以前紹介したLOTUS T/Cのオーバーホール作業の続きをご紹介します。今回は、そもそも作業を開始する理由となった、ジャックシャフトの交換作業を紹介させていただきます。
上の画像のスプロケットがついている部分に、ジャックシャフトが挿入されています。
スプロケットを外してシャフトを抜き出します。中央に見えているのが、欠けてしまったギア部分です。
下が取外したシャフト、上が今回取り付けるシャフトです。OHVからDOHCに動弁機構が変更されているため、このカムシャフトにはバルブを開閉させる役目は無く、デスビやオイルポンプを駆動させるためだけに存在しています。ですので新しいシャフトでは、フリクションロスを減らすため必要のない部分は切断してあります。さらに徹底させて、シャフトにあるカム山も削り落としてしまう場合もありますが、今回はカム山の加工までは行っていません。
シャフトのメタルも新品に打ち替えて取り付けました。スラスト方向のクリアランスの測定を行い、問題がないようなのでスプロケットも取り付けます。
ジャックシャフトを駆動しているスプロケットにも歪みがあり、クランクシャフトのスプロケットとの位置関係が大きくずれてしまっていたので、念のため新品に交換しました。
このエンジンの作業はまだ継続中ですので、次回ドライサンプ用のオイルポンプの点検作業と、ウォーターポンプの交換を紹介したいと思います。
試乗会ではDominator SSも展示します!
今週末・来週末の試乗会”Norton Test Ride Fair”でも、Norton Dominator SSを展示することが決定いたしました。
“世界限定200台”と言う希少さを抜きにしても、思わず惹き込まれてしまう純粋な魅力を持つバイクだと思います。『007 SPECTRE』に登場したのも頷ける造形美です。一見の価値ありですよ!
本来なら完売の希少な限定モデルですが、現在Moto Withamにて1台特別に確保しておりますので、オーナーになる最後のチャンスです!
FACTORY便り No.108 車検整備続々ご入庫
Norton Test Ride Fair 開催!
懐の深さが魅力のLOTUS EVORA 400
先週の秋の試乗会もご好評をいただき、第二弾として今週末よりオータムキャンペーンと題して、USED CARのフェアを開催いたします!期間限定で特別価格になりますので、気になる車がありましたら今からチェックをお忘れなく!!
厳選のUSED CARより今回はおすすめのEVORA 400をご紹介したいと思います。
こちらは弊社デモカーで使われていた車両で日常のメンテナンスから保管状態まで隅々まで行き届いたおすすめの車両となっております。
おすすめのポイントとしましては上述の
・弊社デモカー使用になりますので基本的な整備が行き届いている点
・完全屋内保管
はもちろんの事、
・同乗走行のみなので極端に負荷をかけるような走行はしていない点。
・珍しいメタリックシルバー、ブラックパックレス
・登録済み車両の為取得税、重量税が抑えられる点
などなどです。
デビューより約10年、熟成に熟成を重ねてきたEVORAですが、400はひとつの完成の域に達しました。
昨今のLOTUSにはなかったグランツーリズモとしての要素を備えつつ、生粋のハンドリングマシーンでもあるという2面性の部分が非常に高い次元で両立するという他には無い車に仕上がっているのです。
他メーカーからのオーナー様の乗り換えも多いのはもちろん、ELISEやEXIGEなどの既存のオーナー様でもその乗り味に魅了されお乗り換え頂いた方が多数という事実も証明していると言えます。
他のスーパースポーツがどんどん肥大化する中、全幅1,850mmという絶妙なサイジングも魅力でタウンユースとしての乗りやすさもポイントです。
現車のEVORA 400はオプションのオートマチックトランスミッション装着車ですので、街中を走るのにも快適でハイウェイを優雅に流すも良し、ひとたびアクセルペダルを踏み込めば怒涛の加速も味わえるというEVORAの性格にベストな仕様となっております。
こういった性格のお車ですからミドルサルーンなどを検討している方にも自信をもっておすすめいたしたく、コンフォータブルでありながらも時にはリアルスポーツも楽しめる贅沢な一台となっております。また、お客様との試乗の際にも珍しい車なので注目度が抜群という事も付け加えたいと思います。人と被りたくない個性的な車が好き!という方もきっと満足していただけるのではと思います。
是非EVORA400!いかがでしょうか!!
今すぐSEVEN 160に乗りたい方へ!
最高気温がぐっと下がり、秋らしさを感じられる日が増えてきましたね。
間もなくセブンのベストシーズンに突入!という素晴らしいタイミングで、SEVEN 160Sが入庫してまいりました。走行わずか100kmほど、ほぼ登録しただけと言っても良い車両です。弊社で新車で販売した車両でメーカー保証も残っておりますので、保証継承もいたします。
即納が可能ですので、納期の長さ故にSEVENの購入をためらっていた方も、今年のツーリングシーズンからケータハムライフを始めましょう!
Witham Cars STOREで実車をご覧いただけます。試乗車もご用意しておりますので、遊びにいらしてください。
◆CATERHAM SEVEN 160s 2017y 検32/2
ウィンドスクリーン・幌・ドア・レザーシート・クイックリリースステアリングボス
“LOTUS NEW LANGE in TOKYO MIDTOWN” 開催のご案内
ロータスの最新モデル4台を、東京ミッドタウンでジャパン・プレミアム!
入場無料、イベントの様子をSNS投稿して頂いた方に、もれなくLOTUS
マグネットを差し上げます。
皆さまのご来場お待ちしております!
日時:2017年10月11日(水)14:00 ~ 21:00
会場:東京ミッドタウン アトリウム(ガレリアB1F) アクセスマップ
展示車両:
エリーゼ/エリーゼ スプリント 220
エキシージ スポーツ 380
エヴォーラ スポーツ 410
【トークイベント開催!(18:00~18:45)】
モータージャーナリスト 石井昌道氏、飯田裕子氏に加え、英国LOTUS CARS
からのゲストを迎え、ロータスブランドの魅力を存分に語って頂きます。
話題の4モデルをいち早くご覧いただけるチャンスです。
是非お気軽にご来場ください!
GINETTA G12 納車整備 Part.3
ジネッタG12の納車整備ご紹介パート3です。大変コンディションの良い車両ですが、時間の経過がかなりありますので、車両の細部に至るまでじっくりと点検整備を進めています。
例えばキャブレターやブレーキのマスターシリンダ、クラッチのマスターシリンダの分解整備など、納車整備に不可欠な項目も全て実施していますが、個体それぞれの状況に合わせて、特に徹底的な整備を実施します。
今回はラジエターパイプやヒーターなど冷却水が回る個所に、かなり時間をかけています。ラジエターのヘッダータンクはホース挿入部がかなり腐食していましたので、アルミパイプを溶接し直しました。
こちらはヒーターホース交換のため、燃料タンクを降ろしたところです。燃料計のセンダー等も同時に点検します。
さらに排気系や駆動系の点検整備も進んでおりますので、またご紹介致します。
Used Car 入荷速報 – EXIGE-S V6, ELISE-R –
◆ LOTUS ELISE-R 2007y 49,500km 検30/5
Toyota 1,800cc 2ZZエンジン(NA) 192ps
ツーリングパック(レザーインテリア)/HIDヘッドライト/ETC車載器
1オーナーのELISE-Rが入荷いたしました!新車で納車以来、弊社にて継続的な整備を行ってきましたから、メンテナンス履歴が明確です。
ELISE-Rは最高出力192psを発揮する2ZZエンジンを搭載し、NAエンジンを搭載したELISEの最速モデルです。カムが切り替わる高回転域での加速とサウンドは2ZZエンジンならではの魅力。さらにスーパーチャージャー非搭載の分、軽量です。生産終了からおよそ10年が経過した今でも人気が衰えません。
◆ LOTUS EXIGE-S V6 2014y 20,000km 検31/1
Toyota 3,500cc 2GRエンジン+SC 350ps
レースパック/レザーシート/ETC車載器
徹底的に贅肉を削ぎ落としたアスリートのような体躯に350psの心臓部を与えられたスーパースポーツ。ロータスならではのオンザレールのハンドリングとV6の瞬発力で、街乗りからサーキットまで幅広く楽しめる1台です。このまま乗るのはもちろん、自分好みに仕上げていくベースとしても良さそうですね。
どちらも自信を持っておすすめできる車両です。乗り換えをお考えの方だけでなく、ロータスが気になっているけれど”英国車”や”スポーツカー”という点になんとなくハードルの高さや不安を感じている方、ウィザムカーズに一度ご相談下さい。「ロータスがある生活」への一歩を踏み出すお手伝いをさせていただければと思います。
スタッフ一同、みなさまのご来店をお待ちしております!
Exige S Roadster is ending soon…
Exige S Roadsterまもなく終了します!
LOTUS CARS ラインナップ刷新によりロードスター自体はsport 350のバリエーションとして継続になりますが、
『今のスタイル・雰囲気のロードスター』は現在の国内在庫限りで終了
となり、国内ストックは指折り数える程度しかございません。ガラスエンジンフードのスタイルは特にロードスターが好みのお客様には人気のディテールです。sport 350に移行した場合、車両本体価格差だけでも¥8,800,000⇒¥9,720,000(MT比)と外装・内装の意匠変更はございますが、基本ベースは同じで約100万円の価格差は大きいです。
今の雰囲気のロードスターはまもなく新車で手に入れることが出来なくなりますので、気になる方はお急ぎください!