SEVEN 160 K4GPマシン製作 5

ロールケージの装着に合わせて、ボディに直接マウントされていたセンターミラーを取り外し、ロールケージにクランプするタイプに交換しました。視界を遮る位置にあったミラーがなくなり、後方の視野角が広がったことで、前方後方ともに死角が減少。様々なレベルのマシンが混走するK4GPでは大きな安心感にもつながります。
実はこのミラーもケータハムからオプションパーツとして用意されているものなんです。
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ステアリングは純正のMotolitaから、Sparco製に変更しました。同時にワンタッチでステアリングが取り外せるように、クイックリリースステアリングボスを装着しています。これで素早いドライバーチェンジが行えますね。Dシェイプの小径ステアリングは見た目にもレーシー!
クイックリリースボスはサーキットを走らない方にもお勧めですよ(^^
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もともとシンプル極まりないセブンのコクピットですが、よりレースカーらしくなってきました!助手席側のシートは取り外して、消化器を設置。シフトレバー左上のディスプレイにリアルタイムにラップタイムが表示されます。新たに取り付けたセンターミラーの視野の広さもお分かりいただけるでしょうか。
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K4GPまであと8日。作業は順調に進行しております!

1月23・24日 営業時間変更のお知らせ

誠に勝手ながら、Witham Cars SAITAMA/FACTORYは大雪のため、22日・23日の営業を以下のように変更させて頂きます。

1月23日(火):臨時休業

1月24日(水):営業 9:00~18:00

Witham Cars TOKYOは、通常通りの営業です。ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
Witham Cars SAITAMA/FACTORY
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ELISE 1.6L(1ZR)搭載モデル生産終了

Witham Cars Tokyoのブログでも既にお知らせしていますが、1ZR(1.6L NA)搭載モデルのELISEが生産終了となることが決定いたしました。
2010年の発売以来、軽さ・軽快な走り・使い切ることが出来るパワー・NAの自然なフィーリングなど、純粋なライトウェイトスポーツカーとしての楽しさが詰まったモデルとして、ロータスが初めての方からベテランの方まで人気が高かったELISEです。

現行ラインアップ中のELISE、ELISE SPORT II、ELISE SPRINTの3モデルの新規オーダーは明日、1月19日(金) 12:00をもって終了とさせていただきます。
新型軽量クラムシェルやオープンゲートシフト採用の現行世代で1.6Lエンジン搭載モデルは国内ストックがほとんどありません。デビューから期間も短く輸入台数が少ないため、中古車でもなかなか出会えない希少なモデルとなりそうです。
ご検討中の方はどうぞお急ぎください!
試乗予約・お見積もり・ご注文は048-423-2404まで。

LOTUS Exige CUP 380入庫!

限定車のExige CUP 380がついに入庫いたしました。サーキット走行を視野に入れたCUP 380は、今までのExigeからの変更点が多数見受けられます。
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先ずはフロントのラジエター上部のグリル兼アクセスパネルです。今までは分割されていたパーツですが、一体型に変更されました。ラジエターの電動ファンもプッシュ式からプル式となり、冷却効率がアップしています。
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フロントタイヤの前にはカナードが取り付けられ、ダウンフォースが強化されています。リップスポイラーも樹脂からカーボンに変更。全体的な空力性能の見直しにより、最高速時に最大200kgのダウンフォースを発生させるそうです。
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トランクフードはCUP 380専用の一体型カーボン製とすることで、6.5kgも軽くなっているとのこと!リアスポイラーも大型のGTウィングが装着されています。CUP 380は惜しげなくカーボンパーツが使われていますが、限定車だからこそ出来る贅沢な作りですね。
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続いて足回りです。ブレーキキャリパーに変更はありませんが、スリット入りのローターが装着されています。サスペンションもビルシュタインからナイトロンのタンク別体式 2WAYに変更され、前後にはアイバッハ アジャスタブルアンチロールバーが装着されました。
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フロントクラムシェルの上部にあるエアダクトもしっかり機能します。普段はカバーが付いていますが、取り外せば写真のように風が抜ける構造です。リアにも同じようにエアダクトが設けられており、高速走行時の安定性に大きく貢献します。
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最後は下回りです。EXIGE-S V6よりも太くなったマフラーの集合管はφ80はありそうです。そして赤く塗装されたオイルパンの中には、スポーツ走行中のオイルの偏りを防ぐバッフルプレートが設けられているというのも、CUPだからこその特別な仕様です。
これから納車整備を進めて参ります。納車まで楽しみにお待ち下さい!

USED CAR PICK UP! SUPER SEVEN 1600GT Classic

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60年の歴史を持つSEVENシリーズは仕様が多々あり、SEVENをご検討のお客様も頭を悩ませるポイントかと思います。
そんな際に私はまず大きく3世代に分けてご案内しています。
①キャブ世代
②インジェクション前期
③インジェクション後期
かなりザックリした案内ですが、大きなキャラクターの違いを別けるポイントとなります。
そして今回の車両は①キャブ世代にあたる1台となります。
キャブ世代と言っても様々なモデルがございますが、1600GT Classicは最もベーシックなモデルに該当するかと思います。そして速さよりも、走る楽しみやフィーリング、雰囲気を大事にする方にお勧めしたいモデルです。
そんな方なら500㎏台の車体に1600ccKENTエンジン+2基のWEBBERキャブはきっと刺激的で楽しく、十分な加速を味わわせてくれる事でしょう。私もどちらかと言えばこちら派ですね(^^♪
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そしてこの車両の特徴と言えばブルックランズ・レーシングスクリーン。好みが分かれますが、私はこのクラシックスタイルが大好きです(笑)
SEVENをご検討のお客様は、日常的に乗れる乗用車を持ったうえで、趣味の車にとにかく愉しい1台を!と検討されている方が多いかと思いますので、そんな方には益々この仕様をおススメしたいです。
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やはりせっかくの趣味の車ですから、カッコイイスタイルを1番重要視したいところですよね。この車両はパナスポーツ製8スポークアルミホイールを装着。フロント6J、リヤ7Jの深リムで見た目も◎。
そして、私なら赤のモトリタステアリングにトノカバーを取り付け、ミラーをレイヨットタイプ(砲弾型)に変更し、プラスαで自分の好みに!と、想像している私もワクワクしてきちゃいます(笑)
車両価格もリーズナブルに設定していますので、ご自身の仕様に仕上げていくのも楽しいかと思います。
是非ご検討下さい。
http://www.witham-cars.com/img_usedcar/caterham/1600classic_2/car.html

CATERHAM SEVEN 1600GTS ウォーターポンプ交換

今回はSEVEN 1600GTSのウォーターポンプ交換を紹介させていただきます。
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こちらの車両は前回の点検の際にウォーターポンプのシャフトにガタが見つかりまた、少しにじみもあったため、大事になる前に交換をさせていただきました。
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写真の中央、4本のボルトで取り付けられているプーリーの裏にウォーターポンプがあります。
この頃のスーパーセブンはフレームの形状が存在し、容易にアクセスできるタイプもあれば、少し手間がかかるタイプもあります。
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ウォーターポンプを取り外しました。エンジンブロックはロータスツインカムも、BDRも皆ほぼ共通ですので、見慣れたシリンダーライナーが見えてきます。
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取り外したパーツです。新品はプーリー取付面の形状が少し変更されていますね。真上に向いたネジ穴にはヒーターホースのアダプターが接続されるのですが、古くなってくるとネジがかじってしまい移植できないこともあります。今回は幸いきれい取り外しが出来ましたので、ウェットブラスト加工を施した上で移植しました。
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新品になりました。ウォーターポンプはベルトのテンション・エンジンの熱などの過酷な環境にさらされながら常に回転しているパーツです。壊れてしまうとクーラントが回せなくなるだけでなく、ベルトやエンジンにもダメージが及ぶ可能性があります。
「なんとなくおかしいな…」と感じたら、お早めにご相談ください。

ご成約ありがとうございます-1.6K Roadsport-

今朝のブログでもちらりとご紹介しておりました、CATERHAM 1.6K Roadsportを先ほどご成約いただきました!ありがとうございます。
こちら低走行かつ、ほぼオリジナルの状態を維持している車両ですので、長くお付き合いいただけると思います(^^  早速点検・整備を進めて参りますので、納車まで少々お待ち下さいませ。
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同時にご紹介したGinetta G4・Ford Escort・Lotus Cortinaも探している方が見れば、きっと気に入っていただけると思います。
車との出会いは一期一会。まずはお気軽にご来店下さい。

ヒストリックカーのお問い合わせ急増中

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皆様この3連休は如何お過ごしでしょうか?
2017年にウィザムカーズさいたま展示ブースをオープンして以来、新車・中古車のLOTUS、CATERHAM、その他諸々の車両をご検討中の多くのお客様に足をお運びいただけるようになり本当に嬉しい限りです。
2018年も魅力的な車をご用意してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2018年のスタートは丸形ライトのヒストリック系車両が大人気!?冬季休業中にメールにてお問合せいただいた皆様にご返信するのに、1日掛かってしまう程(汗)大変多くのお問い合わせをいただいております。
実車をご覧頂ければきっと気に入っていただける素晴らしいコンディションの車両たちです。近々一台一台ピックアップして紹介していきたいと思ってはおりますが、その前にご成約となってしまうこともあるかと思います。気になっている方は直接店舗までお問合せください。
お問い合わせ・ご来店を心よりお待ちしております。

Witham Cars Saitama/Factory 2018年スタート!

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新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
Witham Cars Saitama/Factoryは本日から通常通りの営業となります。
また今年より、営業時間が9:00~18:00に変更となりました。
本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
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ロータスツインカム ウォーターポンプリフレッシュ

今回は、ロータスツインカムエンジンのウォーターポンプリフレッシュの作業です。
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このエンジンはしばらく乗らずに放置されていたために、インペラが錆びて、シャフトにもガタが生じ、水漏れが発生している状態でした。
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下が新品のシャフトです。比べるまでもなく、今までのシャフトでは正常に動かないことがおわかりいただけると思います。
ロータスツインカムエンジンのウォーターポンプは、アッセンブリー交換ではなく、オーバーホールしてメンテナンスすることが可能です。現代は製造中止から少し経っただけでパーツの供給が不安になる車も多いですが、ロータスツインカムの場合はご心配なく。部品はまだ新品で手に入ります。
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クリアランスを調整しながら、慎重にプレス機でシャフトにインペラを圧入します。あとはエンジンブロックに取り付けて、ウォーターポンプの修理は完了です。
今の車に比べると手をかけてやる必要がある分、それ以上の魅力で応えてくれて、長く付き合うことが出来るのがヒストリックカーです。ロータスツインカムも既に製造から4-50年が経過する古いエンジンですが、まだまだ現役でその走りを楽しむことが出来ます。
個性あるヒストリックカーに興味をお持ちの方は、Witham Carsにご相談下さい。