Dominator SS ピックアップ Vol.2

近頃は仕事前にDominator SSを眺めるのが日課になっているスタッフ絹川です。国内海外メーカー問わず、なんとなく物足りなさを感じるバイクが増えた中、これほどまでに思い切ったバイクを作り上げ、発売してしまったノートンには心の底から拍手を送りたい思いです(^^

展示会は4月17日(日)まで開催しております
ので、いくら眺めていても見飽きない完成度の高さを、ひとりでも多くの方にご覧頂けたらと思います。まだの方はぜひどうぞ!

さて、本日はドミネーターに採用されているカーボンパーツをご紹介。軽量・剛性が高いなど材質的に優れたカーボンですが、そういった特性云々を抜きにしても心惹かれる素材ではないでしょうか。光の角度によって表れる織り目は美しく、どことなく凄みが感じられます。

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まずはタンクと並んで目を引くパーツであり、ドミネーターのスタイリングを決定づけているテールカウル。短いシートレールと軽量なテールカウルのせいか、押し引きするとCommandoより も明らかな軽さを感じます。モノトーンのユニオンジャックはエアブラシによって職人 が描いているそうですから、一台一台微妙に異なるものと思われます。

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こぶりなメーターバイザーはDominator専用品。Commandoシリーズよりも高さが抑えられており、攻撃的なシルエットのDominator SSによく似合っています。真正面からみた顔つきもなかなか魅力的だと思うのですが、いかがでしょうか?

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ロゴとシリアルナンバーが入っているのは、サイドカバーではなくエアクリーナーボックス。Commandoシリーズと較べて僅かに張り出しが大きく、ニーグリップし易くなっています。穴あけ加工されたアルミのサイドプレートはまるでワンオフのカスタムバイクを彷彿させますね(^^

今ならばまだノートン東京/Moto Withamの確保分がございますので、オーダーも可能です!グッと来た方はお早めにお問い合わせ下さいませ。

USED CAR ピックアップ! 1700GTS

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前回はケントエンジンに注目してご紹介したケータハム・スーパーセブン1700GTSが、2回目の登場です。今回はクラムシェルフェンダーについてです。クラムシェル・ウィングとも呼ばれていますが、現在ではオプションですら選択不可能となってしまったレアなパーツです。80年代頃のセブンではかなりの確率でクラムシェル・ウィングが装備されていましたので、標準仕様だと思っている方も多いのではないでしょうか。
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実際には本国でもオプション装備だったのですが、ロータス時代のシリーズ2あたりから、かなり人気のアイテムだったようです。1959年にシリーズ1のアメリカ仕様に採用されたのが初登場です。初出がイギリスではなくアメリカ向けというのが意外ですね。
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このイエローのセブンは、ロータスのヘセル工場で開催されたヘセル40周年記念イベントに展示されていた1962年のセブン。全体的にスレンダーな印象のシリーズ2には、クラムシェルが良く似合いますね。
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イベントシーズンが始まりました

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いよいよ春のイベントシーズンが始まりました。ツーリングやモータースポーツの計画を立てている方も多いと思います。ウィザムカーズ・ファクトリーでも、イベントとに備えてのメンテナンスやレースのサポートなど、忙しくなっています。こちらの写真は富士スピードウェイで今日開催されたJCCA FUJI JANBOREE ヒストリック・グランプリの模様です。
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ヒストリックGPは、フォードGTやシェブロン、アルピーヌなど60年代のモータースポーツシーンを彩った往年のレーサー達が雌雄を決するレースで、ウィザムカーズからもジネッタG4が参戦です。豪快なエキゾースト・ノートを響かせながら疾走する姿は、まさにクルマ趣味の最高潮ですね。イベントの詳細も、後ほどご紹介致します。
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さらに4月17日は、 JAPAN LOTUS DAY も開催されます。竹内も閉店後に自分のロータスを準備中です。果たして間に合うのか!

入荷速報!MK-1 ELISE 111S

MK1 ELISEの中古車を探している方に速報です!
右ハンドルのMK1 ELISE、しかもVVCの111Sが入荷して参ります。

更に!MK1を検討するうえで必ずと言って話題になるのが、クーラーが装着されていない点です。しかし、今回の車両にはあと付けクーラーを装備している理想の一台と言って良いのではないでしょうか?

入荷後のチェックなどをしてから、正式にwebにてご案内いたしますが、それまでに売れてしまうであろうと予想されます!

まずは、このブログを見て気になる方はご一報ください。(原田)

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エヴォーラのベンチレーション

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ウィザムカーズ・ファクトリーではエヴォーラの整備が今日も続いています。昨日はサスアームをご紹介致しましたが、今日はエンジンルームのベンチレーションについてです。現在のロータスはミドシップマウントというレイアウトのため、エンジンルームの排熱が重要です。従来のエリーゼやエキシージはテールゲートに大きなグリルがあり、エンジンルームの熱を上に逃がす構造になっています。空力を優先した結果、エンジンルームの床がディーフューザーで完全に塞がれているためです。ヨーロッパSではテールゲートがガラス製で密閉されてしまうので、ディフューザーは装備せず、熱を下に逃がす構造です。
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エヴォーラでは上面はガラス、下面はディフューザーで塞がれてしまうので、熱の逃げ場がありません。そのため、熱を逃がすためのダクトがたくさん配置されています。上の写真はリアウィンドウ直後のダクトで、フロント側のEXマニや触媒からの熱を上に逃がすための煙突です。
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そしてこのダクトは、右側ドア後方の吸気口からのエアでオルタネーター等を冷却させるためのものです。電動ファンで強制的に外気を取り込むようになっています。左側の吸気口は、エンジンの吸気に使用されています。
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さらにこちらはエンジンルームの一番後側にあり、サイレンサーなどの熱がサブフレーム内にこもらない様にするための ダクトです。これらの厳重な熱対策により、エヴォーラは真夏の渋滞でもオーバーヒートとは無縁で、エアコンの効きも強烈です。これなら400馬力のハイパワーエンジンでも安心ですね。

4台の試乗車をご用意してお待ちしております!

今日は朝からとても暖かいですね。ライトウェイトスポーツカー達の試乗日和ですよ!
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チャップマン↑になりきった(つもり)の店長 原田+試乗車達↓の図。
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ウィザムカーズストアでは
○LOTUS EVORA 400
○LOTUS EXIGE-S V6
○LOTUS ELISE-S
○CATERHAM Seven 160

の4台の試乗車をご用意しております。ご検討中の方、週末は是非ウィザムカーズへお越しくださいませ。(試乗には年齢等の制限がございますので、ご希望の方はまず03-5968-4033までお問い合わせ下さい)

スポーツカーは初めてで。。。という方も、購入後の維持や楽しみ方など、スタッフが何でもご相談に乗らせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください!

試乗コースは桜吹雪です!

春らしい陽気にさそわれて、開店前にEVORA 400で試乗コースを試走してまいりました。

満開の桜も良いですが、花びらの舞い散る桜の木の下もまた美しいですね。道路に落ちた花びらを巻き上げながら走るのも、なかなか風情があっていいものです。ロータスと桜、イギリス本国では味わえない組み合わせではないでしょうか(^^
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今日・明日は暖かい一日となるそうですよ。こんな日にウィザムカーズストアの試乗コースでロータスをお試しいただけたら、よりの魅力が伝わるのではないかと思います(^^  スタッフ一同、ご来店を心よりお待ちしております。

エヴォーラの足回り

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今日のウィザムカーズ・ファクトリーはエヴォーラの整備が進んでいます。この写真はリアのクラムシェルを外したところです。エヴォーラのシャシーはリアホイールの直前でアルミシャシーが終わり、スチール製のサブフレームが連結される構造です。基本的にはエリーゼと同様の構造ですが、もちろん全てのパーツがエヴォーラのための専用設計です。400馬力を余裕をもって受け止めるこのシャシーは、モータースポーツからハイブリッドまで対応する、ロータスの将来を担うプラットフォームです。
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こちらはリアサスペンションのアッパーアーム、鍛造アルミ製の逸品です。
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こちらはエリーゼ系の足回りです。スチールのパイプにガセットを溶接しただけのシンプルなアームは、まるでクラシック・フォーミュラのようですね。単純な形状ですが、エリーゼの基本コンセプトを忠実に再現しており、これはこれで十分に魅力があります。
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こちらがエヴォーラのリア・ロアアーム。もちろん鍛造アルミ製で、非常に複雑な形状はエリーゼ系のシンプルなアームとは対照的ですね。エンジニアリングのレベルが向上していることが覗えます。
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サスアームの表面にはロータスのロゴマークが配置されています。開発陣の自信の表れでしょうか。エヴォーラのプラットフォームは今後も様々なモデルに採用されそうですね。

Dominator SS 展示期間延長!

先日の展示会では沢山のご来店ありがとうございました。大好評につき、Dominator SSの展示期間を4月17日(日)まで延長いたします!何人ものお客様から「このスタイリングはやり過ぎかと思ったけど、実車を見ると本当に格好良い!」というご感想をいただきました(^^

情報も写真も少ないバイクですから、気になってはいるんだけど。。。という方も多いと思います。そこで本日より、少しずつDominator SSの魅力をご紹介いたします。

まずはバイクの顔とも言える、特徴的なタンクをピックアップです。

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一見Commandoシリーズのタンクと同じ形状にみえるんですが、よく見ると、ドミネーターのタンクの方が緩やかな曲線を描いていて、柔らかな印象を受けます。アルミシートをハンマーで叩いて美しい曲面を作り出し、溶接してタンクの形にしてからポリッシュするという、途方も無い手間がかかったタンクです。

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フューエルキャップはアルミ削り出し。サイドにローレットが刻まれただけの極めてシンプルな造形が、なめらかなタンクに実に似合っています。金属フェチにはこのキャップだけでもたまらないソリッドな質感です。

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個人的には後ろからみたシルエットがセクシーでお気に入りなんですが、いかがでしょうか?Commandoシリーズの樹脂タンクと比べると、数cm幅広に作られており、後部のくびれが強調されたデザインなんですね。

なかなか本来の魅力が伝わらないことに歯がゆさを感じるくらい、本当に格好いいバイクです!前回見逃した方、必見の1台ですよ!

今週末は晴れて暖かくなるようですので、ぜひウィザムカーズにお越しくださいね。

STOREは週末の準備中。

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この週末、EVORA400のWithamCars第一号車が納車となります(^^♪
ボディーコーティングも終えて、ピッカピカになりました!
オーナー様から個人的に依頼された秘密の作業を終えて、あとは納車を待つばかりです。

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ショールーム内ではドミネーターSSの気合の撮影を絹川が行っています。
アルミポリッシュのタンクは撮影が難しいようで、苦戦しているようです。画像は近日WEBにて紹介致しますので、お楽しみに!
それにしても、ドミネーターSSはカッコイイな(*^^)v

この週末は天気も良さそうなので、2輪、4輪問わず皆様のご来店を心よりお待ちしております。(原)