今日は生憎の雨模様でした。お出かけの予定があった方も多かったのではないでしょうか?ロータスに乗るには良い季節ですからガッカリでしたね・・・
さて、FactoryではEVORAの修理が行われています。
フロントクラムシェルの脱着準備風景です。
格闘の末、無事外れました。
お客様の大事な愛車にキズを付けないよう細心の注意を払い、
作業します。
ココで発見!!
噂のアルミ製アッパーアームになんとロータスのロゴマークが!
よく見ればアルミ製ロアアームにも刻印が!!
外から見えないところにもロゴマークがあります。
見えないオシャレですね。
ではまた。
Check!チェック!!ちぇ~っく!!!
久々のFactoryの更新です!
相変わらず厳しい暑さが続きますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
今日もWitham Cars Factoryでは優秀なメカニックがお客様の愛車のために日夜作業に励んでいます。
コレはホンの一例ですが、完成検査後のショット。実は写真の車両、一般整備で入庫中、作業後のメカ長直々の完成検査により、リアのディフューザーエッジングストリップが剥がれていたのを発見!
即手直しをしているところです。このように、Withamではご用命以外の部位についてもしっかりと確認、作業をさせて頂いております。安心、安全はWithamから!
NEW ELISE CUP CAR 遂に完成!
今年もいよいよLOTUS CUP開催まで1ヵ月をきりました。
ウィザムカーズ・ファクトリーではNEWエリーゼのCUPカー製作を行っていますが、遂にNEWエリーゼCUPカーとしては1号車となる車両が完成致しました。
スターライトブラックにゴールドラインがJPSまたは、ロータスルノーを連想させ、今年のレースを期待せずにはいられなくなります。
今後カッティングシートで、更なるレースカー仕立てにして行く予定です。
さて、NEWエリーゼCUPカーはスポーツ志向のNEWエリーゼオーナーさんには気になるポイントも多いと思いますので、少しづつブログで紹介していこうと思います。
今回原田の目に留まったのは命を守るシートベルトです。
シートベルトと言えば代表的なメーカーが数社思い浮かぶ方も多いかと思いますが、LOTUS CUPで採用されたのはTRSになります。
皆さんご存知でしょうか?
レース経験者の方は知っている方が多いと思いますが、英国のモータースポーツでは超メジャーなハイクオリティーシートベルトメーカーです。
英国車に乗っていて知らないともぐりですよ(笑)
詳細は近日パーツページにてご紹介致します。
お楽しみに!原
USED CAR情報 GINETTA G12 288馬力!
From factory
2010 111CUP シリーズチャンピオンカーの2ーELEVENが、いよいよ今年のレースに向けてメンテナンスに入って来た。主立つような不具合はないようだが、インタークーラーあたりから異音がするというので確認したら、そのステーからビビリ音がしていた。このプレートは2枚構成になっていて、スポット溶接で簡単に接合されているので、振動でその付近からクラックが入り、2枚のプレートは分離しかけていた。
新しい部品を取り寄せるのがセオリーですが、対策がされていなければまたクラックが入ってしいます。このようなことが最新型のELISEでもまったくないわけではありません。エンジンマウントにクラックが入ることも数台であありますが過去にありました。旧車を扱う当店は、TIG溶接機を常備していて、応急、又は補強を兼ねた溶接を得意としております。
この画像は補強を施した後のインタークーラーのステーです。地味な部分ではありますが、大切な部品の一部です。さて、次はどんなチューニングをするのやら。
From factory
これはELISE S(1ZZ)のカムフォロワー(タペット)。なんとメカタペ!バリアブルカム機構が主流だが、クリアランスをいちいち計測してまた分解してなんて、メーカーで本当にしているのだろうか。いやいや実際に計測すると、範囲内なので安心してください。
昔のエンジンはシムで調整していたのに、これはカムフォロワー自体に厚みがあり(数字が厚さを示している)、フォロワー自体を交換するという調整になりますが、微妙な厚さが欲しい時、シムは削ることができるが、これは無理でしょうね。
エンジンを組立るのは基本が大切です。特にチューニングにこだわらなくても、分解してしっかり計測して、メタルなどを適正値のものに交換し、ボルトを規定値で組立てるだけで、エンジンはみちがえるほどよく回るようになります。いずれその時がきます。いずれ、その時がやってきます。
From Factory
毎日寒い日が続きます。
お気に入りのワインディングロードは凍結が続いているようで走れませんし、オープンカーには厳しい季節です。エアコン無しで暑いの我慢して、ヒータージャケットで寒いのをしのいで、それでも路面凍結にはかないませんね。
それでも、ネガティブには過ごしていられない!そんな時期には大掛かりなモディファイを楽しもう。
というわけで、メカ長、朝一番からストアへ出向き、地下倉庫にある木箱から何かを取り出してきました。どうやら社長がアメリカから購入してきたもの・・。
Kシリーズエンジン!それも4連スロットルが付いてる・・・。
点火方式を見ると、どうやらMK1 EXIGEのようです。
通常、エンジンを保管する場合はGEAR BOXとは分離しているものですが、Kシリーズはミッションつきのまま運ばれたりします。
一度でも持った事のある方なら(そういないか!?)ご存知かと思いますが、本当に軽い!だからミッションごと運ばれたんですね。
ミッションが外され、エンジンスタンドに固定されました・・・。
4スロ、美しいです・・・。
かつてはLUMENITIONのECMを使い、4スロ+ハイカムのチューニングをやってきましたが、最近Kシリーズは大切にされる傾向にあり、ファイン・アッセンブリングが中心です。
今回も、オーバーホールを行いながら、各部品のファインチューニング、バランスを取ったりロジックな組み立てを行っていきます。
まずは、現状を知る。この状態で各クリアランスや圧縮などの測定を行います。
さあ、完成まで楽しいレポートを作りましょう。ご期待下さい。
で、このエンジン、どうするの!?
From Factory
オリジナルG12の納車整備途中経過。クラッチレリーズシリンダーがセンターに位置しているので、ささいなオイル漏れがあってもミッションケースを降ろさなければならないのです。まるで葉巻型のフォーミュラーカーのような構図をごらんあれ!そしてフライホイールの肉抜き、10000rpmも回れば、このぐらいの軽量化が必然なのだろう。
レリーズシリンダーのリペアを終え、分解の時にしか手が入らない部分もきれいにし、その他もろもろのチェックをします。なにせ60年代の車体ですから、サスアームにクラック・・・なんてのも考えらります。
中古車は、いくら年式が新しくても、痛むところに個性が現れます。それが小さな部品であってもこれを外さないと交換できないとなれば、それを外さなければなりません。当社の中古車の納車整備は入念に施し、次のオーナー様に安心を得られるように心掛けております。
From Factory
あけましておめでとうございます。
本年も宜しく御願い致します。
年末年始は毎年なぜだかGINETTA G12の整備が多い。
こちらは年末に完了したDARE G12 YACのエンジン修理
少々のオーバーレブが厄介な事になってしまうYACですが・。
メカタペにすると安心だったりします。
しかし、いつもの事ながら、部品の梱包に使われているCOSWORTHロゴを見るとパッケージのダンボールすら捨てられない・・・。
オイルポンプのプーリーにも旋盤で切削の後にスチールを圧入。
こうしておけばオイルシールのリップに負けてしまう純正プーリーでもOK。
ついでにオイルシールの高さも変更。細かい作業だが、ココのオイル漏れはベルトで飛び散らかしてしまうから厄介。事前に加工しておきたい箇所の一つである。
こちらはCVジョイント交換。片側のジョイント破損により走行不能になってしまった。
ついでに万が一の時の為に牽引フックを製作。
通勤にも使われる!G12なので、久しぶりにスパナチェックも行います。
オリジナルのG12も作業開始。完成が楽しみな1台である。
このシャーシーの取り方は初めて見るスタイル。
オリジナルG12はそれぞれ特徴がありいつも興味深い。
当時は手に入らなかったモノ。オリジナルスタイルに忠実にチョイスされたモノ。
パフォーマンスを重視したパーツもあれば、見た目重視で選ばれたであろう部品。
もちろん手に入らなかったから創意工夫の中で製作されたパーツも。
そういう修理の背景や設計意図を理解する事も実に面白いのだ。
「こいつヒマ人だなぁ..」なんていう拘りの一品を見つけたりすると、後世に残したメッセージに感じる事もある。
キットカーは素晴らしいのだ。もちろん逆もあるんですが・・・。
NEWエリーゼ ナンバーステー完成!
12月に入り2011年モデルNEWエリーゼのデリバリーが遂に始まりました。
そうなると、、、、ウィザムカーズもオリジナルパーツの開発を徐々に行いたくなってしまいます。
第一弾は、お約束!!ナンバーステーです。
ELISEやEXIGE、EUROPA-Sなど、ニューモデルの登場と同時に、ナンバーステーもバリエーションを増やして来ましたが、今回も日本初?となるNEW-ELISE用のナンバーステーが完成しました。
ノーマル状態ではフロントクラムシェルとは別体のイギリス・ヨーロッパ用ナンバーステーに更に日本用ナンバーステーが取り付けられています。デザイン的にもっとスッキリさせる為に、ウィザム・オリジナルステーを取り付けます。
もちろん今回も既存のボルトを応用することにより、 ボディカウルへの加工は一切不要です。万が一走行中にナンバープレートが接触した場合も、ボディへのダメージが最小限になるように、プレートの固定方法にもこだわりました。
牽引フック等を使用しないため、前方への突き出しが少なくボディカバーも使用しやすい設計になっています。
ウィザムステーは、高さと角度を試行錯誤の結果、絶妙な位置に設定しました!!
是非、ニューエリーゼのチョットしたアクセントとして如何でしょうか?(原)