クラッチからの異音でGINETTA G12が入庫いたしました。
この車両はクラッチレリーズベアリング、クラッチハウジングやディスクの交換などを行っても、異音がなかなか解消されませんでした。

突然ですが、これは何に見えますでしょうか?左2個は純正で、右側の2個が今回新たに製作したもの。これらはエンジンとトランスミッションの位置決めをするドゥエルピンなんです。
異音の原因に頭を悩ませているときに、ある点を計測してみた所、エンジンとトランスミッションのズレを発見しました。

1mmに満たないその僅かなズレのために、クラッチから異音を発していたものと推測されます。そこでエンジンとミッションを適正な位置で固定するために、製作したのが画像1枚目の片側が偏心したドゥエルピンというわけです。

製作したドゥエルピンを組み付け、トランスミッションを車体に搭載すると、ズレなくピタリと収まりました。
試走の結果とズレが見つかった点は後日お伝えしたいと思います。
本格的な夏が来る前に
天気予報を見ながら「しばらく傘マークがないな」なんて思っていたら、7月に入る前に梅雨が明けてしまいました。ようやくツーリングやサーキットの予定を立てやすくなりましたが、愛車の準備は万端ですか?
エアコンの効きがなんとなく悪いとか、そろそろオイル/タイヤ交換の時期という方は、本格的な暑さが到来する前の(すでにかなりの暑さですが(^^; )点検・整備がお勧めです。
7月7日のClub Witham Seven Lunch Party 及び 7月22日のEnjoy! Circuit Run@日光サーキットにご参加の方も、ぜひイベント前にご入庫ください。
夏休みのシーズンに近づくに連れてファクトリーも混み合ってまいりますので、入庫をご希望の方は早めのご予約をお待ちしております。


Used Carの詳細をアップしました ‐ ELISE 111‐R ‐

LOTUS ELISE 111R 2006y レーザーブルー
Toyota 2zzエンジン 1,800cc 192ps
走行46,200km
Witham Cars認定中古車 3ヶ月/3,000km保証付
先日入荷したLOTUS ELISE 111R の詳細を掲載いたしました。
TOYOTA 2ZZエンジンは、自然吸気ながら最高出力192ps。2ZZはパワーもさることながら6,000rpmを超えて高回転カムに切り替わってからの爆発的に鋭い吹け上がりが醍醐味です。8,000rpmまで超えるまでよどみ無く吹け上がる快感を味わうと、2ZZエンジン搭載のELISEのファンが多いのも頷けます。
ガレージ保管されていたこの車両は内外装ともに、文句のないコンディションです。以下のURLから詳細をご確認ください。
http://www.witham-cars.com/img_usedcar/elise/111r_laserblue/car.html
お問い合わせ・お見積り・ご注文は048-423-2404までどうぞ。

ELISE 2ZZ クラッチ交換
今回はELISE 2ZZのクラッチ交換を紹介させていただきます。
こちらの車両はワイヤースロットルの世代で、2ZZエンジンが積まれるようになったELISEの中では初期のモデルです。クラッチのミートポイントがかなり上がってきてしまっていたので、クラッチディスクの摩耗と、ダイヤフラムスプリングの劣化が考えられます。

ミッションを下ろして、クラッチを点検していきます。

合わせてレリーズベアリングも新品に交換します。ベアリングからはシャラシャラと音が出始めていたので、ちょうど交換時期でした。


新しいクラッチはEXEDY製の純正強化タイプをチョイスしていただきました。

強化タイプとは言っても、操作性が非常に良く、性能も申し分のないのでとてもおすすめです。TOYOTAがTRDのパーツとして出している強化クラッチもこちらのパーツですので、その点でも安心ですね。
街乗りメインでたまにワインディングやサーキットへ、という方にも違和感なく使用していただけます。
ELISEのメンテナンス・モディファイはWitham Carsへご相談ください。
オイル交換キャンペーンは6月30日まで!
ご好評をいただいている、Witham Cars オイル交換キャンペーンも間もなく終了となります。
当日のご連絡でもご入庫いただける場合がございますので、オイル交換をご希望の方は048-423-2404までまずお問い合わせください。

キャンペーンを見逃していた方に改めてご紹介いたします。
Witham Carsオイル交換キャンペーンでは、オイル交換をしてくださった方にオイルフィルターやスパナチェックをプレゼント!
◆エンジンオイル交換
→オイルフィルター代無料
(作業時間目安:約1時間)
◆エンジンオイル・ミッションオイル・デフオイル交換
→オイルフィルター代+オイルフィルター交換工賃無料
(作業時間目安:約2時間)
◆エンジンオイル・ミッションオイル・ブレーキ/クラッチフルード交換
→足回りスパナチェック無料
(作業時間目安:約3時間)
対象オイル
エンジンオイル:4CR ・Triple-R・Prostage-S
ミッションオイル:WR7590G・RG5120
ブレーキ/クラッチフルード:SP4
オイル交換はお待ちいただいている間に作業が可能ですので、この機会に是非ご依頼ください
LOTUS EUROPA SPECIAL バッテリートレイ製作
前回に引き続き、LOTUS EUROPAの納車整備を行っています。
この車両は大きなサイズのバッテリーがトランクルームに搭載されていましたので、今回はバッテリートレイを製作しエンジンルームに移設します。

この画像はバッテリー搭載予定箇所をタイヤハウス側からみたものです。上がボディ・下がフレームで、両者の間にすき間があいています。
このままボディにバッテリートレイを固定してしまうと、バッテリーの重さと振動によってFRPにクラックが入り、やがて大きなトラブルに繋がりかねません。
こすき間をアルミプレートなどで埋める方法も検討しましたが、前から後ろにかけてすき間のクリアランスが変化しているため容易ではなさそうです。

そこで旋盤で製作したアルミのカラーを挟むことにしました。カラーはボディーを貫通しており、バッテリーの重量を完全にフレームで受け止めるため、FRPボディに負荷はかかりません。

バッテリートレイもこの車両のためにアルミで専用品を製作しました。バッテリーはコンパクトかつ安定した性能を発揮するオデッセイのドライセルです。

バッテリーの再配線をし点検をすませば、いよいよ試走が可能な状態になります。
Seven Sprint + クラシックマフラー
12ヶ月点検でのご入庫に合わせて、Seven SprintにWitham Carsオリジナル クラシックマフラーのご注文をいただきました。

クラシックマフラーを装着していただいた1台目のSeven Sprintですので、写真でご紹介させていただきます。
1,960年代をイメージしたSeven Sprintとクラシックマフラーの相性は抜群ですね。今回お選びいただいたロングタイプは、斜め後ろから車体を眺めたときにエンドパイプがチラリとみえるのがポイントです。


クラシックマフラーと取り外したSeven Sprint純正マフラー(写真下)と並べてみると、サイレンサーのコンパクトさがひと目でわかります。
直線で構成された純正マフラーに対し、クラシックマフラーは、ヒストリックカー/バイクのマフラーをイメージしたラウンドシェイプのエンドキャップと曲線を描くエンドパイプが特徴です。
排気音は住宅街でも気兼ねすることのない純正に近い音量で、少し太めの音質となります。
気になる走行フィールは、愛車にクラシックマフラーを装着したスタッフ小澤のインプレッション記事をご覧ください。SEVEN 160がさらに軽く感じられる走りになるそうですよ(^^

クラシックマフラーはSAITAMA・TOKYOどちらの店舗でも実物をご覧いただけます。まずは実物を見てみたいという方は、ぜひご来店ください。装着をご希望の場合も、マフラー交換だけならばお待ちいただいている間に作業が可能です。
7月7日のClub Withamのセブンツーリングにご参加予定の方も、今ならまだツーリングにマフラー交換が間に合います。新たなマフラーでセブンツーリングを楽しまれてはいかがでしょうか(^^
6月末までのオイル交換キャンペーンと合わせて、ぜひご入庫ください!入庫のご予約はTEL 048-423‐2404 / FAX 048-423‐2405までどうぞ。
LOTUS ELISE 新車 続々入庫中
Witham Cars SAITAMAにはELISEの新車が続々入庫しています。
先日入庫してきたメタリックグレーのELISE SPRINT 220に続いて

本日はELISE Sport‐Iのイエローが入庫しました。

ELISE SPORT-Iは、生産終了となった1ZRエンジンモデル(1.6L NA・136ps)もまだ僅かではありますが、在庫がございます。
新型シフト・軽量クラムシェルのELISE SPORT-IIと、お得な価格で乗り出せるSPORT-I。
軽量シャシーに限られたパワーでライトウェイトスポーツカーの王道的な1.6L NAと余裕のあるパワーでフィールドを選ばず楽しめる1.8L スーパーチャージャー搭載モデル。
そしてカーボンパーツを多用し、軽さを極めたELISE Sprintという選択肢もあります。
Sport-Iは在庫限りですから、ご予算・乗り方・お好みに合わせて新車のELISEをお選びいただけるこのチャンスをお見逃しなく。
各モデルの違いや、自分に合うモデルでお悩みの方も、まずはご相談ください。
LOTUS ELISE SPRINT220 新車 納車整備中
ELISE シリーズのフラッグシップモデル、ELISE SPRINT 220の新車が入庫しました。
FACTORYのリフトの上では、納車前点検が行われています。
新車はメーカー・インポーターで点検が行われた上で出荷されています。しかし万全の状態でお乗りいただくために、弊社では独自の基準で12ヶ月点検と同じメニューの点検を納車前に実施しています。

外観・内装・灯火類をチェックを終えたら、ジャッキアップしてホイールを取り外します。サスペンションアームやブッシュ、ブレーキキャリパー・ローターなど、ELISEの命とも言える足回り・ブレーキ周りは念入りな点検が必要です。同時にイギリスからの長旅のホコリも綺麗に清掃します。

取り外したホイールは裏側まで水洗いして綺麗にすると同時に、不具合やキズがないかを調べます。余談ですが、ELISE SPRINTはダイヤモンドカットの鍛造ホイールが標準装備され、足回りのアクセントになっています(^^

ELISEの下回りはアルミパネルに覆われており、フロントからリアまでフラットです。エンジン・ミッション・エキゾースト回りの点検は、アンダーパネル・リアディフューザーを取り外した状態で行います。

全ての点検を終えてから、初めてボディコーティングやご依頼のパーツの取り付け作業に入ることが出来ます。
Witham Carsでは、このように新車であっても納車前に時間をかけて点検、必要に応じて調整を行い、自信を持ってお客様の元へ送り出しています。
新車のLOTUSのご購入をご検討の方は、まずはWitham Carsにご相談ください。
Vitaloni Sebring ミラー交換
今回は納車整備中のLOTUS EUROPA SPECIALに装着されているビタローニ セブリングのミラー交換です。
少しでも広い後方視界を得られるようにセブリングのハウジングをそのままに、ミラー部分のみをコンペックスタイプに変更します。

右が標準のフラットなミラー、左がコンベックスミラーです。映り込みでコンベックスの方は少し湾曲しているのがおわかりいただけると思います。
上の半透明な透明な枠によって、ミラーがハウジングに固定されています。にしっかりとはめ込まれていました。
溝にしっかりとはめ込まれたガラス製のミラーを割らないように取り出して、またはめ込むのには大変神経を使いました。

コンベックスミラーはミラーの裏側も湾曲している為、そのままでは枠に密着しません。乗っているうちにグラついてしまう恐れもありますので、付属の両面テープよりも厚みのある両面テープに変更し、さらに接着剤を充填しておきました。

これでかなり後方確認の視界が改善されると思います。