カスタムこそセブンの真髄!

スーパーセブン大特集のカーマガジンが発売されました。早速私も読んでおりますが、新旧の様々なセブンが登場していて、とても充実した内容です。特にイベントに集合したセブンをたくさん紹介しているページをみると、一台毎にオーナーの個性が反映されていて、おもしろいですね。セブンの魅力のひとつが、これらの様々なカスタムにあると思います。
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私自身も経験がありますが、セブンが納車されたらここをこんな風にイジリたい!と考えるのは本当に楽しい時間です。現在はクルマ用品も色々なグッズが発売されていますので、オーナー様からのリクエストも、以前とはだいぶ様変わりしてきました。例えばカーナビやETC、ボディコーティングなど、従来のセブンでは考えられないことが、最近では定番となってきました。
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もちろん、吸排気系や足回りのチューニングも人気があります。また、インテリアやホイールなどにこだわり、往年のロータスセブンを再現するのも面白いと思います。セブンをより速くする、よりカッコよくする、便利にする、乗りやすくする、などなど何でもウィザムカーズにご相談下さい。長年の経験と最新の情報で、どんなリクエストにも応えてみせます!

アルティメイトセブンの系譜

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先日メーカーから、オーダーしていたスーパーライトR500を日本に向けて出荷した、との連絡がありました。R500はケータハム社内でのエンジンチューニングも必要ですので、通常のセブンよりも納期が長くかかります。早速、待ち焦がれているお客様にもご連絡致しました。
R500はその 圧倒的な加速性能で、ケータハムの名を世界中に知らしめた象徴的存在ですが、スーパーセブンの歴史上には、過去にも世界を驚かせたアルティメイト・セブンが存在します。古くはロータス世代の1969年に登場したツインカムSSと呼ばれるモデルで、セブン史上初のツインカムエンジン搭載車です。生産台数はわずか13台で、非常に希少性の高いモデルです(この写真もイギリスの博物館で撮りました)。
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アルティメイト系の代表格はなんといってもJPEです。スウィンドン・レーシングから供給される2リッターVXエンジンの出力は250馬力を発揮し、0-60マイル/h加速で量産車世界最速を記録したといわれています。

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R500にもROVER製Kエンジンを搭載した、旧世代が存在します。エンジン出力は230馬力ですが、車体の徹底的な軽量化(460kg!)により、加速性能はJPEをも超えてしまいました。
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その後もケータハムの進化は止まりません。現行モデルのR500では、2.0DURATECをベースにケータハム独自のチューニングにより、最高出力は260馬力に達しています。並行してシャシーの強化も進んでおり、0-100km/h加速は2.9秒という途方もない数字になりました。F1チームとの提携により、エンジニアリングレベルもさらに向上するはずですので、今後どのようなアルティメイトセブンが生み出されるのか、今から楽しみですね。
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ケータハムのオイル交換

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ウィザムカーズのファクトリーには、日々セブン達が点検・整備で入庫しています。ヒストリックなセブンはもちろんですが、クオリティが格段に向上した現行のセブンであっても、メンテナンスフリーで乗り続けることはできません。日常的なオイル交換も、愛車の異常を示す微かなサインを受信する貴重な機会です。ケータハムに搭載されてきたエンジンは、主なものだけでも、LOTUS-T/C、COSWORTH-BDR、FORD-225E、ROVER-KやVAUXHALLなど種類が豊富です。さらにグラハム・ナーンの後を継いだアンサー・アリの時代になると、DURATECやSIGMAなどFORDエンジンへの回帰を決断し、年々厳しくなる世界各国の環境規制にも対応してきました。ウィザムカーズは全ての世代のセブンに対応した、最適なメンテナンスを提供しています。セブンのことなら何でもご相談下さい。
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元祖スーパーライト!

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先日ケータハム・スーパーライトのお客様がお立ち寄りになりました。この車両は97年式ですから、最初期のスーパーライトになります。新車からずっと弊社のメカニックが、全てのメンテナンスを実施してきました。ウィザムカーズのツーリングイベントにもご参加いただき、快調に距離をのばしています。91年から採用が始まったローバー製Kシリーズエンジンですが、当初スーパーライトには1.6Lが搭載されました。当時日本など重要な市場では、ヴォグゾールなどキャブレター世代がまだまだ人気でしたが、将来を見越してグラハム・ナーンがKシリーズの採用に踏み切ったことが、その後のケータハムの発展のきっかけになったことは間違いないでしょう。ローバー世代からは、シャシーフレームの改良も進み、SVシャシーなど新しいモデルも登場しました。
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世界的なヒットとなったスーパーライトのルーツと呼ぶべき存在が、この1.6スーパーライトです。とにかく軽量化を最優先した設計で、ノーズコーンやフェンダーはカーボンが採用され、ウィンドスクリーンやワイパー、ドアや幌など走行に必要ないものは、潔く取り去られています。シートもFRP製の簡素なもので、シートレールは無く、車体にボルトで固定されています。
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フットスペースやセンタートンネルに貼られるべきカーペット類も一切なく、軽量化が徹底されています。エリーゼという強力すぎるライバルが登場した時期に、あえて先鋭化に生き残りをかけたグラハム・ナーンの決意が伝わってくるモデルです。

ELISE MK1用サイレンサー

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MK1と呼ばれる最初の世代のELISEは、誕生からすでに10年以上が経過しています。大切に維持・保管されていても、やはり各部の劣化・消耗は防ぐことができません。すでに純正部品が入手困難になっている場合もあります。サイレンサーもそんなパーツのひとつで、純正部品だけではなく、すでにチューニングパーツのメーカーも生産を中止しており、お困りのオーナー様も多いと思います。しかしウィザムカーズなら!Mk1用サイレンサーを今もご用意しております。写真はスポーツ触媒との組み合わせですが、もちろん純正とボルトオンでフィットします。軽快な吹け上がりに相応しいサウンドと、大幅な軽量化が特長です。価格は¥126,000です。ぜひお問合せ下さい。

走行会準備

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先週は皆様に無事走行会を楽しんで頂きましたが、その前日にはFACTORYでスーパーセブンの走行会準備作業が進行中でした。オーナー様は本格的なサーキット走行は未経験でしたが、もともとサーキットのために生まれてきたようなクルマですから、特別な準備は必要ありません。4点式シートベルト、前後の牽引フック、消火器など必要最低限の追加で大丈夫です。ライトウェイトスポーツならではの、豪快なコーナリングと加速を安全に体験するには、やはりサーキットが最適です。ウィザムカーズでは気軽に参加できる走行会やレッスンイベントを開催しています。セブンやエリーゼに必要なサーキット向け装備も全てご案内可能ですので、ご興味をお持ちの方は、ぜひご相談下さい。

WAKO'Sクラブウィザム2ELEVEN

LOTUS CUP JAPAN RD.3

本日、ツインリンクもてぎにて、ロータスカップジャパンRd.3が開催されました。
超接近戦の熱いバトルが繰り広げられたレースレポートは後日ご報告致します!
大会スポンサーである、LOTUSではすっかりおなじみの㈱和光ケミカル様、モータースポーツ事業部小林課長様とドライバー、チームクルー共に記念撮影!
WAKO’Sクラブウィザム2ELEVEN号、カッコいいです!!(紀)

ELAN+2納車しました!

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納車整備を続けてきたELAN+2がついに完成し、先日納車に行ってきました。コンディションが良い車両とはいっても1968年式ですから、安心してお乗り頂くために、エンジン、足回りからインテリアまで、整備も広範囲に及びました。
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キャブレターの調整やエラン独特のドライブシャフトのラバーカップリングなど、徹底的にやりました。
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全ての作業が終了し、開通したての新東名を 走破して到着したのは!
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かなり遠かったですが、オーナー様にもご満足いただくことができました。納車の際には、整備状況を撮影した40枚の写真とともに、80項目の納車前点検整備記録もお渡し致しました。ウィザムカーズでは、クラシックロータスでも安心してお乗り頂けるコンディションを維持するため、下記のチェックリストに沿って整備を実施しています。(画像クリックで拡大)
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これからも高品質なロータスやジネッタ、ケータハムのクラシックスポーツをご紹介致していきますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。

ELISE-Mk2(Rover)の車検整備

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ウィザムカーズのリフト上では、ELISE Mk2の車検整備が進行中です。このエリーゼは、ロータスによる日本正規輸入の再開直後に登録された2003年モデルです。車検も4回目となりますが、非常に良いコンディションを維持しています。
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フロントアクセスパネルの中を覗いただけでも、クラッチ別体タンクやヒーターバルブ、アルミラジエターなど、ポイントを押さえたモディファイがされています。大切にながく乗り続けるためのお手本のような個体ですね。
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また自然すぎて気が付かないくらいですが、フロントフェンダーのドアヒンジ・カバーパネルをエキシージタイプに変更しています。もちろんボルトオンで簡単に装着できる訳ではありません。エリーゼ用とは表面のカーブが違いますので、微妙な表面成型が必要です。ご興味をお持ちの方は、ぜひお問合せ下さい。

今週末はロータスカップジャパンRd.3!

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今週末の7月1日(日)、ツインリンクもてぎにて、ロータスカップジャパン第3戦が開催されます!
予選 8:25~
決勝 12:00~10LAP(コースイン11:50)
 

#2#15

クラブウィザムレーシングからはELISEカップ#2・Tipo佐藤編集長、2ELEVENカップに#15・弊社代表の篠原が参戦!レベルの高いレースが繰り広げられる中、どこまでポジションを上げられるのか期待が膨らみます。
現地での観戦も可能ですので、週末はツインリンクもてぎへ是非お出かけください!(紀)

第3戦・詳細はこちらをご覧下さい!