
先日のEVORA IPSに続き、本日はEVORA-Sのテストドライブをレポートいたします。
EVORA-Sの入荷はもう少し先になる予定なのですが、今回特別に広報車両をメーカーさんの協力でお借りし試乗することが出来ました。先日のIPS試乗レポートからEVORAの魅力を再実感していただけに、このタイミングでEVORA-Sを試乗出来るのはまさにナイスタイミング!早速いつもの試乗コース?いやっ試乗ルートに出発です。
EVORA-Sを待ち望んでいる方が一番気になる情報としては、まずNA280ps→スーパーチャージャー350psにアップされた馬力だと思いますが、これが非常に良いバランス!そして速いっ!スーパーチャージャーで過給されたエンジンは、過給器エンジンとは思えないほどのスムーズなふけ上がりと低回転からのトルクもあり、自然吸気(NA)モデルとは違った加速感を得ることが出来ます。EXIGE-S等では気になってしまうスーパーチャージャーならではの機械音も遮音性に優れるEVORAでは皆無でした。その代わり排気音は素晴らしく、ついついアクセルを踏みたくなってしまうサウンドチューニングがされて施されています。
サスペンションに関してはNAモデルより若干硬くなっていますが、それはNAモデルと比べた場合であって、スポーツカーとしては驚くほど上質な仕上がりで、一般道・高速道路のクルーズから、ワインディング・サーキットまで万能にこなすことが可能です。
個人的な感想としては、EVORA-Sはスーパーチャージャーの恩恵でパワー&トルクともにUPし非常に運転し易くもなっています。この点は、日常的に使うことが出来るスポーツカーとしてのコンセプトにはマッチしています。350psになったパワーでもシャシーの剛性感が上回り、気難しい雰囲気は一切無く、安心してドライビングをお楽しみ頂けます。そして、なによりEVORAはハンドリングが全モデル通じて素晴らしく、まさにLOTUS・ライドを楽しませてくれる最高の1台となっています。
EVORA-S登場を待ちに待っていた皆様!より詳しい情報は原田までお気軽にお問合せ下さい。各モデルの違い等を含め最適な一台をご提案させていただきます。
走り始めてしまえば、2ペダルはやはり楽です。特に渋滞が多くSTOP&GOの多い都内はその恩恵を十二分に受けることができます。A/T仕様のおかげかゼロ発進時のトルクが6MTより太く感じ一層乗り易さを感じることが出来ました。
慣らし運転と言うことなので、あまりドライバーの方がスポーツモードに入っていませんでしたが(笑)、クラッチ操作とギヤ操作が無い分ステアリングとブレーキ操作に集中でき、今まで以上にEVORAのハンドリングの良さを感じることが出来た事が予想外の収穫でした。ハイパワー車が多くなったこの時勢に、ハンドリングのLOTUSを誰でも気軽に味わって頂く事が出来る車だと感じる事ができました。









