関東地方が梅雨入りした当日、無謀にも竹内・内藤コンビはセブンツーリングに行ってきました。「今日行かないと次回は9月かも!」ということで無理やり企画しましたが、雨が心配でなかなかコースが決まりません。迷った末に到着したのは
結局ダムでした。神奈川の宮ケ瀬ダムです。詳細は内藤ブログでもご紹介すると思いますが、宮ケ瀬エリアは東京からも近く、見どころも多いエリアですのでおすすめです。
今回のランチは「宮ケ瀬茶屋 花かげ」です。うどんを美味しく頂きました。
何とか最後まで雨に降られずに戻ってくることができました。これからしばらくは雨や暑さなどセブンにとってはきびしい季節ですが、夏のセブンの楽しみ方もご紹介できればと思っております。ご期待ください。
FACTORY便り No.98 ブルックランズスクリーン続々
間もなく100回目!に到達するFACTORYだよりです。最近はブルックランズスクリーンの取付が増えており、先日も内藤メカニックがSEVEN160に取付致しました。
純正ウィンドスクリーンでしばらくの間ドライブを楽しんで頂きましたが、今が一番セブンを気持ちよく走らせられる季節ですから、潔く交換となりました。
先日のブログで交換作業の詳細はご紹介済みですね。純正ウィンドウスクリーンを取外したらバンドを借り合わせして…
バンドの加工を行います。バンドには形状が2種類ありますが、写真のものは従来のウィンドスクリーンと同じ位置にバンドがくるタイプです。
このようにワイパーの軸がバンドの前に残っています。このタイプならスタンダードなウィンドスクリーンに戻してワイパーを使用することもできます。また、ワイパーモーターなどもすべて撤去して徹底的に軽量化したい!という場合は、ワイパー軸の穴を隠す位置にくるタイプのバンドもあります。
最後にワイパーの軸にキャップをかぶせて完了です。ブルックランズはクラシックな印象のスクリーンですが、スーパーライト系のエアロスクリーンでのドライブも、この季節は最高です。ぜひお気軽にご相談下さい。
FACTORY便り No.97 Tipo最新号に注目!
WAKO’S 2-ELEVEN クラッチ点検作業 part2
今回は前回ご紹介したWAKO’S 2-ELEVENのクラッチ点検作業の続きを紹介します。
前回のブログでご紹介した様に、クラッチカバーの再使用は不可能ですので当然交換ですが、せっかくギアボックスを降ろしてクラッチを分解していますので、同時にクラッチレリーズベアリングも交換していきます。
今回組み込むクラッチカバーはTRD製の強化品です。実はロータスが2-ELEVENに純正採用しているパーツなのです。
組み込むと見えなくなってしまう部分ですが、TRDのロゴがかっこいいですね。
カバーを組み付けたらミッションを乗せて完成です。エリーゼ系のクラッチ交換のみなら一日も掛かりません。2-ELEVENなら作業性もいいので、更に早く終わりますね。
クラッチは徐々に磨耗していく部品なので変化に気が付きにくく、気ついたときにはクラッチが滑りかけということも少なくありません。当店ではご入庫いただいた車両を点検する際に違和感を感じた場合、オーナー様に状況をお伝えするようにしていますが、走行距離が伸びてきている方や、スポーツ走行が好きでサーキットやワインディングによく行く方は、一度点検してみてはいかがでしょうか。
純正パーツ以外にも様々なパーツを取り付け可能ですので、気になった方は是非ご相談ください 。
ドライビングアカデミー in 富士スピードウェイ!
FACTORY便り No.96 納車整備!続々進行中
週末の関東地方はかなり良い天気でしたので、ドライブにお出かけのオーナー様も多かったと思います。ウィザムカーズ・ファクトリーでは、納車をお待ちのお客様に一日でも早くお車をお届けするため、納車整備が急ピッチで進行中です。現時点でも、エキシージやエリーゼSC、さらにスーパーセブンとエランが納車整備の真最中です。
もちろん作業を急ぎながらも車両の隅々までしっかり点検し、部品交換や調整を実施します。車両それぞれのコンディションを把握し、時間と距離の経過を考慮しながら最適な整備メニューを組み立てて実施するわけですが、作業の途中での発見もありますから、作業期間が多少延長してしまうことも多いです。お客様に安心してお乗り頂ける様に、慎重に作業を進めていきます。整備の詳細も後日こちらでご紹介したいと思います。
SEVEN 270 ブルックランズスクリーン取付 PART1
今回はSEVEN 270にブルックランズのスクリーンを取り付けましたので紹介させていただきます。
先ずは純正のエアロスクリーンを取り外していきます。スタンダードなウィンドスクリーンを装着していない車両は、ブルックランズをマウントするバンドを取り付けるための穴がスカットル側面に空いていないので、そちらの加工も必要になってきます。
エアロスクリーンを取り外したら、しっかり養生を行い、スカットルに穴を開ける準備をしていきます。
穴あけ加工は特に慎重に行います。アルミパネルと切子が擦れるだけですぐに傷になってしまうので、ドリルの刃を立てる場所にも養生が必要です。
バンドの取り付け穴の後は、ブルックランズのスクリーンをバンドに取り付けていきます。こちらもアルミへの加工となるため、慎重に位置決めと穴あけを行います。
オンダッシュタイプのセンターミラーも同じように取り付けていきます。
今回のご紹介はここまでになります。次回は車体への取り付けをご紹介します。
WAKO’S 2-ELEVEN クラッチ点検作業
今回は5月7日の袖ヶ浦走行後クラッチの踏みごたえに違和感を感じた2elevenのクラッチ点検のご紹介です。
まずはサスアームやドライブシャフト等、足回りを分解していきます。
作業に無駄がないよう必要最低限のパーツのみ外していきます。
エリーゼやエクシージと違い、2イレブンは開口部が広いので作業がとても捗ります。
ギアボックスとベルハウジングを分離して、クラッチが露出しました。目視による点検だけではわかりませんので、クラッチディスクの残量を確認するために取り外します。
まずは一番怪しいクラッチディスクの磨耗点検を行います、しかし0.3mmほどしか削れていなかったため、他の部分も確認します。
クラッチカバーを確認してみると、6本ある取り付けボルト穴のうち2箇所にクラックが入っていました。クラッチペダルに感じられた違和感の原因はこれだと思われます。やはりサーキット走行だけを繰り返してきた車両ですので、高い負荷による車体各部の疲労は無視できないレベルですね。定期的な点検の重要さをあらためて実感しました。
次回は部品交換作業をご紹介したいと思います。
FACTORY便り No.95 ヒストリックカー好評です
FACTORY便り No.94 エリーゼのドライブシャフト交換
GW中はお休みを頂いておりましたが、本日からウィザムカーズは通常営業いたします。
本日はMk1世代のエリーゼのドライブシャフト交換をご紹介します。今回の車両は、走行距離が伸びてきていることと、長い間レースで使用されてきたためCVジョイントにガタが出始めてしまっていたことから、グリス交換ではなくドライブシャフトのアッセンブリ交換させていただきました。
見た目だけではわかりませんが、アウター側のCVジョイントは、回りが渋く、ガタが出始めていました。
こちらは右側です。今回はこちら側も新品に交換します。
回転するドライブシャフトブーツからグリスが飛散して、サブフレームに付着していました。
マフラーが近くを通る部分のブーツは、熱によりどうしても劣化が早くなってしまうので、こまめなチェック及び、ブーツ交換などが必要になってきます。
ドライブシャフトを脱着しましたので、同時にデフサイド・オイルシールも新品に取り替えます。
交換後に試乗を行い、今まで出ていた異音が消えたことを確認、オイル漏れのチェックをして作業完了です。
今回は走行距離や今後のレース使用のことを考え全体交換というかたちを取りましたが、1シーズン毎にO/Hを行うとトラブルも減らせていいですね。
ローバー系のエリーゼは走行距離や時間経過を考慮すると、各所のメンテナンスやO/Hが必要な時期に差し掛かっておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。