気になるパーツはお早めに。

久しぶりにRover世代のELISE用のブレーキ/クラッチペダルアダプターをご注文いただきました。

ボルトオンでペダルの高さを25mmプラスすることが出来ます。流石にRover世代のELISEオーナーも少なくなってきたため、最近は殆どご注文いただくことがありませんが、人気があったパーツです。

このペダルアダプター、まだ生産はされているようですが、需要も減っているためいつまで入手可能かわからないようです。Rover系に限らず、LOTUS用のアフターパーツは生産数が多いものではありません。あとで後悔しないためにも、気になるパーツは早めに買っておいた方がいいかもしれませんよ(^^

LOTUS EXIGE Mk1 コンプリートメンテナンス3

現在納車整備進行中のEXIGE Mk1ですが、先日オーナーがご来店下さり、担当メカニックの内藤より、各部の状態や今回の整備内容についての詳細をご説明させていただきました。大変喜んでいただけたご様子に、我々もホッとしました。残りの作業にもさらに力が入りますね。

今回はシリンダーヘッドガスケットの交換です。

EXIGE Mk1・SPORT ELISE・340R等、ハイパフォーマンスモデルに搭載されるVHPDエンジンのシリンダーヘッド。

バルブ径やタペット等の仕様だけでなく、細かな違いがあります。ウォーターラインの赤矢印の部分は、通常のヘッドがバリが残ったままになっているのに対し、VHPDヘッドは綺麗に削り取られています。これはバリが気泡の原因となるためです。

手に持っているのがヘッドガスケット。赤いシール部分の劣化により、LLCとエンジンオイルが混ざり、ヘッダータンクに油が浮く・エンジンオイルの乳化といった症状が現れます。Rover Kエンジンの弱点の一つですので、EXIGE・ELISEオーナーは時々チェックしてあげてください。

同時にタイミングベルトと

ハイドロマウントも交換。ここまでやっておけば、当分は安心してお乗りいただけると思います。

さて、コンプリートメンテナンスの作業も大詰め。まもなく試走が出来そうです!

SEVEN 270R カーボンプロテクター&デカール

点検・整備が完了したSEVEN 270Rにオプションパーツを取り付けていきます。

まずは今年発売された純正オプションの”Bow tube protector”。乗り降りの際に擦れやすい写真の部分を守るという機能はもちろんですが、カーボンの織目が見た目のアクセントにもなるパーツです。

シートを取り外し、リベットをドリルでもんで行きます。リベットを除去したら、プロテクターを仮組みしてフレームの穴に合わせて穴あけ加工。さらにトノカバーのボタンに合わせて、プロテクターを切削し、最後に接着した上でリベットで固定すれば完了。シンプルですが、取り付けにはなかなか時間を要するパーツです。

ケータハムのパーツは一見簡単そうであっても、実際には穴あけや切削などの加工等、取り付けにノウハウが必要なものも多くありますので、モディファイをご検討の方は専門店にご相談ください。

続いてセンターストライプとサイドストライプ。まずはボディにのせてデカールを載せてバランスやカットする位置を確認。

空気が入らないよう、慎重かつ丁寧に貼り付けていきます。今まで何台ものCATERHAMにストライプの施工は行ってきましたが、それでも最後まで気の抜けない作業です。

いかががでしょうか?ストライプが入ると全体的に引き締まり、スポーティな印象になりました。イエロー&ブラックのコントラストがよく映えますね。

CATERHAMからステッカーパックとして販売されているブラックとホワイト以外にも、ご希望のカラーで製作もいたします。センターストライプのデザインも2本線や1本線も可能です。

今回のように納車前のモディファイはもちろんのこと、車検や点検でのご入庫に合わせて少しずつモディファイを進めていくのもSEVENオーナーの楽しみの一つですね。

納車整備ラッシュ!

現在、ファクトリーは納車整備ラッシュです!

ELISE SPORT-Iは点検・整備が終わり、仕上げの磨きとコーティング中。まもなく全ての作業が完了します。週明けには納車となる予定です。

新車のELISE SPORT-220IIは、ドライブレコーダーやレーダー等の電装品の取り付けを行っています。こちらも作業が終わり次第、磨きとコーティングをして登録となります。予定通り、今週末には納車出来る見込みです。
SEVEN 270Rは2018年式で走行1,000kmほど。このまま納車できるほどのコンディションですが、安心してお乗りいただけるようにしっかり点検をしております。

GINETTA G4はまもなく試走が出来そうな状態にまで仕上がって参りました。雨では試走に出られないので、傘マークばかりの天気予報が恨めしいですね。

EXIGE Mk1の納車整備も作業は順調。まもなくタイミングベルト交換が終わり、こちらも試走出来る状態になる予定です。

お待たせしている分、しっかりと仕上げて納車いたします。

今回ご紹介していない車両も順次作業を進めて参りますので、楽しみにお待ち下さい!

 

 

 

 

 

 

ELISE Mk1 ラジエター交換

最近冷却水がすぐに減るというELISE Mk1がご入庫です。

実はこのELISEは新車からお乗りいただいているワンオーナーの車両。ほぼノーマルの状態を維持しており、初期型の特徴であるアルミディスクローターやアルミエンジンフードも当時のまま。ひと目見てオーナーの愛情が伝わってくるほど大切にお乗りいただいています。

ウォーターホース類はすでにシリコン製に換装済みでしたが、今回はシリコンホースが接続されている金属製のパイプの劣化によるものでした。さらに各部を点検したところ、ラジエターにも漏れ跡が発見され、クラムシェルを取り外してのラジエター交換となりました。

写真はラジエターを取り外した状態。ラジエターはクラッシュストラクチャーに水平にリジッドマウントされています。

下が純正、上が交換するアルミラジエター。製造されてから20年以上、よく今までノントラブルで頑張ってくれたものです。

純正品は樹脂製のタンクがガスケットを挟んでラジエターにカシメられています。このガスケットが経年により劣化して冷却水漏れが発生することが多いのですが、この車両はコアの接合部からの漏れでした。

クラムシェルを外したときにしか出来ない作業ということで、飛び石でレンズにクラックが入っていたドライビングライトも交換します。新品のライトはやはり輝きが違いますね。

ドアを開いた状態でホールドするためのスプリングプレート。運転席側(写真左)は折れてしまっていました。このプレートもクラムシェルを外した状態でしか交換できないパーツです。

現在供給されているプレートは板厚が増し、形状も変更されてたため、割れていなかった助手席も対策品に交換です。ドアのヒンジもグリスアップし、開閉がスムーズになりました。

すべての作業が完了し、あとは納車を待つばかり。これで今年の秋は安心してツーリングをお楽しみいただけます。ELISEに乗り続けられる限り、これからも大切にしてあげてくださいね。

GINETTA G4納車整備

FACTORYの2柱リフトでは、今月納車予定のGINETTA G4の納車整備が連日行われています。

走行距離も少なさ、各部の状態も良さはもちろん、ほぼDAREから出たままの状態を維持している希少な個体です。乗られていなかった車両だけに、走りを楽しむためには細かい所まで時間を掛けて点検・整備を行う必要があります。






GINETTAもWitham Carsの得意とするところ。もう少しお時間がかかりそうですが、その分G4本来の楽しさをしっかりと体感していただける1台に仕上げます!

本日ウィザムカーズ両店舗とも通常通り営業中!

営業中

営業中
昨日は関東地方も台風直撃となりましたが、皆様大丈夫でしたでしょうか?
大型の台風19号が通り過ぎ、本日はウィザムカーズ両店舗とも通常通り営業しております。
現在台風一過の晴天となっておりますが、まだ風は強い状況ですので、ご来店の際には、お車の運転などお気をつけてお越しください。

EXIGE-S V6 の登録に行ってきました

Witham Cars のローダーは、1ヶ月の半分以上は新車・中古車の登録や納車などでいろいろな場所を走っています。

先日はEXIGE-S V6の登録のために川崎陸運局へ行って参りました。

川崎市は東西に長く、最西端にお住まいの方も自働車等の登録をするためには、最東端に近い陸運局まで行かなくてはならず、これが結構遠いんですね。

各地の陸運局はそれぞれ雰囲気が違っていて、それも私には楽しみの一つでもあります。

川崎は静かで落ち着いた雰囲気の陸運局です。

トランスポーターを停める場所を確保し、そして登録。いつもやっていることとはいえ、無事に登録を終えて車検証を受け取るまでは落ち着きません。

こちらの EXIGE-S はELISEからお乗り換えいただくお客様の車両です。秋のツーリングを目一杯楽しめる、最高のタイミングでの納車となりそうです。

WithamCarsのローダーとすれ違ったり、見かけたりすることがあるかもしれません。見かけたらぜひ声をかけてくださいね。

LOTUS EXIGE Mk1 コンプリートメンテナンス2

EXIGE Mk1の納車整備続き。今日はドライブシャフトブーツ交換です。

一見大きなヒビ割れはありませんでしたが、サイドからグリスが漏れてきていました。CVジョイントやドライブシャフトはLOTUSの走行性能を支える重要なパーツですので、新品に交換しておきましょう。

分解したら古いグリスを綺麗に清掃し、各部に異常な磨耗やキズがないかを点検していきます。幸いこの車両には問題は見られませんでした。

奥が新品のドライブシャフトブーツ。右ドライブシャフトのインナー側のブーツは、高温のエキマニが直下に位置しており、他の箇所に比べて劣化が早い傾向にあります。

製造された年代を考えると、ローバー世代のLOTUSはO/Hや交換が必要な箇所がいろいろと出てくると思います。なんか変だな?と思ったら、早めにご相談ください。

Ginetta G12

Witham Cars 今週最後のお仕事は車検整備が完了したGINETTA G12の納車でした。

納車の日の朝、最終調整と試走を行い、万全の状態でオーナーのお迎えを待ちます。



こちらのオーナーはELISE・EXIGE-S V6・SEVENと乗り継ぎ、現在はワインディングやサーキットを楽しむGINETTA G12と日常的な足としてのRover Miniの2台体制でライトウェイトスポーツカーライフをお楽しみいただいています。

今年のオータムラリーはG12でご参加いただけるとのこと!そうそう、その前に筑波の走行会がありますね。サーキットを走るには今履いているA021Rはそろそろ山が・・・ということで原田とタイヤ新調のご相談です。さて、次のタイヤは何でしょう?

Club Withamのイベントだけでなく、今年の秋はG12で目一杯楽しんでくださいね。ありがとうございました!