2025年クラブウィザム春ツーリングの試走


定休日を利用して今月19㈯、20㈰に開催するスプリング・ツーリング試走へ行って参りました。

今回は山梨県、長野県をメインとし八ヶ岳周辺の景色の良いワインディングを繋いだルートとなります。

試走のタイミングではまだ峠の山頂付近では雪が残っている個所もありましたが、ツーリングのタイミングでは上手く行けば桜を楽しむ事が出来るかも知れません。これはツーリング本番の楽しみと致します。

今回もライトウェイトスポーツカーを操る楽しさと、日本の美しい景色を楽しんでいただく事の出来るルートをチョイス致しましたので、ご参加いただく皆様は是非お楽しみに♪

追伸
帰りはFORD ESTATEのカーゴスペースが地の野菜で満載になるのが試走の楽しみの1つだったりします(^^♪

2024年オータムツーリング・ルート作成に行って参りました!


先日、定休日を利用してオータムツーリングのルート作成に行って参りました。
今回はツーリングルートDAY1の群馬県榛名山周辺~軽井沢経由~志賀高原、DAY2の志賀高原~草津・嬬恋経由でゴール地点までの道のりを1日で試走致します。

今回のツーリングに向けてエスコートをバージョンアップし、キャブレターをWeberのツインバレル・ダウンドラフトキャブレターから、WeberのツインDCOEに変更しルート作成に挑みます!
より鋭いレスポンスとパワーを求めた結果は如何に!
雨、、、
雨、、、
雨、、、
雨、、、
生憎1日中雨の走行となりました。今回の下見で当初予定していたルートの変更が必要な個所が見つかりました。参加者の皆様には、より良いルートをチョイスしご案内出来そうです。今年の夏は猛暑と共に、大雨も多かった為か通行止めや、アスファルトが荒れている個所があり、下見の重要性を再確認しました。

最高の景色を堪能できるルートを選択しましたが、今回の下見では残念ながら生憎の雨でご紹介できませんでしたが、それは本番のツーリングの楽しみにとしておきましょう♪

自宅からドアtoドアで550㎞、エスコートも無事に雨の中を走り切り、疲れはしたものの、楽しい下見&ドライブを堪能する事が出来ました♪

参加者の皆様!ツーリングルートをお楽しみに!!


番外1・・・屋根を見つけてはキャブレターのセッティングを繰り返し行いました。今は暫定セッティングとして低回転から高回転までスムーズに吹け上がり、満足いくレベルとなりました!!


番外2・・・景色は楽しめなかった為、信州の美味しいそばを堪能して参りました(^^♪

ELAN白号 2024年5月途中経過!


原田ELAN白号の近況を良くお客様から聞かれるのですが、現在地道に着実にほふく前進位のペースで(笑)進んでいますので、今回少しだけご案内致します。

現時点ではエンジンは全てバラし終えて、ヘッド、腰下の組み立て準備となっています。ただ、色々なパーツや加工には費用が掛かるのでなかなか進んでいない状況となっています。

そして今回、出来る事から着実にと言う事で、2024年GW休暇にヘッドの状況確認を自宅で行う事にしました。4畳半の部屋は作業部屋と化します(笑)。
実は壊れてしまったヘッドの修理も考えたのですが、USEDヘッドが手に入った為、そちらをベースとする事にしました。

一応OH済みと言う事でしたが、スペックも分からない状態だった為、バルブをバラシて計測していきます。
カムシャフトは元エンジンのカムシャフトを再利用予定。多分ノーマルのカムシャフトを加工した加工カムとなり、こちらも組付け時にスペック計測をしてみようと考えています。


バルブはサイズ的に純正BIGバルブサイズと判明。
念の為バルブの当たりも確認しておきます。
レーシングカーのようなエンジンスペックはいつも憧れますが、個人的にELANはノーマル+α位のエンジンスペックで良いと考えているので、今回のヘッドはちょうど良い感じかもしれません。
壊れてしまったヘッドには、超特大なバルブがIN、EX共に装着されていましたが、上手くそれを使い切れていなかった感があり、イマイチ調子が出ていなかったので、今回は期待できそうです。

今までの保管状況が分からないので、修正面研を行い、再度組付け予定です。

現時点では全てがバラシ終わり、加工が未作業、パーツ等の購入も未だしていないので、完成に一番遠い状態となっています。これから腰下のボーリングやバランス取り、どこまでやるかの選定を検討していこうと思います。

予算の都合もあるので、また次の案内は少し先になるかと思いますが、毎日エンジンの仕様を考えている時間が一番楽しい時間でもある為、マイペースで進めて行きます!

また走り出す日を楽しみに思いながら、作業を進めて行きたいと思います♪

ESCORT ESTATE 2024年活動スタート!その2


無事にキャブレターをWeber DGV32/36に交換し、テストがてら赤城山迄ドライブに行って参りました!

エンジンルームはTwin DCOEの迫力は無くなりましたが、シンプルな雰囲気はエステートには馴染み、私好みになってきました。DGVで上手くセットアップ出来たら、ノーマルのタペットカバーとエアクリーナーを加工して取り付けたいと思います。


走った感触として、プライマリースロットル側のみで走る開度ではアクセルピックアップや走行フィーリングも良いものの、セカンダリースロットルが開くと燃調が薄い感じでパワー感が無く、もうひと調整と言った感じです。早速スローとメインジェットを大きくしてあげることにします。

DCOEに比べるとメインジェットの交換はチョット面倒ですが、DCOE程セッティングはシビアでは無いので、ある程度決まってしまえば交換する事は無いだろうと思っています。(願っています・笑)

一度OHを行って勉強済みの為、比較的スムーズに交換が出来てひと安心。


ジェット交換後は全体的にパワーとトルク感が増して、非常に乗り易くなってきました。特にプライマリーからセカンダリースロットルが開き始めるアクセル開度の繋がりが良くなり、回転の伸びも良いです。
まだ慣らし運転中なので、ひとまずこの状態で様子を見る事にします。車の用途から考えるとDGV32/36が良い選択かなぁと思っています。

気になる点としては、KENTCAMS234カムはバルブオーバーラップの関係でシングルスロットル仕様の場合アイドリングでバタつきが出やすく、アイドリング回転を少し高く設定して落ち着かせている点です。同じKENTCAMSの224やBCF2にしておけばもう少し落ち着いたのかもしれないなと。。。しかし!慣らし運転が終われば、234のパワーとフィーリングを楽しめる日が待っているハズと信じて慣らし運転を励む事にします(笑)

往復200キロ位のドライブとなりましたが、お正月期間と言う事で道も空いてて、セッティングも良い方向になってきたので、気持ち良いドライブとなりました!!

 

ESCORT ESTATE 2024年活動スタート!

皆さん年末年始はいかがお過ごしでしたか?
私は毎度毎度の車三昧な休みを過ごしました!
そこで、長期休み恒例のエスコートメンテナンスレポートを致します。


前回エンジン編でご紹介したようにキャブレターはTwin WEBER DCOEでスタート致しました。
ジェッティングも進み、ある程度走るようにはなったのですが、豪快な吸気音や回転を上げるにつれての高揚感は良いのですが、普段の足としても使っている車だけに、少々ワイルド過ぎるなと考えていました。

そこで、既に用意をしていたシンプルなキャブレターに交換してみよう!と言う思いが急浮上。
思い立ったら吉日!早速作業を行う事に致しました。


今回用意したキャブレターは2タイプです。

左側はWeberのDGV。アクセル開度に応じ2個のスロットルがプライマリーとセカンダリーとして個別に動くタイプで、ツインチョークタイプです。
スポーツモデルをメインに扱うWitham Carsでは、DCOEの影に隠れた存在のキャブレターと言った感じで、X-FLOWのモーガンやCATERHAMにも一部採用されていたスポーツタイプとなります。(DCOEはレースタイプ)
低速ではプライマリー側のスロットルだけが動き、中回転から高回転にかけてセカンダリースロットルも開き、ツインスロットルとなります。
低速での使い易さと、高回転でのパワーを両立したキャブレターと言っても良いですかね。

右側はノーマルで装着されていたキャブレターの大径版でビッグキャブとして使えそうな物を見切り発車で新品購入していました(笑)
ICHタイプのビッグスロットル&大径ベンチュリ―となります。DGVと比べるとシングルスロットルでシンプルな構造が良いなと思っています。
普段乗りする車はトラブルリスクを減らしたいのでシンプルな構造は魅力です。
またDGVと同じジェット類が使えるので助かります。

どちらのキャブレターも私のエンジンの仕様での情報は調べても出てこないので、色々と楽しみが尽きません。

勿論インマニの形状も異なります。上側がDGV用のインマニです。ツインスロットルの為、取付部は長穴となります。下側がノーマルのICHキャブレター用になります。シングルスロットルのシンプルな丸穴形状です。

今回は勉強と興味からDGVキャブレターをOHして使用する事にしました。インマニは共有出来るようにICHキャブレターに変換プレートを製作。DGVインマニのまま、両方のキャブレターをコンバージョン出来るようにしておこうと考えています。
(写真ではICHキャブに既にコンバージョンプレートを装着しています。。。)

アクセル系も似たような位置につくので、なんとか共有出来そうです!

そうと決まれば、まずはキャブレターのOHとジェットの確認です。
長年使われていなかったキャブレターの為に、全てを外して洗浄していきます。リペアキットが手に入るので古いキャブレターでもまた使ってあげられるのが嬉しいですね♪
フロートも調整し、ジェット類を自分のエンジンのスペックを考慮したサイズに変更しいざ取付です!

つづく!

 

 

 

 

Ford Escort Estate 2023年版・最終仕様??

10月末に開催した弊社ツーリングでサポートカーとして大活躍だったエスコート・エステートですが遂に以前より企画していた大作業に踏み切る事に致しました。


2023年1月にヘッドガスケット抜けを機にモディファイ構想を抱き続けていましたが、遂に作業に取り掛かる事に致しました。構想と下準備で約1年掛かってしまった感じですね。

今回は限られた予算の中から手持ちのパーツを有効活用しエンジン製作を致しました。
スペック的には以前にもご紹介した
・ブロックは711M BAブロックを使用
・ピストンは +0.090″のオーバーサイズ
・カムシャフトはKENT CAMの234カム
・ヘッドは予算的に今回見送り。バルブサイズはFORDのGTスペック
となります。

234カムは箱車でエステートだと下のトルクが心配ですが、せっかくならカムシャフトを交換したい欲に勝てませんでした(笑)
それとヘッドはノーマルのままなので、必要に応じてバルブスプリングの強化や、ロッカーアームの強化等も考えたいと思います。

そして、キャブレターは何を装着するかは最後まで迷いましたが、慣れ親しんだWeber Twin DCOEをチョイス。
ただ、動く事を確認した後に、他のキャブレターに変更も視野に入れています。このエステートはスポーツ路線では無く、気楽に乗れる仕様にしていきたいので、シングルキャブも良いなと。


キャブレター世代の車はエンジン脱着が楽なのが良いですね。
せっかくエンジンを降ろすので、溜まっていた汚れも落としていきます。特にベルハウジングの中は恐ろしい状態でした(笑)

今回フライホイールは交換せずにノーマルのままトルクを稼ぐ作戦でしたが、表面が荒れてしまっていたので、研磨してもらう事に。同時に軽量化も考えましたが、今回は行いませんでした。せっかくなのでクラッチ関係も交換致します。

今年装着したクーラー関係は一度取り外して、Ver,2を検討する事にしました。

そして、完成図です。
まだまだ、これから仕上げていく作業がありますが、まずはこの状態で走って色々と改善点を見つけていこうと思います。

慣らし運転が終わる頃には、カムに乗った軽快なエンジンフィーリングを楽しむ事が出来ると信じ、日々 セットアップしていきます。
お楽しみに♪

ELAN白号 早速エンジン降ろしスタート!


先日壊れてしまったELANのエンジンですが、残念ながら自然治癒をするわけでも無いので、早速エンジンを降ろして次のステップに入りたいと思います。
既にヘッドを降ろす際に油脂類を抜いていたので、補器類を外して比較的簡単にミッションと分離する事が出来ました♪
、 
力が必要な所だけ、メカニック2人に手伝ってもらい無事に降ろすことが出来ました!!
エスコートはエンジンルームが広い分色々と楽でしたが、ELANはエンジンルームが狭いので大変になるだろうと予想していたのですが、問題無くスムーズに進める事ができてひと安心です。


エンジン自体は比較的最近に一度開けられた形跡があります。
スチールブロックで良くあるLLCを抜いたら凄い色、、、なんてことも無くキレイな状態だったのでもしやとは思っていましたが、エンジンを降ろしてみると色々と分かってきました。
実はヘッドのInletバルブもかなり大きなものが使われていたので、なかなか良いエンジンだったのかもしれませんね。

 


ピストンのガタつきも少なく良い状態です。。。。残念(笑)
腰下を開けたらスチールクランク入っていたら嬉しいな、、、と淡い期待を。
それはまた後日の楽しみとしましょう。

エンジンを降ろしたついでに、エンジンルームも少しスッキリさせようと思います。まずはお金を掛けずに出来る楽しみを!と言う事で。
お楽しみに!!

原田ELAN、、、ひと足先に冬眠に入ります。。。


2023年秋のツーリングに向けてメンテナンスをスタート!
と、思いELANで出社。
そして、リフトに移動していると何やらエンジンから異音がし始め、エンスト。
これは何やら嫌な予感がしたので再始動はせずに手押しでリフトへ。
事が事ならツーリングは諦めるしかないので、怪しきヘッドを早速開けてみる事に。

 


以前乗っていたFORD ESCROTに比べるとエンジンルームが狭く、思うように進まず四苦八苦。


この段階でクランクを手で回してみると上死点付近でロックしてしまうので、諦めムードが漂います。
エンジン内部は今回初めて確認するのですが、比較的最近OHがされている感じがします。
今回の不具合が出るまでは絶好調でしたので、悔やまれます。

 


そしてヘッドを外してみると、、、

バルブが折れてる。。。。

そして、ピストンを突き破っています(涙)

アイドリング付近で異音が出て、最低限の時間でエンジンをOFFに出来たので、大丈夫かなぁと思ったのは甘かったようです。

原因は不明ですが、今回秋のツーリングはエランでは参加出来ないことが確定しました。でも、一般道を走行中に起きていたらと思うと、ちょっと怖いですね。エラン君、FACTORY迄頑張って耐えてくれたんだな!と思う事に。

さて、2023年3機目のヘッドバラシはどうやら一番重症そうなので、少し次のメニューを考えるまで冬眠に入る事になりそうです。
エンジンを降ろしたら色々とやりたい事は有ったので、この際バージョンアップ作戦で前向きに考える事にします(笑)

乞うご期待!!

2023オータムツーリング下見に行ってきました


定休日を利用して今月開催するオータムツーリングの下見に行って参りました。天候は生憎の雨ででしたが、愛車のFORD ESCORTは約600kmの下見コースを元気に走ってくれました。

今回のルートは群馬→長野→新潟を走行する、1泊2日としてはロングコースを予定しています。ヒストリック系車両で参加するオーナー様は今からでも遅くはありません!
一度メンテナンスをおススメ致します(^^♪

さて、下見と言ってもMAP上でルートを暫定的に決めて、下見での実走行でルートとして走行可能か?楽しい道なのか?等のチェックを行います。その結果次第で、下見を行ったルートが採用されない事も多々あります。

今回は雨と霧でルート走行時の景色を確認する事が出来なかったのが残念ですが、なかなか良いルートだったかと思います。きっと当日は晴れて良い景色を拝めるはず!!

前半戦だけでもお腹一杯になるコースとなりますので、参加者の皆様楽しみにしてください♪

FORD ESCORTエステートのメンテナンス! ラジエター交換編


忘れた頃にやってくる原田のFord EscortエステートBlogですが、今回はクーラーが装着されたことで、暑い日も乗れるようになったエステートですが、流石に外気温30度越えになると水温がグングンと上りオーバーヒート気味になってしまうので、ラジエターを交換する事に致しました。


クーラーのコンデンサーをサンドイッチして装着しているのですが、個人的には見栄えが気になっていたので、コンデンサーは今後小さくしてグリルの中に埋め込む予定です。このペースだといつになるかは分かりませんが。。。


こちらが取り外したラジエターです。
長い間お疲れさまでした。純正品とすると50年間頑張ってくれていました。
最近負荷が大きかったのか、ジワジワとクーラントが滲んでいたのが気になっていました。


そして、こちらが新たに用意したラジエターです。1700㏄化に伴い大容量の物を購入。現在の排気量だとオーバーキャパシティーですが、大は小を兼ねると言う事で良しとします(笑)


そして、装着の図です。
全長と厚みが増し、ラジエターがかなり主張するようになりました。ブラックに塗装しようか迷いましたが、今回は時間の関係でアルミ地のままで良しとしました。
そして、肝心の冷えは、、、、効果てきめん!
と、言うよりも冷えすぎてしまう位です。恐るべしハイキャパシティー(笑)

本来ならサーモスタッドで温度調整して適性の水温を狙っていくのですが、エンジン載せ替えも控えているので、少し様子を見る事にします。
これでオーバーヒート知らずになった!ハズです。
早くエンジンを1700㏄にしたくなってきました♪

つづく!