今週末はCATERHAMさいたま / FACTORY(戸田市・美女木)ではCATERHAM SEVEN 160の試乗車を展示中です。
昨日に続き本日もオープン日和!で、SEVEN日和!
「WITHAM CARSさいたま」では、埼玉と言う立地を生かしてSEVENでの試乗コースとして最高のコースをご用意してお待ちしております。
加速やちょっとしたワインディング?でハンドリングをお楽しみいただけるコースとなっていますので、細身のスニーカーを履いてご来店お待ちしております!
「WITHAM CARSさいたま」では、CATERHAM、LOTUSの新車ご購入のご相談の他、中古車も多数展示しています。
上記画像ではCATERHAMしか写ってませんが、ELISE、EXIGEも展示しています(^^♪
新車・中古車問わず英国ライトウェイトスポーツのご購入の際はお気軽にご相談下さい。
SEVEN 1600GTS オルタネーター交換
今回はケントエンジンを搭載しているセブン1600GTSのオルタネーター交換を紹介させていただきます。
こちらの車両はエンジンが掛かっているにも関わらず、チャージランプが点灯してしまうためご入庫しました。まずはエンジン運転中の無負荷での発電量を測ってみたところ、12.5Vしかありませんでした。高負荷時は11V台まで落ちてしまう為、早速ハーネスやコネクター類のチェックから点検を始めましたが、オルタネーター本体が原因であることが判明しました。
上の写真が新品に変えたオルタネーター(左)と取り外したオルタネーター(右)です。単体で回転させてみるとわかりますが、ベアリングもヘタってしまってゴリゴリという感触があり、オルタネーター本来の回転抵抗も全く無くなってしまっています。まだまだ新品のオルタネーターが手に入りますので、今回はVALEOをチョイスしました。
同時にオルタネーターに接続されるコネクターも、新品に交換です。エキマニが近いため、高温に晒された配線の被覆が少々硬くなり始めていました。こちらも、通電抵抗によっては配線の引き直し等が必要になる場合もあるので、注意したいポイントですね。
交換作業が完了したら、再度無負荷時の発電量を測定していきます。交換前に比べると、一気に数値が増えました。高負荷時も13.8Vを下回ることはなく、安定して発電していることが確認できます。
ケントだけでなく、ロータスT/C、ローバーKを搭載しているスーパーセブンは、スターターやオルタネーターのすぐ近くをエキマニが通過するため、高熱に晒されやすい環境です。過熱と冷却を繰り返すと、電子部品はどんどん劣化していきますので、定期的なメンテナンスをおすすめします。
2-ELEVEN エンジンオーバーホール Part.3
今回は前回に引き続き、2ZZエンジンのO/Hの内容を紹介させていただきます。
上の画像は新品のオイルポンプアッセンブリです。今回は純正のオイルポンプをそのまま取付するのではなく、強化タイプのローターを組み込むので、まずはオイルポンプを分解していきます。
こちらが純正のオイルポンプの内部です。トロコイド式という一般的なポンプで、インナーのローター(ギア状のパーツ)がアウターのローターを回転させることにより、オイルパンからオイルを吸い上げると同時に、エンジン内に圧送します。仕組みはロータリーエンジンと少し似ていますね。
画像左側が今回組み付けていく強化タイプのローターです。形状はほぼ変わりませんが、純正と比べると色艶に少し差があるのがわかると思います。高回転時のクランクシャフトの振動で破損しないよう、素材を変更して強度が上がっています。
続けてカムシャフトやバルブ周りの点検と、バルブクリアランスのチェックを行っていきます。走行距離が少ない車両のため、ヘッド周りは非常に綺麗な状態でした。
ヘッドを組み付けたら、タイミングチェーンの取付を行い、その他の補機類と交換可能なガスケット、シール類を全て新品にして、ヘッドカバーを組み付けます。バルブタイミングとバルブリフトを制御している油圧ソレノイドの部分には、オイル中の細かいゴミを取り除くフィルターが付いていますので、そこもしっかり清掃していきます。
エンジンに関連する作業はほぼ完了しましたが、引き続きギアボックスの作業がありますので、またご紹介致しましょう。
2-ELEVEN エンジンオーバーホール Part.2
今回は前回に引き続き2ZZエンジンのO/Hを紹介させていただきます。
前回焼き付いてしまっていたクランクシャフトのコンロッドメタル側です。ジャーナル部はラッピング加工で対応も可能でしたが、クランクにはこの他にもオイルポンプ破損の際のダメージなどもあったため、新品に交換させていただきました。
クランクシャフトを新品に交換したので、当然ながらメインメタルも新品に交換します。
クランクシャフトを組み付け、プラスチゲージにてクリアランスの測定をしていきます。メタルにはサイズが数種類用意されているので、クリアランスの測定値に応じてサイズを変更し、最適値に合わせていきます。
メインメタル側が完了したら、次はコンロッド側も同じように調整していきます。こちらはメインメタルほど種類は多くないですが、調整毎にピストンを取り付けるため少々時間がかかります。
全ての調整が完了したら、オイルストレーナなどの補機類を取り付けて、オイルパンを貼り合わせます。次回からはオイルポンプの交換とヘッドの組付けを紹介していこうと思います。
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会 3日目
11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)の3日間、WithamCarsさいたま「FACTORY」(戸田市・美女木)にて試乗会を開催しています。
車両は、
●LOTUS EXIGE-S ロードスター AT(2ペダル・パドル付)
試乗最終日の5日(日)も晴天に恵まれた試乗会となっています。
そして、原田の日課にもなっているのが朝一番のテストドライブです。
先日もご紹介しているように、このEXIGE-SロードスターのATフィーリングはじわじわとお気に入り指数が上がってくる感じで、病みつきになってしまいます。
今回の試乗会は現在LOTUSやCATERHAMのオーナー様が多く乗りに来ていただけています。
マニュアルミッションも好きだけれども、ATだったらLOTUSってどんなフィーリングなんだろう?と言う疑問は新規でご購入を考えている方よりも、オーナー様の方が興味津々と言った感じでしょうか?
もちろん、初めてのLOTUS!と言う方にも、気軽で、速く、楽しいモデルとなっていますので、是非ご来場をお待ちしております。
Norton 試乗会最終日!
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会 2日目
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会
11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)の3日間、WithamCarsさいたま「FACTORY」(戸田市・美女木)にて試乗会を開催しています。
車両は、
●LOTUS EXIGE-S ロードスター AT(2ペダル・パドル付)
この3連休は天気も良さそうなので、秋晴れの元オープンエア―を楽しむには最高の3日間です!是非、お気軽にご来場下さい。
せっかくなのでご試乗はオープンでお楽しみください!Roadsterならではのキルト加工されたレザーインテリアは外から見ても映えますね(^^
私も早々テストドライブをしてきました。
いつもロータスのATモデルを乗ると、市街地、ワインディングでは丁度良いセッティングだなと思います。
以前自身でもMTモデルを所有していましたが、購入する際にATモデルが出ていたら、ATを選んでいたかもしれませんね。
タコメーターを気にしながら、シフトも気にしながら、クラッチ操作を気にしながら、、、、これがMTの楽しさなのですが、2ペダルはハンドルとアクセル、ブレーキに集中でき、ロータスのハンドリングをより深く感じさせてくれます。
すでにLOTUSをお持ちの方にもにも是非乗っていただきたいモデルです。
ご来場お待ちしております(原)
3連休は試乗会です!
エリーゼ Mk2 ラジエーター交換
今回は中古車のエリーゼの整備の一コマを紹介させていただきます。
こちらのELISEは、ラジエータをアルミ2層のハイスペックなタイプに交換することになりました。作業はまずフロント・クラムシェルの取り外しから始まります。正面の大きな開口がラジエータ冷却のインテーク、その横にはオイルクーラーがみえますね。
ラジエターホースなどを撤去したら、純正ラジエータを取り外していきます。エリーゼのラジエータは、フロント・クラッシュストラクチャーというシャシーと強固に連結された構造物に、ブッシュ等を介さず直接水平に固定されているのが特長です。ラジエーター・ハウジングを少し浮かせながら、慎重に取り外し作業をしていきます。
右側が今回取り付けを行ったアルミ2層ラジエータです。左側の純正ラジエータは樹脂製サイドタンクがカシメで固定されているのに対し、コアだけでなくサイドタンクも全てアルミ製になっているため、信頼性が大幅に向上しています。
エリーゼのラジエータは常に振動に晒されているので、走行距離によってはラジエターからの冷却水漏れが発生する場合があります。微量の漏れなので、突然エンジンが破損したり走行不能になる心配はほとんどありませんが、なるべく早めに対処しておきたいですね。 走行中にクーラントの匂いがしたり、フロント・ウィンドウに水滴がつく場合は、一度点検をしてみましょう。ぜひウィザムカーズファクトリーまでご相談ください。