今回はライトカーカンパニーのロケット用ベルハットを削り出しで製作いたしました。ROCKETは僅か350kgの車体に145psのヤマハFZR1000用エンジンを搭載。1990年代に少数が生産されました。F1デザイナーとして名高いゴードン・マーレーが手がけた、ライトウェイトスポーツの極みとも言える1台ですね。
こちらのパーツは純正を取寄せる事も可能なのですが、取寄せに非常に時間が掛かるため、ウィザムカーズにてワンオフで製作いたしました。
ウィザムカーズでは、様々なパーツのワンオフ製作が可能です。まずはこちらまでご相談下さい!
アフターパーツのご紹介
こんにちは!ウィザムカーズファクトリーの新人メカニック髙橋です!
本日はこちらの「ステンメッシュブレーキホース」をご紹介させていただきます。
現在ほぼ全ての乗用車のブレーキホースには純正でゴムホースが採用されています。
このゴムホースは普段の街乗り程度でしたら何ら問題はありませんが、峠などアップダウンを伴う中でのブレーキングやフルブレーキングを多用するサーキット走行では加圧時の膨張が大きいゴムホースはどうしてもブレーキのフィーリングがあまりよくありません。
そこで写真のステンメッシュブレーキホースに交換することで膨張が少なくなることで伝達効率が上がり、カチッとしたダイレクトなブレーキタッチが可能となります!
スポーツモデルなら拘りたいポイントですね。
ウィザムカーズではエリーゼ・エキシージ専用のグッドリッジ製ステンメッシュブレーキホースを取り扱っています。
ステンメッシュホースは2009年からLOTUSも全車種純正採用、CATERHAMも現在は純正採用しているアイテムです。まだ、ゴムホースでお乗りの方はホースの劣化も徐々に始まってきている事と思いますので、ブレーキタッチ向上の為に是非おススメしたいです。
詳しくはウィザムカーズストア/ファクトリーまでお気軽にお問合せ下さい!
CATERHAM SEVEN 250 納車整備実施中!
ご注文いただいていたSEVEN 250が入荷です!
オーナーさまはハイパワーよりも、”車を操る楽しさ”を重視し、あえて1.6Lエンジンを搭載した250をお選びになりました。今回納車にあたり、オーナー様のイメージ通りにウィザムカーズでカスタムさせていただきました。
サイドのCATERHAMロゴとノーズコーンからテールまで走るラインはSEVEN 620Rを、カラーリングはJPSをイメージ。デカールの製作はいつもと同じくアートファクトリーさんにお願いいたしました。
また、ダイヤモンドカットブラックの13インチホイールは、10台限定で生産された小林可夢偉エディションに採用されていたものをスペシャルオーダーでチョイス。足元が引き締まり、精悍なセブンに仕上がりました。
ゴールドラインとホイールのアルミ部分が良いアクセントになっていますね。落ち着いたカラーリングながらも、抜群の存在感です。納車まであと少しだけお待ち下さい!!
ウィザムカーズでは、お好みのカラーでの塗装やデカールの製作、各種カスタムパーツの取り付けはもちろん、ワンオフパーツの製作なども可能です。一生ものの車として、お客様のイメージしたセブンを形にいたします。まずはご相談下さい!
GW明けのウィザムカーズファクトリー
こんにちは!ウィザムカーズファクトリーの新人メカニック髙橋です!
先日は富士スピードウェイにてJAPAN LOTUS DAY2015が開催され、ウィザムカーズブースにもたくさんの方々にご来場していただくことが出来ました。
本当にありがとうございました!
さて本日はGW明けのファクトリーの様子を写真に収めてみました。
ご覧のように現在ファクトリーでは敷地内いっぱいにたくさんのお車をお預かりさせていただいております。
作業の内容は様々ですが1台1台丁寧に作業を進めさせていただきますのでお待ちいただいておりますお客様、もう少々お待ちください(^^♪
またウィザムカーズでは車検整備や修理等の作業はもちろんですが、スペシャルショップとしてロータスやケータハムを存分に楽しんでいただくためのモディファイ作業(マフラー、サスペンション交換等)にも力を入れています。
ほんの些細なことでもお気軽にご相談下さい!
エリーゼ観察記
こんにちは!ウィザムカーズファクトリーの新人メカニック高橋です!
本日はエリーゼ(Mk-2)についてです。
上の画像はローバーエンジン搭載のエリーゼなのですがソフトトップの後方がリアハッチまで伸ばされており、少し変わった形状をしています。
実はこのエリーゼはMk-2へとモデルチェンジされた際の初期のモデルなのです。後ろの部分は現行エリーゼでもデザインとして残っていますね。
ソフトトップはMk-1世代のような形状、さらにはエアコンも装備されておらずメーターもスタック製となっており、まるでMk-1とMk-2を合わせたようなエリーゼとなっています。
因みにMk-1エリーゼは車載の工具を使って脱着し、今回ご紹介のMk-2初期は工具は必要なくなりましたが、脱着にはひと手間あり少々面倒でした。ただ、耐候性、雨漏れはMk-1よりも格段に良くなってるそうです。そして、現行モデルはエリーゼ用幌の完成形と言っていいでしょう。簡単に脱着出来、コンパクトデザイン!そして軽量。現在EXIGE-Sロードスターに使用されているのにも頷けます。
このように同じエリーゼでも見比べると年式による違いが色々と見つけることが出来ます。明日は何が新たに発見できるか楽しみです。
Lotus 2-ELEVEN
こんにちは!ウィザムカーズファクトリーの新人メカニック高橋です!
本日は現在ファクトリーに展示中のロータス2-ELEVENをご紹介したいと思います。
まずは何といってもその見た目。
私も2-ELEVENを初めて見たときは、屋根も無くロールケージに囲まれたその姿に思わず見入ってしまいました(笑)。
この見た目だけでもロータスのラインナップの中でもかなり究極な存在といえます。
もちろん見た目だけではなく、中身もほぼレーシングカーに近いものとなっています。ロータスがサーキット走行に的を絞って開発したが故に、エアコンやヒーター等の快適装備は一切無く、軽量化のためドアすら省略した結果、車重はわずか760kgしかありません(現行1.6エリーゼの車重は900kg)。
これだけの車重しかないのですから、サーキットでの全開走行やワインディングでは最高に気持ちの良いマシンなのではないでしょうか!エリーゼやエキシージ、エヴォーラまでも登場させながら、同時にこんな極端なモデルも市販してしまうロータスの姿勢に感心してしまいます。
バッテリーターミナルの違い
こんにちは!新人メカニックの高橋です!
今日はエキシージ(Mk-2)のバッテリーターミナルについてです。
エリーゼ&エキシージ(Mk-2)のバッテリーはリアラゲッジスペース内の左方(下の画像)にあり、
エリーゼのバッテリーターミナルはバッテリーに直接取り付けられています。
しかしエキシージのバッテリーターミナルは、上の画像の様にフロントアクセスパネルの内部に設けられています。
これはなぜかというと、エキシージの場合は車内からしかリアゲートを開けることができないため、バッテリー上がりなどが起こった
時にリモコンキーで鍵が開けられなくなることがあるからです。
そのためエキシージはフロントアクセスパネル内にバッテリーターミナルを設けて、バッテリー上がりに対応できるようにしているのです。
こんな所にもエリーゼとエキシージの違いを感じる事ができます!
(現行のエリーゼではエキシージ同様、フロントアクセスパネル内に、バッテリーターミナルが配置されました)
バスタブシャシーについて
初めまして、ウィザムカーズファクトリーの新人メカニックの髙橋と申します!
まだまだ勉強中の身ですが、日々の作業で気が付いたロータスの特長を、少しずつではありますがここでご紹介していきたいと思います。
まずは上の画像をご覧ください。何かお気づきになる点はございませんか?
。。。そうです、エキシージ(Mk-2)のハードトップが外れているんです。
エキシージは構造上ハードトップが取り外せるようになっているのですが、実際に外れている状態を見ることはなかなか無いのではないでしょうか。
ではなぜ競技指向の強いエキシージでさえ、ボディの剛性に重要な役割を担っているであろうルーフが取り外せる構造なのか。
それはロータス独自の「バスタブシャシー」のもつ強度が非常に高く、それだけで車全体の剛性を生み出すことが出来るということなのです。
つまり!ソフトトップのエリーゼもボディの剛性はバッチリということなのです!
EXIGE-Sフットレスト製作
最近EXIGE-Sの納車が連続して、オーナーの方からのフィードバックも徐々に蓄積されてきました。豪快な加速、強烈なブレーキなど魅力は豊富にありチューニングのポイントも色々と考えられますが、スポーツドライブを楽しむ際のドライビング・ポジションをしっかりさせたい、という声が増えてきました。ウィザムカーズではロータス専用のフルバケットシートを開発中ですので、もうすぐここでご紹介できると思います。また4点式以上のフルハーネスを取り付けるための様々なアイテムも企画中ですが、今回ご紹介するのはフットレストです。減速時や旋回中に体を安定させるためにはとても重要なパーツですので、形状やサイズにもこだわってみました。純正状態よりも65mmほど手前にきますので、シートの前後位置とステアリングとの関係をより適正に保つことができます。素材はアルミ製で、純正のインテリアとのマッチングも全く違和感がありません。もちろんエリーゼにも使用可能です。この他にもロータスドライビングを楽しむための様々なモディファイのご提案を用意しております。ぜひご相談下さい。