JCCA 筑波ミーティング・エンデュランス 参加者募集中!

JCCA TSUKUBA MEETING ENDURANCE

JCCA TSUKUBA MEETING ENDURANCE
来る10月20日(日)に日本クラシックカー協会主催(JCCA)が開催するイベント、『JCCA 筑波ミーティング・エンデュランス』「外国車スポーツ走行枠」の参加者を募集いたします!

クラシックモデルが走れる数少ないイベントで、本格的なスポーツ走行というよりは、あくまでも愛車のクラシックカーで「サーキット走行を体験しよう!」的な走行枠ですので、初心者の方も大歓迎です。
また、クラシックカーのイベントですので、全国から様々な車両が集まります。クラシックカー好きの方なら、走行以外でも色々楽しめるイベントです。

参加車両は1979年までの車両がメインとなりますが、同型ならそれ以降の年式でもOKですので、モーガンやクラシック・ミニならほぼ年式不問で参加可能です。
また、ケータハム・セブンもワイドトラック装着車等、本格的なサーキット仕様のモデルを除けば基本的に参加可能ですので、キャブ世代やRoadsport、SEVEN160、270などで、ぜひお気軽にご参加ください。

CATERHAM リアウィングプロテクター交換

Roadsport 200のストーンガード(CATERHAMでは「リアウィングプロテクター」と呼びます)を、ステンレス製からカーボン製へと交換いたしました。フロントタイヤが巻き上げた小石からリアフェンダーを守るパーツです。

古いストーンガードはリベットをドリルでもんで取り外します。新品のストーンガードにも穴は開けられているのですが、リアフェンダーの穴位置とは合わないため、フェンダーに新たに穴開けが必要です。

ずしりと重い取り外したストーンガードを試しに秤に乗せてみると、左右で1,250g!(写真は右側のみ) 
それに対してカーボン製は左右で200gとわずか1/6。今回は軽量化を狙ったわけではありませんが、1kgも軽くなりました。

エッジモールをコーナーに合わせて加工し、慎重に取り付けて行きます。

ウィンドスクリーンやヘッドライトがブラックでまとめられたセブンにはカーボンのストーンガードがよく似合いますね。よりスポーティな印象になりました(^ ^

LOTUS DAYの準備はお済みですか?

本日よりFACTORYも通常営業です。

お休み明け1台目のご入庫はELISE Mk1。
来月のLOTUS DAYに向けて、油脂類交換(エンジン/ミッションオイル・LLC・ブレーキ/クラッチフルード)とタイヤ交換のご依頼です。


9月8日のLOTUS DAYまであと3週間となりました。スポーツ走行にエントリーされている方は、万全の体制で臨めるよう愛車のメンテナンスをお忘れなく!

今ならばまだFACTORYには空きがございます。入庫のご予約はお早めにどうぞ。

EXIGE-S V6 ALTドライブベルト交換

車検でご入庫のEXIGE-S V6のオルタネータードライブベルトを交換いたしました。

こちらがドライブベルト。オルタネーター・ウォーターポンプ・ACコンプレッサー・スーパーチャージャーを1本の長いベルトで駆動しており、万が一破断すると、身動きが取れなくなってしまいます。

ヒビ割れなど、顕著な劣化は見られませんでしたが、ベルトのスリップに関するエラーが記録されていたため、交換させていただきました。新品と比較してみると、少し硬化しているようでした。

LOTUSでは36,000mile(≒58,000km)または4年に一度、早い方のインターバルで交換が推奨されています。普段は目に触れない忘れがちな部分ですが、定期的な交換がお勧めです。

ヘッドライト&フロントガラスをリフレッシュ!

ELISE Mk2以降のヘッドライトは経年による劣化でくすんできたり、黄ばんできますが、アッセンブリーでのパーツ供給しか無いため、カバーのみの交換が出来ません。Mk3世代のELISEも同様にヘッドライトがくすんできている車両も少なくありません。

車検でご入庫のこのELISEは、とても大切にお乗りいただいており、素晴らしいコンディションを維持しています。しかしそれでもヘッドライトは黄ばんでうっすらと曇ってきていましたので、今回は車検と合わせてボディコーティングとヘッドライトのポリッシュをご依頼いただきました。

これがボディコーティング&ヘッドライトポリッシュ後の状態です。弊社のスタッフが新車と見間違えてしまうほどに輝きを取り戻しました!実車をご覧いただくのが一番ですが、写真からでもその輝きと透明感が伝わるかと思います。

そしてこちらも車検でご入庫のELISE。フロントガラスがなんとなくクリアではないというご相談でしたので、ガラスの研磨と撥水コーティングをご提案させていただきました。

長年使用しているとフロントガラスにはワイパーが引きずった砂等で細かいキズが付きます。浅いキズであれば、研磨することでほとんど目立たなくなります。

写真ではお伝えしづらいのですが、目立っていたワイパー傷が消え、クリアになりました。フロントガラスが綺麗だと気持ちがいいものです。

整備と一緒に見た目もリフレッシュすると、より一層愛着が湧きますよ(^^ ぜひ車検整備や点検と合わせてご検討ください。

SEVEN 160 TV撮影!

先日、TV番組撮影の為、千葉県某所へ行ってまいりました。
今回オファーをいただいた車両は、CATERHAM SEVEN160 です。

番組名は放映までのお楽しみとさせていただきますが、弊社のブログをご覧いただいている方なら、観ている方も多いかもしれませんね♪

午前は車の各部をインサート用に撮影し、午後から本編、ゲストさんによる試乗の模様を撮影しておりました。トークも盛り上がっていた様子ですよ。さぁ、この SEVEN160 に乗るのは誰なのか? 気になりますね・・・?

放送予定は今年秋頃とのことですので、お楽しみに!

FORD ESCORT MK,1 リフレッシュ第一弾完了

7/7(日)に行われたJCCAさんのTSUKUBA MEETING内の走行枠OVER SEA RUNにターゲットを絞って、閉店後コツコツ1ヵ月掛けてESCORTのリフレッシュを行ってきました。そして無事に作業も終了しTC2000を走行して来ましたので遅ればせながらレポート致します。

リフレッシュ後の車両写真はこちら!

ムムム?何も変わっていないように見えますね(笑)
それもその筈、今回の作業の大きなポイントをあげるならば、、、
①劣化したブッシュ類の交換
②劣化した配線関係をリフレッシュ
この2点がメインとなり、外観はほぼ変わってないんです。

原田的には、本来のESCORTの姿から大きな変更せずにリフレッシュさせ、それでいてスッキリまとめたい!と言うのが今回のイメージでした。そして今回の作業でイメージどおりに仕上がり大満足な状態に仕上がりました。
今後、ESCORTを購入時から思い描いていたマイペースでもスポーツ走行が出来る仕様に仕上げていきたいとも考えています。

作業内容としては今回、ほぼ全てのブッシュを交換した事で、とても乗り味が良くなってくれました。ブッシュ交換の重要性を再認識。前回前後サスペンションをリフレッシュしていたのですが、それよりも効果(相乗効果もあり?)を感じ取る事が出来ました。

エンジンルーム内にはこの度ストラットタワーバーを新設しましたが、エンジンルームの雰囲気を崩してしまうので取付に悩みました。。。取付後はフロントの剛性が増した事が感じられ「良し」と思う事にしました(笑)
画像では分かりにくいですが、エンジン―ム、室内の配線を全て最適化した為、余計な配線が無く、スッキリしました!!

ライブアクスルの泣き所でコーナー時にアクスルが左右にズレてしまう症状(ブッシュが完全にダメになっていた為か、、、)を感じていたので リヤサスペンションにラテラルロッドを追加しました。

そしてこちらが走行会の画像です。
画像はWebCGさんの記事でカッコ良く紹介されていたので使わせていただきました。新調したホイールがカッコイイな(^^♪
色々手を掛けてきた車が、このように紹介されると、いち車好きとして嬉しいですね。


内容が多岐にわたるので今回の作業を個人的な記録を兼ねて記載。
エンジンルーム
・オイルキャッチタンク新設 ・強化オイルポンプ
・ブレーキライン取り回し変更 ・B&Cホース交換
・ストラットタワーバー ・電磁ポンプ移設 E/Gルーム→トランク
・オイルクーラー新設 Mocal 11段 ホース5/8
・ヒーターホース取り回し変更 ・強化スターター
・ステアリングシャフト延長及びスプライン強化
・ステアリングジョイント交換 ユニバーサルタイプ
・配線類引き直し (ほぼ全配線状況確認、ルート変更及び間引き、FUSE&リレーボックス新設、12v線新設、アース線新設)

ボディー関係
・STEELホイール 4本新品交換 6J+16
・ブレーキディスク交換(プレーン→ベンチレーテッド)
・ブレーキキャリパーOH及びベンチ仕様
・アジャスタブルロワアーム(ピロ)
・強化ステアリングラックマウント ・強化スタビブラケット
・リヤリーフスプリング用シャックル
・リヤラテラルロッド 新設

ブッシュ類
・エンジンマウント左右 ・タイロッドエンド左右
・ステアリングラックブーツ
・スタビライザーブッシュ ・TCAブッシュ
・リヤバンプストップラバー ・リヤシャックルブッシュ
・リーフスプリング 前後ブッシュ
・リヤトレーディングアーム 前後ブッシュ
・リヤショックTOPブラケットブッシュ


上記以外にも実際には色々と変更していますが、思い出せる範囲と言う事で(笑)
まずは第一目標にしていた「サーキット走行をしてみたい!」を無事にクリアする事ができました。
今回作業に付き合ってくれたメカニックの内藤君、そして、無理を言ってFACTORYスペースを確保してくれた全てのスタッフに大変感謝です。直接言うのは恥ずかしいのでこの場でありがとう!と言っておきますね。
とても走りが良くなってきたので、今度はエンジンをいじりたくなって来ましたよー(^^♪

MORGAN Plus4 ステアリング交換

本日はMORGAN Plus4のステアリング交換作業をご紹介します。

MORGANのコックピットといえば、ウォールナットのメーターパネルに
ウッドリムのステアリングを思い浮かべますが、現行MORGANのステアリングはブラックレザーを巻いたものが標準です。

取り外し作業中のノーマルステアリング。シンプルで悪くはないのですが、少し寂しいですね。今回はモトリタのウッドステアリングに交換です。

こちらが装着するモトリタと専用ステアリングボス。特徴的な造形のアルミ無垢のボスはポリッシュ仕上げでとても存在感がありますね。マイナスネジの頭の向きを揃え、キズを付けないように細心の注意を払いつつ、ボスに組み付けていきます。

早速車体に組み付けてみたのですが。。。美しいステアリングボスが半分以上隠れてしまう上に、コラムカバーとの間に大きな隙間が出来てしまいます。モトリタボス用のコラムカバーが存在するのではないかと調べてみたのですが、どうやらこの状態が標準仕様のようです。もちろん機能上なんら問題はないのですが、Witham Carsとしてはこの状態でオーナーにお返しするのは気が引けます。

多少の手間と時間がかかっても、美しさにはこだわりたいところ。オーナーにご相談して隙間を塞ぐプレートを製作させていただくことにしました。まずはボス全体が見えるようにステアリングコラムカバーを短くカットします。

上下のステアリングコラムカバーとボスの隙間に合わせ、型紙を作成して樹脂の板からプレートを切り出します。製作したプレートをコラムカバーに取り付けたものが以下の写真です。

最後に塗装をして仕上げて取り付けると、ボスが隠れずにコラムカバーとの隙間も出来ません。4枚目の写真と比較すると、違和感なく仕上がったと思います。
国産車と違ってすんなりとパーツがつかなかったり、一工夫必要なことも多々ありますが、そのような場合も柔軟に対応いたします(^^

EVORA GT 410 入庫!

Witham Cars Factoryに新車のLOTUSのフラッグシップモデル、EVORA GT410 SPORTが2台入庫してまいりました!

GTモデルであるEVORAをベースにカーボンファイバー製コンポーネントによる軽量化、運動性能の向上が図られたモデルです。今回入庫した2台はボディカラーだけでなく、装着オプションも異なりますので少しご紹介いたします。

ロータスアニバーサリーブルーのEVORAは左ハンドルの2+2シーター、ダークメタリックグレーのEVORAは右ハンドルの2シーターです。

こちらがリクライニング付きのスパルコ製ブラックアルカンタラスポーツシートを装着した2+2シーターのインテリア。GT410は2シーターが標準、2+2はオプション設定となっています。2+2のリアはこのような簡易的なシートが装着されています。

そしてこちらは標準仕様の2シーターのインテリア。GT410は贅沢にもホールド性抜群のカーボンシェルのセミバケットシートがストック状態で装着されています。そしてリアはネットで仕切られたラゲッジスペースです。

ホイールも超軽量鍛造ホイールが標準装備で、デザインは2種類から選択可能です。こちらはEVORA 400デザインのシルバー超軽量鍛造10スポークアルミホイール。スポーティな中にもエレガントな雰囲気のホイールです。

こちらはEVORA SPORTデザインのマットブラック超軽量鍛造10ポークアルミホイール。足元が引き締り、よりスポーティな印象です。

右のEVORAはマフラーのテールエンドの色が異なるのがおわかりいただけるでしょうか。青く焼けたようなテールエンドのマフラーはオプションのチタニウムエキゾーストです。このオプションのみで10kgの軽量化となります!

各後輪の後ろにあるのは、リアホイールアーチから高圧の空気を送り出すエアダクト。EVORA400と比べるとリア周りは丸みを帯びてグラマラスになりましたね。

これからFACTORYで納車整備を進めて参りますので、納車まで楽しみにお待ちください!

KTM X-BOW R まもなく納車

FACTORYのリフトの上ではご成約いただいたKTM X-BOW Rの納車整備の真っ最中です。

バイクでよく知られたKTMとはいえ、1台目に作った車とは思えません。キスカデザインによる奇抜なデザインのボディついつい目が行ってしまいますが、こうして細部まで診て見ると、その完成度の高さには目を見張るものがあります。

普段は取り外さないノーズも取り外し、清掃しながら点検を進めていきます。

リアのカーボンパネルを外すとエンジンがあらわになります。300psを発揮するAUDI 2.0Lターボエンジンを、わずか790kgの車体に搭載しています。


あとは前後のタイヤを新品に交換してリフレッシュし、ボディコーティングをして作業は完了となります。

今週の終わり頃に関西の新しいオーナーの元にお届け予定です。納車までもう少々お待ち下さい!