CATERHAM シリーズ5シャシー -5 – ラゲッジスペースとエンジンルーム –

CATERHAM シリーズ5シャシー、今回はラゲッジスペースとエンジンルームです。

室内空間に限りがあるSEVENでは、どの位荷物を積めるのかは気になるところだと思います。シリーズ5ではボディサイズからラゲッジスペースもかなり拡大されているのでは?と思い比較してみたところ、意外にも深さと奥行きは同等で、幅のみ100mm広いという結果でした。荷物が多い方に幌を収納するためのフードバッグやトランクカバーの上に乗せるブーツバッグの使用をお勧めします。

◆ラゲッジルーム
シリーズ3 / シリーズ5
幅:950 / 1,050 mm:100mm差
奥行:305 / 305mm:0mm差
深さ:200 / 200mm:0mm差

シリーズ3
シリーズ5
S5のトランクカバー。複数の生地を縫い合わせて作られています。

車体後部に収められた燃料タンクもボディ幅の分、容量がアップしています。シリーズ3の36Lに対し、シリーズ5は41L。5Lの差はロングツーリングでは安心感につながります。
◆フューエルタンク
シリーズ3:36L
シリーズ5:41L

最後にエンジンルーム。エンジンはベースモデルから変更はなく、スペックも同一ですが、エキマニやペダルボックスなどは専用品です。幅広いペダルボックスカバーからもペダル周りの広さが伺えますね。

シリーズ3 エンジンルーム
シリーズ5 エンジンルーム

車体番号が打刻されたプレートの”SEVEN S5”の文字に特別感を感じます。

SEVEN 480ならばまだシリーズ5シャシーが新車でオーダーが可能です。興味が湧いてきた方は、お気軽にWitham Carsまでお問合せください。

CATERHAM シリーズ5シャシー -4 – ペダル周り –

今回はペダル周りの比較。シリーズ3とシリーズ5の差が大きく表れ、ツーリング派にもサーキット派も恩恵が得られるポイントです!

◆ペダル周り
シリーズ3 / シリーズ5
A:195 / 230mm:35mm差
B:260 / 320mm:60mm差
 改めてシリーズ3はペダル周りを見ると本当にタイトですね。ペダルボックスの幅が260mmで、A・B・C各ペダルが近接してレイアウトされています。

対してシリーズ5はペダルボックスが60mm拡張、各ペダルの間隔も広げられました。特にブレーキとクラッチペダルのクリアランスが広めにとられており、ヒールアンドトゥもペダル操作がしやすそうです。

シリーズ3のペダルまわり
シリーズ5のペダル周り

実際に座り比べてみると60mmの差は大きく、足先の窮屈な感じがありません。どんな靴を履いていても大丈夫!とまでは言えませんが、シリーズ3ほどシューズ選びに気を使わずに済みそうですよ。

 

CATERHAM シリーズ5シャシー -3 – コックピット –

今回はコックピット内の空間を見比べていきます。

◆シート周り
シリーズ3 / シリーズ5

A:405 / 460mm:55mm差
B:945 / 1,050mm105mm差
C:950 / 1,030mm:80mm差

まずはシート周り。シリーズ5は運転席・助手席の幅が広いだけでなく、前後方向も80mmのゆとりがあります。

シリーズ3のコックピット
シリーズ5のコックピット
運転席と助手席の距離の差。(シートセンターでの比較)

◆シートクッション
シートはシリーズ5の専用品です。座面のクッションを比べてみるとこの通り、5cmほど幅広に作られているのがお分かりいただけると思います。

◆メーターパネル
メーターパネルの配置はシリーズ3(上)とシリーズ5(下)で共通。並べて比較するとシリーズ5のメーターパネルは左右の空間が少し広いことがわかりますね。

◆ロールバーの高さ
シリーズ3 / シリーズ5
325 / 365mm:40mm差
 ロールバーは高さも4cmほど高く作られています。幌骨も高さがあるため、幌を張っても頭上に余裕があり圧迫感は少なめです。

シリーズ3ではもぐりこむように乗りこまねばならないのに対し、シリーズ5では大柄なドライバーでもスムーズな乗り降りが出来ます。

シリーズ3のタイトなコックピットはレースカーのような高揚感を感じさせてくれます。シリーズ5ならではの空間の余裕は、大柄な方や景色を楽しむツーリングのようなを楽しみ方を考えている方に大きなポイントとなりそうですね。

CATERHAM シリーズ5シャシー -2 – ボディサイズ –

今回はシリーズ3(ナロー)とシリーズ5(ワイド)シャシーのSEVENの外観とボディサイズと比べてみましょう。

両者の違いは真正面から見ると一目瞭然。ボンネットやウィンドスクリーンはシリーズ5用にワイドなものが装着されており、ロールバーは幅だけでなく高さも異なりますね。

車高は同じである分、シリーズ5の方がロー&ワイドに見えます。フロント側のタイヤ部で幅を比べてみると約125mmの差がありました。※右の270Rはワイドトラック装着です。
シリーズ3:約1,525mm(ワイドトラック)
シリーズ5:約1,650mm

特徴的なのはノーズコーンの形状でしょうか。

シリーズ5シャシーは横に広いグリルが印象的です。ラジエターは共通で、両サイドにブラケットが追加されています。

後輪の車軸を合わせておいてみると、ボディもホイールベースも延長されていることがわかります。
シリーズ3:約2,220mm
シリーズ5:約2,310mm

リアタイヤ部の幅は約115mmの差。拡大されたボディの分、ラゲッジルームの容量も増えているのではないでしょうか。ヘッドレストの間隔にも注目です!
シリーズ3:約1,590mm
シリーズ5:約1,705mm

次回はコックピットを比較していきます。

CATERHAM シリーズ5シャシー -1 – ワイドボディという選択 –

こちらのCATERHAM SEVENは最近入荷した270Rなのですが、ちょっと特別な仕様です。

どこが違うのか、写真からわかりますか。。。?実はこの270Rはオプションのシリーズ5シャシー仕様でオーダーされた1台。

現行のCATERHAMには2種類のシャシーがあり、オーダー時に選択することが出来ます。

◆シリーズ3(S3)シャシー:
プライスリストにはナローボディと書かれているシリーズ3がいわゆるスタンダードなSEVEN。日本に輸入されたSEVENのうち、殆どはS3シャシーです。

◆シリーズ5(S5・SV)シャシー:
ワイドシャシー・ワイドボディとも呼ばれるオプション。SEVEN270 / SuperSeven1600 / SEVEN480で選択可能です。S5仕様でオーダーされたSEVENは極めて少なく、弊社でもSEVEN 270ではこの1台のみ。今まで納車したものも数台でしょうか。
※CSRもワイドボディですが、シリーズ6と呼ばれるまた別のシャシーです。

左がS5シャシー / 右がS3シャシー。どちらも270Rです。

私は今回初めてS5シャシーのSEVENのシートに座り、コックピットの広さに驚きました!!いや、「広い」と表現すると誤解があるかもしれませんが、S3に比べてシートにも足元にも明らかに余裕があるのです。

タイトすぎるコックピットにSEVENを諦めていた方にも、S5シャシーならばお乗りいただけるはずです!

次回からS5シャシーとS3シャシーの違いを詳しくご紹介します。