今日のウィザムカーズ・ファクトリーでは、セブンのボディパネルの磨き作業が続いています。最近はボディ全体をペイントで仕上げたセブンが増えていますが、ノーズコーンとフェンダー(FRP製)以外のボディパネルはすべてアルミ無塗装のままにした従来のスタイルも、まだまだ人気があります。特にキャブレター世代のセブンには、金属の表面がむき出しとなったボディが、無骨なセブンの魅力をいっそう際立たせますね。
可能な限りすべてをマスキングし、ウィンドスクリーンなど外せる部品はすべて取り外したら、ポリッシュ作業の開始です。写真のようなポリッシャーも使用しますが、スロントサス周辺など手作業が不可欠な場所も多いので、かなり時間がかかりますが、完成すると「これぞセブン!」と言いたくなるほど印象が変わります。ポリッシュの状態を維持するには継続的なメンテナンスが欠かせませんが、ガレージでのアルミ磨きもセブン趣味の王道ですから、オーナーの方にはぜひ楽しんで頂きたいと思います。
FACTORY便り No.100 ついに到着!
今回は記念すべき 100 回目の FACTORY 便りに合わせてくれたかのように入荷してきた、まさに記念すべき Witham Cars 第一号車となる新車をご紹介します!
この誇らしげなユニオンジャック!
スプリントだけの丸型テールランプ下のネームプレート・・・ということは?
そうです。待ちに待ったCATERHAM Seven Sprint です!メローイエローのボディカラーがかわいいですね ♬
オーダー中の皆様も、まだか、まだかと心待ちにしていらっしゃると思いますが、いよいよ入荷がはじまりましたので、期待が大きくなってきたのではないでしょうか?
限定モデルの証、ビルドナンバーが入ったプレートを見るたびに自然と笑みがこぼれてきそうですね。オーナーになれた皆様が羨ましい限りです。
Seven Sprint の到着で、Witham Cars ではさらに SEVEN 熱が高まります!
近頃は SEVEN のお問い合わせやご相談の来店も増えており、入荷した USED SEVEN もWEBでご紹介する間もなく、すぐに新しいオーナーが決まっていくような状況です。ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。現在FACTORY では1995年式の 1600GT を展示しており、STORE では現行モデルの試乗車もご用意しております。まずは気軽に試乗してみましょう!ご来店お待ちしております。
GINETTA 車検整備中
ウィザムカーズ・ファクトリーには、現在もたくさんのセブンやエリーゼが入庫中ですが、先日はジネッタも車検整備が入庫してきました。ケントエンジンを搭載した95年式のG4です。オーナーの方にはすでに15年ほど乗り続けて頂いておりますので、各部はしっかりとメンテナンスが行き届いております。しかし車体の各部を点検してみると、やはり調整や交換が必要なポイントが見つかります。
油脂類の交換やキャブまわりの消耗部品の交換は必須ですが、フューエルホースやラジエターホース、ヒーターホースなどゴム系の部品に劣化がみられますので、今回の整備で交換です。さらにブレーキマスターシリンダやリアのホイールシリンダなど、ブレーキ系もOHを実施する予定です。これからも長く安心して乗って頂ける様に、隅々まで整備をしていきます。
ETC2.0のおすすめ
MINIの納車整備も進行中 Part2
先日ご紹介したMINIの納車整備ですが、まだまだ各部の整備が進行中です。
こちらはブレーキマスターシリンダーのオーバーホール作業です。MINIはこれらの消耗部品が現在でもすぐに入手できるので、車両コンディションの維持が容易な点もうれしいですね。
もちろんクラッチレリーズシリンダーやクラッチマスターシリンダーもOHです。さらに下の写真はエンジン・ステディロッド、ここにもブッシュが入っていますので、今回の整備で交換です。
消耗部品が入手しやすい点は、ミニの特長のひとつです。チューニングパーツやドレスアップパーツもふんだんにありますので、オーナーの個性を生かす素材としても最適です。普段乗りのクルマでも車趣味を楽しめる、理想の一台ですね。
FACTORY便り No.99 SEVENの車検ラッシュです!
気が付けば春から夏に変わっているこの時期は、オープンエアのクルマが気持ちいい季節!Witham Cars に自然と SEVEN が集まる季節でもあります。
ということで、必然的に車検の時期も集中してきます。今月は他にも SEVEN 達がたくさん入庫を控えています。インジェクション仕様もキャブレター仕様も、いろんな世代を見比べることができて楽しいですよ。
これから SEVEN をお考えの皆様も、いま FACTORY を覗けばドキドキしちゃうこと間違いなしです。
そんな FACTORY ではキャブレター世代のかわいい 1600GT が次のオーナーを待ち焦がれておりますので、気になりましたらぜひ会いに来てください。詳しくは写真をクリックです!
一方の STORE では、現行モデルの試乗車をご用意してお待ちしております。SEVEN が気になっていても実際に付き合っていけるのかとご心配なら、まずは一度乗ってみましょう!
試乗のご予約やお見積のご相談など、SEVENのことなら何でもお気軽にお問い合わせください。新車、中古車ともにまだご案内していない最新情報もゲットできるかも知れませんよ!
そしてこの夏は 、SEVEN と一緒に思いっきり汗かいて楽しみましょう♬
seven160 リアアクスルシャフト点検
今年の冬に参戦したK4GPの後、メンテナンス中のSEVEN160ですが、今回はリアアクスルシャフトを分解・点検しましたので、ご紹介致します。
先ずはライブアクスルを取り外し、左右からドライブシャフトを取り外していきます。
取り外されたドライブシャフトです。こちらは曲がりや振れなどはなく、スプラインにてデファレンシャルと結合していますが、特に異常は見られませんでした。
デファレンシャルキャリアとアクスルシャフトを止めているボルト8本を取り外せばすぐにデファレンシャル本体が出てきます。
取り外されたデファレンシャルキャリアです。今回の目的はアクスル全体の点検ですので、デファレンシャル本体も取り外していきます。
デファレンシャルを取り外すと見えるのがピニオンギアです。デファレンシャルに取り付けられているリングギアと接しているパーツで、かなりの負荷がかかる部分ですのでこちらも点検していきます。
デファレンシャル本体です。こちらもベアリングやリングギア、ケース内にいる遊星ギアも点検していきます。
一通り点検が済んだら組み付けを行い、リングギアと、ピニオンギアのバックラッシュの調整を行います。デファレンシャルの位置を調整することで双方の位置を調整し、ギアの歯あたり量を調整します。最後にデファレンシャル本体のプリロードの調整と回転トルクの調整を行いました。
ちょっと気になっていたアクスルシャフトからのブローバイの流出ですが、出口の裏側にバックプレートが設置されていませんでしたので、溶接にて追加しました。
次のレースは夏のK4GP12時間レースですので、それまでに車両各部の点検や改善を進めていきます。
ぜひ次回のK4GPも期待して下さい!
MINIの納車整備も進行中
サーキット走行後メンテナンス
今回はサーキット走行後のメンテナンスでブレーキパッドの交換をしています。
ブレーキパッドの残量が少なかったこともありますが、サーキット走行で酷使されたブレーキローターは、磨耗とヒートクラックがかなり進行していましたので、ローターも交換していただくことになりました。今回お客様にはEBCのブレーキローターとENDLESSのブレーキパッドをチョイスしていただきました。
サーキットでのスポーツ走行後や走行前は、こまめな点検や消耗部品の交換をすることで、走行中のトラブルを減らし、車両の負荷を軽減することができます。愛車をながく楽しむためには、定期的なメンテナンスが欠かせませんね。ぜひウィザムカーズにご相談下さい。
スーパーセブン1700SS納車整備進行中
週末のウィザムカーズ・ファクトリーでは、ケータハムの納車整備が急ピッチで進行中です。しっかり整備されてきた車両ですが、その誕生からすでに25年も経過していますので、やはり広範囲な整備が必要です。
ラジエターホースやキャップ、ヒーターホースなど、ゴム製部品には劣化がみられましたので、新品交換です。さらにヒーターホースやその接続部品など、今回は水まわりを徹底的に点検・交換です。
ゴムパーツといえばエンジンマウントも代表的なパーツのひとつです。セブンでは比較的劣化が早いパーツですが、今回もやはり交換です。さらにフラッシャーリレーやブレーキランプスイッチなど、電装系のパーツも点検・交換を進めております。お客様に気持ち良くお乗り頂けるセブンがもうすぐ完成しますので、楽しみにお待ち頂きたいと思います。