現在車検整備中のヨーロッパSは、アルミ製のバスタブフレームがエリーゼと同じということを聞きました。
画像はヨーロッパSの下回りです。
ホイールベースもサイドシルの高さも違うクルマのフレームが同じとは、にわかに信じ難いですが、タイヤを外した際に見えるフレームは他のエリー系と何ら変わりありませんでした。
ちなみにヨーロッパSにはアンダーディフューザーが着いていません。
同じフレームでもニーズの違いによってここまでカタチを変えてしまうんですね。
CSRのサスペンション
現在入庫中のCSRのサスペンションが他のシリーズとは違う構造であることに気が付きました。
こちらが従来のセブンのサスペンション構造です。
こちらがCSRです。
プッシュロッド式に変更されています。
ワイドトレッドになり、アーム長が長くなってしまい、そのためダンパーが倒れすぎてしまいます。
ですが、プッシュロッド式にすることによって、ダンパーをボディー内部に理想の角度で配置することができ、空力的にも優れ、重心も中央に寄せることができます。
ロータスT/Cバルブ・クリアランス調整
今日は先輩がロータスツインカムのバルブクリアランスの調整をしています。
40年前のエンジンでも調整方法は現在のエンジンと変わらないなんて凄いですね。
根気のいる作業ですが、エンジンパワーやレスポンスが全然変わります。
細かいパーツもリフレッシュ!
今日はMkⅠエリーゼのシフトワイヤー及びアクセルワイヤーの交換をしています。
交換に時間はかかりますが、ドライブフィールに直接関係するパーツですので、走行距離の伸びてきたクルマにオススメです。
アクセルペダルのタッチ、シフトフィーリング共にとても快適になりますよ。
エリーゼのガラス交換
今日はエリーゼのフロントウィンドウ交換が行われています。
エリーゼのガラス交換は初めて見ました。
クラムシェルを外す作業は大変ですが、ガラスの交換作業はスムーズに進みますね。
エランの窓枠を結ぶ棒?
今日はエランのフロントウィンドウに通っているバーについてです。
このバーの正式名称は「ウィンドスクリーンフレームタイロッド」と言うそうです。
画像は同じエランです。こちらにはバーが着いていません。
この違いは幌型か箱型かにあるそうで、幌型にはこのバーのがないとウィンドウフレームに歪が出るからだそうです。
クラシックカーはコンバーチブルにするのも一苦労だったんですね。
ご成約ありがとうございます!
ケータハムさいたまでは話題のSEVEN160を展示中ですが、先日このブログでレーシングスクリーンの楽しさをご紹介したところ、早速レーシングスクリーン仕様でのご注文を頂きました!!せっかくのSEVENですから、1グラムでも軽量に仕上げたい!というお客様には、レーシングスクリーンがおすすめです。
それから、お問合わせが多いオプションのひとつが「サイドスクリーン・アームレスト」です。
サイドスクリーン(つまりドア)は、標準仕様では上の写真のように2カ所のストラップで、ボディと固定されています。そしてサイドシルは金属が露出しています。それに対してオプションのサイドスクリーン・アームレストを選択すると、下の写真のようになります。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが 、ドアの固定(の1カ所)が単なるストラップではなく、サイドシルを覆うようなカタチのプレートになります。このプレートは表面が柔らかい仕上げで、運転しながらここにヒジを置けるようになっています。簡単なオプションですが、長距離ツーリング派にはオススメのオプションです。
ヘッドライトの進化
今日は車検整備をしているジネッタG4のヘッドランプについてです。
画像はヘッドランプの裏側です。
驚くことにバルブとレンズが一体になっています。
ヘッドランプ自体が電球になっているように見えます。
こちらが新しく取り付けられるヘッドランプです。
バルブとレンズは別々に分かれておりバルブのみ交換できるようになっています。
レンズと一体のタイプのヘッドランプは当時3000円程度で買えたそうです。
球切れすると丸々交換というのは今では考えられないですね。
最軽量のSEVENです
明日から始まるセブン160の展示車両が入ってきました。
普段見慣れているセブンとあまり変わらない印象で、外見の違いはフェンダーが狭くなっているだけでした。
フロントサスアームは従来からあるセブンと変わらず、タイヤサイズやホイールのオフセットを変更して軽自動車の規格に収めているようです。
シャシ構造はほとんど変えずに、さらに20kg以上も軽量化されているので、走りを楽しむという意味では最も適したクルマかもしれないですね。
エアコンの点検
今日は先輩がエアコンのブロアモーターの交換をしています。
ブロアモーターも長年使用しているとこんなに汚くなってしまいます。
他にも経年劣化によりエアコンの配管のつなぎ目などからガス漏れを起こしやすくなります。特にミッドシップレイアウトは配管も長くなりがちです。
エアコンの効きが弱いと感じたら点検をオススメします。