今回ご紹介する中古車はケータハムのSUPERSEVEN 40th anniversaryです。1957年に生産が始まったセブンの40周年を記念するモデルとして、日本にわずか30台のみが輸入された、とても希少なモデルです。
最大の特長は何といってもノーズコーンやサイクルウィング、リアウィングまで全てアルミ製が採用されている点でしょう。もちろん1957年にロータスが生産を開始した時のセブンの姿を再現したもので、ボディパネルやエンジンフード、ウィンドスクリーンのフレームなど、外装のほぼ 全てが金属色で覆われた独特のスタイリングは、FRPには無い独特の美しさがあります。アルミパネルは隅々まで研き込まれており、オーナーの愛情が伝わってきます。
メーターパネルにはシリアルナンバーが刻まれたプレートが貼られ、メーターやスイッチの配置も専用のものになっています。
40周年アニバーサーリーモデルの特別なポイントは、エクステリアやインテリアだけではありません。エンジンにも専用のチューニングが施されています。カムシャフトとピストンの交換、ローラー式ロッカーアームの採用により、最高出力はケントエンジンとしては史上最高の155馬力に達します。40周年記念に相応しい特別な動力性能までも備えたアニバーサリーモデル、今後は販売車両はなかなか見つからないと思います。コンディションも非常に良い状態ですので、ご検討の方はぜひお急ぎ下さい。
ケータハム近況
イギリスから
いつも弊社Blogをご覧頂き、有難うございます。
寒暖差がはげしく、体調を整えるのが大変ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?
本日は 4月2日 年に一度の一大イベント!
『JAPAN LOTUS DAY 2017』が富士スピードウェイで行われております。
ご参加の皆様は、昨年の分まで楽しんで下さい!
と、それとは別に本題ですが、現在英国・SILVERSTONE 24時間耐久レースへの参戦中の弊社代表 篠原より写真とメールが参りましたのでご紹介したいと思います。
Silverstone Circuit is absolutely fantastic , never driven such a hi-speed corner ! also never drive so massive dark … Yesterday was qualify , we got P4 , pole in the class !! Great job Tom 🙂
もちろん雨の多いこちらの、いわゆるブリティッシュ・ウェザーに備えてウェットラインもしっかり学習。万全の体制でレースに備えます。夜間プラクティスも走行しましたが、とにかく暗いのなんのと、目を閉じて走っているのと同じフィーリングです。

昨日の予選は、4番手、クラスポールを獲得しました!。
本日はJAPAN LOTUS DAY!
本日は富士スピードウェイで行われるジャパンロータスデーに来ています。ウィザムカーズブースは準備万端!
もうまもなくオープニングセレモニーと共に、日本最大のロータス,ケータハムの祭典が幕を開けます。ご来場のみなさまは是非ウィザムカーズブースにお立ち寄りくださいね。
ウィザムカーズストアとファクトリーも通常通り営業しておりますので、そちらもよろしくお願いいたします!
GINETTA G4レースシーズンに向けてメンテナンス中 part2
今回は先日紹介したジネッタのレース準備の続きです。
まずはドライサンプのサンプパンを外していきます。最近のエンジンのオイルパンは液体ガスケットを塗るだけで大丈夫ですが、ケントエンジンのオイルパンにはコルク製ガスケットが使用されています。
こちらが新品のコルク製ガスケットです。使用している間に少しづつ痩せていってしまうので、オイルがにじみ始めてしまった時にはネジを増し締めをする必要があります。この他にもロータスT/Cはカムカバーに、ケントエンジンではタペットカバーに、コルク製のガスケットが使用されています。
フライホイールの奥にあるクランクシャフトのシールキャリアを取り外していきます。クランクシャフトの右上に見えているのはジャックシャフトです。ツインカムヘッドに換装される前にはカムシャフトとして使われていたパーツですが、現時点ではこのシャフトの役目は多くてもメカニカルポンプとディストリビューター、オイルポンプの駆動のみになっています。
そして、今回のクラッチ交換の原因でもあったクランクのオイルシールです。やはりここもすんなり交換して作業終了という訳にはいきません。シールキャリアのセンター出しをしっかり行わないと、オイル漏れが再発してしまいますので、1/100mm単位で調整を繰り返し固定します。
こちらはフライホイールとリングギアです。ここもやはり最近の国産車の場合、フライホイールとリングギアがアッセンブリパーツとして供給されますので、多くてもクラッチカバー用のノックピンの圧入作業のみですが、こちらはリングギアの焼き嵌めから行わなくてはいけません。
焼き嵌めを行ってから、リングギアの周り止めの為に一手間加えます。
熱を加えすぎて歪まないようにしつつ溶接で固定します。こちらも重量バランスが崩れないように注意しながら、必要最低限の量で済ませます。
オイルパンを取り付ける前の腰下の画像です。画像だけでは50年以上も前に設計されたエンジンとは思えないですよね。このエンジンがジネッタに搭載されたのも50年近く前でしょうから、本当にすごいエンジンです。
次回はクラッチの取り付け作業をご紹介したいと思います。
Used Car 入荷速報!- SEVEN 40th Anniv. –
◆1999y CATERHAM SEVEN 40th Anniversary
Ford Kent 1,760cc 走行13,600km 検2年付
スーパーセブン生誕から40周年を記念して発表された限定モデルが入荷いたしました。弊社にて継続的に点検・整備を行ってきましたので、メンテナンス履歴も明確です。
特徴はノーズコーン・サイクルウィング・リアウィングまで、全てポリッシュ仕上げが施されたハンドメイドの総アルミ製ボディ。ロータスセブン シリーズ2にならった赤いダッシュパネルやリアライトに加え、スピードメーター脇にはシリアルナンバー入りプレートが。さらには出荷状態でエンジンにも手が加えられており、ノーマルよりハイパワーです。
長く付き合える特別な1台をお探しの方、いかがですか?
現在ファクトリー(戸田市・美女木)に展示中です。全国に納車も可能ですので、遠方の方もまずはお問い合わせくださいませ(^^
ご成約ありがとうございます – Roadsport 300 & 200 –
先日入荷したばかりのCATERHAM Roadsport 300・Roadsport 200をご成約いただきました!ありがとうございます!
Roadsport 300は車両はブログでご紹介する間もなく、あっという間に次のオーナーが決まってしまいました。どちらもとても大切にされてきたワンオーナーのセブンですから、新しいオーナー様にとっては良い出会いとなったのではないでしょうか(^^
これからFACTORYでコンプリートメンテナンスが始まります。今年の春は存分にセブンをご堪能いただけるよう、しっかりと仕上げて納車いたしますね。楽しみにお待ち下さい。
桜も咲き始めて春らしくなってきた気候に合わせて、セブンのお問合せも増えてまいりました。セブン未体験の方は最高に気持ちの良いこの時期に是非ご試乗ください。
今回の様にWebに情報をアップする前にご成約となってしまう車両も多々あります。他にも近日入荷予定の車両がございますので、中古車をお探しの車はまずお電話でお問い合わせ下さい。
まずは03-5968-4033まで!
今年もやります!Wako’s 2Elevenサーキットタクシー!
5月7日(日)に袖ヶ浦フォレストレースウェイで行なわれるNAF(ネコ・オートモビル・フェスティバル)!Witham Carsは今年もWako’s 2-Elevenでサーキットタクシーをやりますよ!
サーキットタクシーは、プロドライバーの運転する車のパッセンジャーシートに座って同乗走行体験が出来るというもの。
写真はNAF 2016のサーキットタクシーの様子です。弊社代表篠原がドライブするWako’s 2Elevenは、大人にも子供にも大人気でした。 ロールケージの隙間からの乗り降りだけでも子どもたちは大はしゃぎ(^^ こんな車にのる機会、なかなか無いですもんね。
NAFは子供から大人まで楽しめるコンテンツが盛り沢山のイベントですので、ぜひご家族でご来場下さい!
モトリタ用クイックリリースボス再登場!
SILVERSTONE 24時間耐久レース参戦!!
3年間の準備期間を経て、Witham Cars代表の篠原がSILVERSTONE 24時間耐久レースへ参戦致します!
「TeamはイングランドのENDURANCE AUTOSPORTから、参加車両はLOTUS SPORTS ELISE GT4(車両名はLOTUS EXIGE です)。ドライバーは、2011年にブランズハッチ LOTUS 1000km ENDURANCE RACEに参戦、優勝した時と全く同じメンバーで息の合ったチームでの参戦です。
GT4クラスをトップカテゴリーとしたTCRやCUP-CARなどのレーシングカーが主体の24時間耐久レースシリーズは、日本ではまだあまり馴染みがありませんが、ルマンやニュルなどの24時間耐久レースが、実体としてアマチュア・ジェントルマンチームとドライバーの参加が大変難しくなっている事もあり、ヨーロッパでは大変な盛り上がりを見せています。毎戦大変熱く盛り上がりのあるレースが開催されていて、今回参加する「24H TOURING CAR ENDURANCE SERIES」も世界中からジェントルマン・チーム&ドライバーが大挙エントリーしています。
SP3-GT4クラスへのエントリーについては、EVORA GT4での参戦はこれまでも実績があるのですが、いわゆるスモールシャーシーをベースとしたELISE/EXIGE で挑戦してみようという事で、GT4規格に準ずる内容に車両を合致させて参戦です。
ただ唯一、本当に残念なのはJAPAN LOTUS DAYと開催日が重なってしまった事。本当に悔やまれます。
とにかく、今回はチャレンジング!完走目指して(本当は優勝目指してます)頑張ってきます。応援宜しくお願いします!」
続報が入り次第、本ブログやFACEBOOKにアップいたします(^^ お楽しみに!