でお悩みの際は、お気軽にお申しつけ下さい。

袖ヶ浦フォレストレースウェイ走行会レポート

2025年3月22日(土)に袖ヶ浦フォレストレースウェイにてWitham Cars走行会「ブリティッシュ・スポーツラン」を開催致しました。

目まぐるしく変わる春の荒れた気候の1週間で、走行会数日前は雪が降り開催も危ぶまれましたが蓋を開ければ開催日は初夏の気候となり、サーキットランには最高の一日となりました。

「ブリティッシュ・スポーツラン」は雑誌Tipoが主催する
SPEED FESTIVAL 2025 ~SODEGAURA FOREST RACEWAY~
のイベント内に設けたWitham Cars走行会になり、走行枠2本・合計60分をWitham Carsのオーナー様だけで占有走行できる走行会となっています。

走行会参加の顔触れは豊かで、ベテランオーナー様や、最近車のモディファイが進みシェイクダウンとして走行する方、今回初めてスポーツ走行にチャレンジする方など、皆さん目的は様々となります。
1枠で走行する台数を少な目にし、尚且つLOTUS、CATERHAMのライトウェイトスポーツモデルだけの走行としている為、初めての方でも安心し、余裕をもって走行できる走行会となっています。

午前と午後各1本の走行となり、30分の走行後は皆さん良い汗をかいて笑顔でヘルメットを脱ぐ姿を見ると、我々も大変うれしく走行会を開いて良かったなと思います♪

弊社からSEVEN170 K4GP車両を持ち込み、代表の篠原がドライブし皆さんと一緒に走行会を楽しませていただきました。K4GP号は走行会以外にもサーキットタクシーとして大活躍!サーキットタクシーはくじ引き当選者が篠原ドライブの助手席でサーキット走行を体験できる人気企画となります。

そして、最後はパレードランです。
夕日を浴びながらゆっくりとコースを走るパレードランは、まさにイベントの締めくくりにピッタリな企画となりました。

参加者の皆さん本当に1日お疲れさまでした。
初めてのサーキット走行は楽しんでいただけたでしょうか?
モディファイ後のオーナー様は、取り付けたパーツの効果は如何でしたでしょうか?
我々も皆さんと一緒に楽しませていただいた1日となりました。今回の走行会で車に関する質問や、ドライビングに関するご質問などありましたらお気軽に弊社スタッフまでお申しつけ下さい。

次回イベントも皆様の参加をお待ちしております♪

         

クラブウィザム 春のツーリング開催決定!

毎年恒例の春のツーリングを、今年も開催いたします。
日程は4月19日(土)~4月20日(日)、1泊2日での開催となり、今回は長野県方面を予定しております。
現在、ブリティッシュライトウェイトスポーツカーを存分に楽しめるルートを計画中ですので、お気軽にご参加いただければ幸いです。

スプリングツーリング2025の詳細はこちら

Mk3 ELISE S 走行会仕様にバージョンアップ


今月22(土)に開催する袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催する走行会に備え、前々よりオーナー様とモディファイプランを練っていましたが、この度オーダーをいただき、作業開始です。

今回のメニューは、
・アラゴスタ別タンク式3WAYサスペンションシステムに交換
・リヤトーリンク補強バー装着
・アライメント
・バケットシートに交換
等になります。

まずはアラゴスタサスペンションの交換からスタートです。
弊社がLOTUS CUP JAPANのレースカーでも使用していたサスペンションになり、データも豊富にあるモデルとなります。まずは基本的なセットで取付、今後オーナー様の好みに調整を詰めていきます。

作業はスタートしたばかりですが、完成を楽しみにお待ちください。

Mk3 ELISE R リフレッシュ&スポーツ走行会仕様へ


春のサーキットシーズンに向けてMK3 ELISE-Rのリフレッシュ&バージョンアップ作業のご依頼をいただきました。

まずは、以前から気になっていたと言うスポーツ走行時のミッションの入りを改善すべく、ミッションのオーバーホールを実施。全体的には綺麗ですが、一部劣化しているパーツは交換致しました。
ミッションのオーバーホールと合わせて、LSD、フライホイール、クラッチディスク&カバーを同時に交換致しました。
更に、オイルパンをバッフル付きに交換。

サスペンションはオーリンズ1WAYタイプが装着されていましたが、状態の把握も含めてこちらもオーバーホールを行うことに致しました。

また、サーキット通いの頻度が増してきた為、安全の為リヤトーリンク補強バーを追加させていただきました。リヤのスフェリカルにダストブーツが取り付けられ補修パーツもラインナップされているLOTUS純正パーツをチョイス。EXIGE-S(2ZZ)に標準装着されていたパーツで信頼性の高いパーツになります。

今後のスポーツ走行が楽しみになりますね♪
作業完成をもう少しお待ちください!

【番外編・夜の部】Ford Night!Cortinaメンテナンス


閉店後のFACTORY風物詩となっているのは原田のFord Escort Estateのメンテナンス作業です。近況をブログでご紹介出来ていませんが、現在第二形態の安定期に入りすこぶる調子が良い状態です。折を見て現状をご案内できればと考えています。楽しみにしていただいている読者は少ないかもしれませんが、お楽しみに(笑)


さて、今宵Ford Nightの主役は先日のK4GPで大活躍だった勝俣メカニックの愛車1964年式のFord Cortina Superです。自分の年齢の倍以上の車を所有し楽しんでいる姿は嬉しくもあり、頼もしくもあります。

60年代の英国レースシーンで活躍したCORTINA LOTUSは現在でもクラシックカーレース等で見かける事はありますが、4枚ドアのスタンダードモデルは日本では大変珍しい1台になります。

英国Fordは日本ではマイナーなイメージがありますが、走ると楽しいほど良いサイズの車が多く、イギリスでは愛好家が多いメーカーになります。
CORTINAやESCORTは60年代、70年代の代表的なモデルと言ったところでしょうか。

さて、今回の作業はミッション脱着、クラッチ交換の為のパーツ選定がメインとなります。ヒストリック車両に精通した濃野メカとFord系のメンテナンスを得意とした柳メカのアドバイスの元、手際よく作業は進められていきます。
大きなトラブルもなく、無事にミッションが外れました。現在の車なら先にパーツを手配して、即交換となりますが、現物を確認して適合したパーツを選定し、パーツを探す為、時間が少々余分にかかります。

本日の作業はここまで。
後日必要パーツを選定して、パーツの発注をしたいと思います。
やりたい作業は山ほどあるようですが、ヒストリックカーの道は1日にしてならず!1つ1つ対応して、造り上げる楽しみを感じて欲しいですね。(原)