Used Car 入荷速報 – FORD ESCORT Lotus Twin Cam –


2022年最初のご紹介するUSED CARは英国FORDを代表するクラシックモデル ESCORT MK1 TWINCAMです。
Witham Carsをよく知る方は、そうあの車両になります。
ESCORTは英国FORDが作ったモデルとなります。
当時はモータースポーツ(レースやラリー)シーンで活躍する事がそのモデルの売れ行きに大きく左右する時代でもありました。
ESCORTも多くのモデルがあり、その中でも最初のスポーツモデルとして登場したのが、このLOTUS TWIN CAMモデルとなります。
1960年代でTWIN CAMと言えばごく一部のスポーツモデルにしか搭載されていなかった時代です。そんな時代にサルーンボディーにTWINCAMを搭載した事は衝撃的だった事でしょう。しかも、そのエンジンは当時レースで密接な関係を築いていたLOTUS製の物となれば尚の事だったかと思います。

はい、そうですLOTUS TWIN CAMを搭載しているとなればLOTUS屋さんの出番となるわけです(笑)


エンジン以外でも小型で軽量なボディーはバランスに優れ、当時のレースシーンでも輝かしい成績を残してきたモデルとなります。
現在でもイギリスではとても人気の高いスポーツサルーンとなっています。


エンジン以外でも小型で軽量なボディーはバランスに優れ、当時のレースシーンでも輝かしい成績を残してきたモデルとなります。
現在でもイギリスではとても人気の高いスポーツサルーンとなっています。


さて、ESCORTの基礎知識がついたところで今回の車両に戻ります。
外観は後のスポーツモデルRS仕様のワイドフェンダーにされてしまう車両が多い中、スタンダードなフェンダーラインが今となっては新鮮な外観となります。前オーナーは外観や、インテリア等は大きく変えずノーマルな雰囲気を重視したモディファイを行い、機関に関しては普段使いも出来、スポーツ走行にも耐えれる仕様に仕上げて参りました。
現在は普段使いは勿論、年1~2回のサーキットランやツーリングを楽しめる車になりました。
FORD ESCORT TWINCAMは非常に珍しく、貴重なモデルとなっています。是非クラシック・スポーツ・サルーンをお探しの方にはおススメです!
整備&モディファイポイントは多岐にわたりますが、前オーナー時に実施した作業の一部ご紹介いたします。

【外装】
ヘッドライト ハロゲンタイプ交換
ヘッドライトリレー増設【サスペンション】
フロント ショックアブソーバーインサート交換(ビルシュタインタイプ)
フロント コイルスプリング交換 バネレートUP及びダウンタイプ
リヤ サスペンション交換(減衰力調整タイプ)

フロント トラックコントロールアーム(TCR)交換(アジャスタブルタイプ)
フロント TCRブラケット 強化ダブルワイド品交換
フロント スタビライザーブッシュ交換
ステアリングシャフト 交換及び延長加工
ステアリングシャフトユニバーサルジョイント 強化品交換
ステアリングラックマウント 強化品交換
タイロッドエンド 左右交換
ハブベアリング 交換
フロント スタッドボルト ロングボルト交換

リヤ トレーディングアームブッシュ 前後ブッシュ 強化品交換
リヤ リヤショックTOPブラケットブッシュ 強化品交換
ラテラルロッド 追加加工
ホーシングブラケット 強化品交換
リヤ バンプストップラバー 新品交換
リーフスプリングシャックル 片側交換
リーフスプリングブッシュ 強化品交換

【ブレーキ】
ソリッドブレーキディスク→ベンチレーテッドディスク交換
ブレーキキャリパーOH及びベンチ仕様ワイド加工
ステンレスメッシュブレーキホース
フロント ブレーキパッド フェロードDS2500
サイドブレーキケーブル 新品交換

【エンジンルーム】
ストラットタワーバー
エンジンルームハーネス製作
アースケーブル新設
ドライセルバッテリー オデッセイ680
強化エンジンスターター交換
電動ファン増設
オイルクーラー新設 Mocal 11段 ホース5/8
オイルキャッチタンク新設
オイルポンプ強化加工
エンジンマウント強化品交換
デスビキャップ、ローター、プラグコード 交換
WEBERキャブレター DCOE45→DCOE40 交換
WEBERキャブレター O/H
ウォーターポンプ交換

【エンジンルーム】
エンジンヘッドOH及びビッグバルブ化

【電装品】
オリジナルタコメーターO/H及び電圧タイプへユニット交換
エレクトリックフューエルポンプ取付
配線類引き直し (ほぼ全配線状況確認、ルート変更及び間引き、FUSE&リレーボックス新設、12v線新設、アース線新設)
ヒーターコア分解清掃

Tipo Weekend Meetingに参加してきました

こんにちは。
ウィザムカーズファクトリー メカニックの樋口です。

2021/12/11日(土) 埼玉県行田市、古代蓮の里公園にて開催された
「TIPO WEEKEND MEETING」に、今シーズンのLOTUS CUP JAPANを戦った
ELISE SPORTS 220Ⅱと


EXIGE CUP 260で参加してまいりました。

今年一年、車両の製作からメンテナンス、セットアップと共に戦ってきた車両達ですので、今回のような一年を締めくくるイベントに参加できることを感慨深く感じます。

当日は土曜日で下り道路の混雑が予想されましたので、
朝6時30分に自宅を出発、

現地到着は8時頃と「少し早いかな」と思いつつ出発しましたが、
外環、東北道と、高速道路を走るEUROPA、ELISE、SEVEN等 普段では見られない色とりどりなLOTUS達に興奮しつつ現地に向かいました。

途中、お手洗いに(蓮田)パーキングエリアに寄りました。


蓮、と付くだけあって、やはり皆さん立ち寄られていました(笑)

時折LOTUS車両とランデブーしつつ現地に到着すると、既に沢山のLOTUSオーナーさん達で賑わっておりました。

今シーズン、クラブウィザムより、EXIGE-Sにて参戦された#3 高橋選手。納車整備を完了してお届けしたばかりのELISE SPORTS 240 FINAL EDITIONの慣らしのドライブを兼ねてご参加くださいました。

その他にも、EXIGE MK-2 、EXIGE V6 410、LOTUS EUROPA等、

WITHAM CARSのお客様も来てくださいました。

私は車のミーティング等は殆ど参加したことがなく、初めは恐る恐るな感じでしたが、
初対面の方を始め、沢山の方とLOTUSの酸い甘いのお話や、モデファイのご相談、サーキット走行のお話など、
とても充実した楽しい一時を過ごせました。

LOTUS CUPブースでは
LCIのCUP車両を始め、LOTUS横浜さんのclass1.2の車両が展示されておりとても賑やかでした。


写真はロータスのインポーターである株式会社LCI 広報の金村さん。
LOTUS CUPを初め、日々の業務でもいつもお世話になっております。
(日差しが眩しくしかめっ面になっておりますが、笑顔のつもりです。)


こちらは本日のミーティングの主催、そしてLOTUS CUPでも共に戦いましたTipo佐藤編集長。
今年一年頻繁にお会いしていましたが、レースの現場で中々ゆっくりお話する機会がありませんでしたので、改めて自己紹介を含め、クルマ談義をさせていただきました。(笑顔のつもりです。)

お昼に近づき、帰路につく方、そのまま仲間たちとドライブに行かれる方が目立ってきました、

TIPO佐藤さん、LCIスタッフ、関係者の方々にご挨拶をし、私も帰路につきます。

今回ドライブしたELISE SPORTS 220はアライメント等含め、レースユースのセッティングのままですが、下道でゆっくり走っていても、高速道路で流れに乗っていても、突き上げなどの不快感や、クイックな挙動から来る不安感もなく、とても気持ちの良いドライブができました。

普段整備後、テストドライブ等で乗ることはありますが、こうして改めてゆっくりドライブをすると、普段気づけない事にも気付け、とても良い経験になりました。

Used Car 入荷速報 :Ginetta G12

1990年代初頭に日本を震撼させた、「あのGinetta CarsがG12を再生産する」というニュースに心を躍らせた方も多かったと思います。

今回ご紹介するG12は、まさにその再生産初期の車両です。

Ginetta はそののち、様々なブラッシュアップが行われ品質・性能共に向上していきましたが、同時に60年代の輝かしい時代の面影を少しずつ失っていきました。

48台が生産されたオリジナルのG12は、そのほとんどがたぐいまれな性能とキャラクターで各国のスポーツプロトタイプレースで活躍し、”ロータスイーター”として、スネッタートンでのコースレコード樹立など、輝かしい戦績を残しました。現存する車両は極めて少なく、入手することは大変難しいモデルです。

Hewland Mk9トランスミッションとLOTUS TWIN CAM・ラウンドチューブフレームにシングルフューエルタンク、そしてなんといってもナロウボディ。このG12は、まさに1960年代を彷彿とさせるオリジナルのG12といっても過言ではありません。

G12を所有するということはそれなりにハードルが高いことであり、当時から憧れのままで過ごして来た方も多いかと思います。この機会にご検討されてはいかがでしょうか。

SOLD 


Club Witham ブランチミーティングを開催しました

緊急事態宣言明けイベントの第1弾として、11月13日にClub Withamブランチミーティングを開催しました!前回のイベントが昨年9月のナイトミーティングでしたから、実に13か月半ぶりですね。

本来なら紅葉のワインディングを堪能するようなツーリングを企画したいところですが、まだ緊急事態宣言が明けたばかり。どんなイベントにしよう。。。悩みに悩んだ結果、今回は仲間との車談義と美味しい食事をゆったり楽しむミーティングとしました。

Witham Carsからは原田がFORD ESCORT、私・絹川がMORGAN 4/4での参加です。実は自分の車でClub Withamのイベントに参加するのは今回が初めて。参加者のみなさんにはFACTORYでお会いしたことがある方ばかりにも関わらず、緊張しながら会場へと向かいます。

ミーティング会場は栃木県にあるいちごの里です。女性の参加率が高いクラブウィザムのイベントでは、レストランの選定にも抜かりなし。今回のランチは地元食材の料理とデザートが充実したビュッフェです。

貸し切りの駐車場に計20台の英国車が集合!半分以上の方がイベント初参加、そして6組のオーナーがご夫婦でのご参加です。

会場への一番乗りはこちらのSEVEN 270Sのオーナー。スペシャルペイントされたこだわりのボディカラーは注目の的ですね。

MORGANはPLUS SIX・4/4と私の4/4の3台が集まりました!今年の夏に納車したばかりのPLUS SIXのオーナーは夫婦でご参加です。4/4のオーナーは納車から2年弱で既に2万kmを超える距離を走っており、四国までツーリングしているそう。同じMORGAN乗りとして尊敬してしまいますね。

CATERHAMはSEVEN270・Roadsport200・Super Sprint・620Rの計6台。

SuperSprintのオーナーはなんと長野県からお越しくださいました。出発時の気温は2度だったとか。。。遠方よりありがとうございます。

LOTUSはヒストリックのEUROPA Specialを始め、ELISE Mk1から最新のEXIGE SPORT410まで11台が集合!

お腹が空いてきたところでレストランへ移動し、ビュッフェを堪能しました。

お腹を満たした後は駐車場に戻って車談義の続きです。初参加のオーナーもそれぞれの愛車を前にすっかり打ち解け、想像していた以上に盛り上がっていました。顔を合わせてたわいもない話をして笑い合うこの楽しさ、やっぱりいいですね!!ステイホームな毎日ですっかり忘れていた感覚です。

愛車で思うように出かけられない日々が続き、誰かとコミニュケーション出来る機会を楽しみにしていたのは全員同じなんだと思いました。

Club Withamではまだ数の少ないモーガンですが、やはり気になっているLOTUS / CATERHAMオーナーも少なくはないみたいですね。

コロナ禍でオンラインでの飲み会すら珍しくない昨今ですが、実際に仲間と顔を合わせて同じ空間と体験を共有する喜びは画面越しでは味わえないな。。。と改めて感じた一日となりました。ブランチミーティングを通じて新たなつながりも生まれたようです。

来年はツーリング・ミーティング・走行会など、たくさんのイベントを企画しますので、よろしくお願いいたします!

Used Car入荷速報 -LOTUS EXIGE-S PP-

新車から弊社にてメンテナンスを行ってきたEXIGE-S PPが入荷しました!

EXIGE-Sの出力を243馬力まで引上げ、ローンチコントロールやトラクションコントロールなどなどパフォーマンスを強化したPP(PerformancePack)は数が少なく、入荷することは稀な車両です。

※現車確認、商談を希望の方はお問い合わせフォームまたはお電話(03-5968-4033 または 048-423-2404)にてご予約をお願いいたします。

LOTUS 3-ELEVENの冬支度

少し前まで10月とは思えない暑さの日がありましたが、急に寒い日が続くようになりましたね。

FACTORYには、LOTUS 3-ELEVENが冬支度のためにご入庫です。

こちらのオーナーは3-ELEVENでツーリングをメインに楽しまれています。多少の雨も夏の暑さも厭わず、1日800km走ることもあるそうです。弊社で納車した中では一番距離を走っている3-ELEVENではないでしょうか。

容易に脱着出来るビニールレザーのトノカバーを装着した夏仕様。このトノカバーは弊社にて3-ELEVEN用に製作したものです。

今回はLOTUS純正のレーシングトノカバーに換装します。3-ELEVENのレーシーなキャラクターに実によく似合うオプションですが、簡単に脱着は出来ないため熱が篭る夏には向きません。そこで毎年秋、気温が低くなり始めたころに「衣替え」となります。

今週末のロングツーリングに向けて、点検も合わせてご依頼いただきました。しっかり点検・整備してお返しいたしますので、もう少々お待ちください。

CATERHAM SEVEN 480 インチダウン

本日は朝から雨模様でしたが、雨をものともせずにハーフフード+サイドスクリーンでSEVEN 480がご入庫くださいました。

今回の作業はホイールとタイヤの交換。15インチから13インチへのインチダウンです。

初期のSEVEN480の純正15インチホイール。シンプルな10スポークのデザインも捨てがたい魅力があります。

CATERHAM純正の13インチホイールに換装します。Apolloと呼ばれるこのホイールは現行のSEVEN480の標準(15インチも選べます)です。オーナーの強いこだわりでタイヤも英国製をセレクト。CATERHAM純正としても採用されるAVON ZZ-Sです。

今まで履いていた15インチを比較すると、これだけ直径が異なります。バネ下の軽量化にもつながり、軽快な走りにより磨きがかかるのではないでしょうか。

ホイールのデザインだけでなく、リアのリム幅が6J→8Jとなったことで、さらにスポーティな雰囲気となりました。走りも見た目も一新されたSEVEN 480で秋のツーリングをお楽しみください。

13インチということもありメーカー純正ホイールとしてはお手頃な価格ですので、用途別に1セット揃えるのもいいかもしれませんね。取り寄せにお時間がかかる場合もございますので、余裕を持ってご注文下さい。

Used Car 入荷速報 – LOTUS ELISE-S –

状態のよいELISE-Sが入荷しました!走行距離はまだ11,300㎞。新車より弊社にて継続的なメンテナンスを行ってきた車両で、つい先日メンテナンスを終えたばかり。すぐにでもお乗り出し頂ける1台です。今年は秋はELISEでツーリングを楽しまれてはいかがでしょうか。

ELISEはこのところ特にお問合せが多く、詳細をご案内する前にご成約となってしまうこともしばしばです。ご検討中の方はまずお問合せください。

※現車確認、商談を希望の方は必ずお問い合わせフォームまたはお電話(03-5968-4033 または 048-423-2404)にてご予約をお願いいたします。

CATERHAM SEVEN270Sの新車納車整備-3

各部の点検と並行して、ETCの取り付けを行います。

走りを楽しむために最低限の装備のみを備えたSEVENですから、必須装備のETCとはいえ、可能な限り目立たないように配慮します。

アンテナは専用ステーを製作し、ラジエター後ろに設置します。ボンネットを外してもアンテナは目に触れません。

本体は室内のバルクヘッドに固定することで、一見してETCが取り付けられていることがわからないように取り付けています。

より簡単な方法もありますが、こうしたひと手間の積み重ねが大切と考えています。