CATERHAM 純正SPAタイプミラー加工

こんにちは。

ウィザムカーズ ファクトリーです。
今回はSEVENのミラーの小ネタについてのお話です。


CATERHAMに純正採用されていたSPAタイプのミラーは270Rや480等、スポティーな仕様には抜群の相性で装着率の高い人気ミラーとなります。

フロントウィンド付きや、エアロスクリーン共に装着できる優れものとなります。

しかしこのタイプのミラーを使用してますとネジの緩みから、気が付けば動いてしまう、、、、と言う事もオーナーさんなら幾度も経験している事かと思います。

構造的にエアロスクリーンの場合は、ミラーの固定ホーローセットをスクリーンの裏側から調整出来るのですが、スタンションに取り付けるフロントウィンドウ付き車両は、一度ミラー本体を取り外さないと、再固定が出来ず面倒な作業となっていました。

 

そこで、小加工する事で改善する事が出来ます。

まずはミラーのベースから取り外します。

ベースの裏側に調整用のボルトがあるのですが、ベースのボルトはメイン固定用として残し、ベースのサイドを加工し新たに微調整用のホーローセットを取り付けます。

こんな感じでベースサイドに穴開けし、タップを立ててねじ山を製作、そしてホーローセットを入れて完成です。

車輛本体に取付ますと、こんな感じになります。
注意点としては、ベースのアルミ鋳物の肉厚が厚くない為、強いトルクで締めこむとネジ穴が壊れてしまう場合もありますのでご注意ください。
あくまでもミラー調整時の微調整用としてご利用下さい。

SPAタイプのミラーをお使いの方、如何でしょうか?
現在ミラーの加工のみの作業は承っていませんが、点検の際などにお申し付けいただければ加工を承る事ができます。
これで、忌々しい作業から解放されますね。

それではまた。

以前の紹介ページ

ケータハムのミラーでお困りの方、いらっしゃいませんか?

 

 

 

 

 

ELISE Mk,1 電動ファン交換

こんにちは。Factoryです。
朝晩寒暖の差がございますが、徐々に春の気配が近付いて来ております。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので皆様もご注意下さい。
そして、皆様の愛車もそろそろお目覚めの時かと思います!

今回はエリーゼ(Mk.Ⅰ)のラジエーター電動ファンの交換作業をご案内します。

 

エリーゼは水平に配置されたラジエーターが特徴です。
既にラジエーター本体は2層タイプのオールアルミに交換済みで、ホース類も耐久性の高いシリコンタイプに交換済みです。しかし電動ファンが固着してしまいましたので、ラジエター外しが必要となります。

 

フロントクラムシェルを外したエリーゼはレーシングカーを彷彿させる構造でね。
走行風がフロントのシェラウドから、水平マウントのラジエターを通り、外に抜けていく構造となります。走行風が当たらない停止状態の際はラジエター下側に設備された電動ファンが稼働し冷却しくれます。

経年的な電動ファンの劣化や、下側にマウントされているだけに長期間電動ファンが稼働しない状態だと水分が溜まり錆を誘発させ固着するケースも御座います。

特にMK1エリーゼは電動ファンが1機の為、電動ファンの不具合がオーバーヒートに結びついてしまいます。
電動ファンから音が出てきたら予兆になりますので、そんな際はお問合せ下さい。予兆なく動かなくなる場合も御座いますが。。。。(-_-;)

本格的な春のツーリングシーズン前に愛車のチェックを弊社にお任せ下さい♪
ご連絡お待ちしております。

 

 

GINETTA G4

20年以上眠っていたGINETTA G4を降ろして、トレーラー共々洗車です。以前はお客様への納車やレース車両の運搬に使っていたトレーラーも、ここ数年休んでおりましたがまた復活する予定です。

我慢できずに早速洗車を始めるスタッフ達。洗車前の埃だらけの姿を撮っておけばよかったですね…。


こちらのGINETTA G4、1990年代に再生産が始まった極々初期に製作されたGINETTA CARS時代のモデルになります。60年代のオリジナルを保ちノーマル然とした車両に見えますが、その中身はエンジンからブレーキ、ペダルBOXまで手が入ったモディファイ度の高い車両になります。これからレストアを行っていきますので詳細はまた後日。とても刺激的なG4になること請け合いです。お楽しみに!

Factory風景 620R 6点式フルハーネス取付


前回とは別の620Rに6点式フルハーネスの取付を行いましたのでご案内致します。
既にCATERHAMオリジナルの3inch・4点式ハーネスが装着されていましたが、サーキット走行メインで620Rを使用している今回のオーナー様はHans対応のシートベルトへの変更を希望された為、今回は英国製ハーネスメーカーのTRS社の6点式フルハーネスを取付致しました。


フロントウィンドウ非対応のレースケージですが、加工してフロントウィンドウを装着した今回の車両、幌は取付出来ませんが、快適装備は残したいと言うオーナー様の思いもあり、あえてバケットシートではなくSTDレザーシートのままとなります。

ノーマルシート故にクラッチベルト(股下ベルト)の処理に少々てこずりましたが無事に装着出来ました。これでHansを使用していただく事が出来そうです。

出来れば、バケットシートに交換が好ましいですが、まずはこの仕様にてスポーツ走行を楽しんでください。

Caterhamで何かお悩みの事などありましたらお気軽に弊社までお問合せ下さい♪

Factory 風景 Seven620Rスポーツロールケージ取付

本日はSEVEN620Rにスポーツロールケージの取付及び、サスペンション関係の点検を実施しています。

CaterhamからSEVEN用のロールケージは数種類ラインナップされていますが、下記の3モデルがメインとなります。
1.レースケージ (エアロスクリーンのみ 幌取付不可)
2.スポーツケージ (フロントウィンドウ付対応 幌取付可)
3.トラックディケージ (フロントウィンドウ対応 幌取付可 簡易タイプ)
の3モデルとなり、上から安全性が高いロールケージとなります。

今回は幌付きで620Rをお乗りいただいているオーナー様になる為、2番のスポーツケージを取付致しました。
ロールケージだけでも3モデル、ロールバーと合わせると5種類位から選べるのはCaterhamの安全性への配慮をうかがう事ができます。
幌も装着可能なケージをラインナップしているのも嬉しいポイントですね。
因みに弊社SEVEN160のレースカーもこのスポーツロールケージがベースとなっています。

サーキット走行をメインとした車両になるので、点検もスパナチェック等を含めた内容になります。
今回はリヤのAアームの曲がりを発見する事が出来ました。

SEVENの場合、サーキット走行がメインとしているオーナー様も多いかと思いますので、一般的な点検以外にもサーキット走行前点検やスパナチェック等も行っていますので、お気軽にご相談下さい♪

 

Factory 風景

本日のFactoryは、Elise Mk1のメンテナンス車両が多かったのでご案内致します。

発売から20年以上経過したElise Mk1ですが、まだまだ現役の人気モデルとして多くのファンに愛されています。この度は合計6台のElise Mk1が入庫していました。

中には新車からずっと所有されている車もあり、今でも新車時の軽快感を感じる事ができる、個人的にもうらやましい車も御座います♪

Elise Mk1は、ずっと所有し続けている車も、新たにUsed Carとして手に入れた車両も集中的なリフレッシュと、継続的なメンテナンスを続ける事で、愛車を良い状態に保つ事ができますので、整備でお悩みをお持ちの方は是非お気軽にお問い合わせください。

1オーナー車両のUsed Carも入荷しています。
こちらの車両も新車時より途切れる事なく弊社にてメンテナンスを行わせていただいていた1台です。

現在リフレッシュ作業待ちとなっていますが、今なら現状販売で通常よりお求め易い価格でご案内する事もできますので、こちらも気になる方、詳細につきましてはご連絡下さい。

 

ではまた。

 

 

 

 

納車風景 SEVEN1700SS

こんにちは。

「アルミニウムセブン勢揃い」の中にございました1台が本日ご納車をさせて頂きました!!

オーナー様と初めてお会いしたのが昨年11月。今までは国産メーカー車両をメインにカーライフを楽しまれて来た方です。4WDがメインで後輪駆動車の所有は初めてという事です。

ご来店当初はROVER Kシリーズ(インジェクション)か、キャブレター車かで迷われてましたが、より「趣味性の高いクルマ」と言うことでキャブレター車をお選びいただきました。キャブレター車の吸気音や排気音、アクセルを踏み込んだ時の感覚は今まで体験した事のない感覚だと思います!

今回はエンジンの始動方法やキャブレターの特性、アクセルの踏み方などなど簡単にレクチャーをさせて頂きました。

この辺りはSEVENが「普通」のクルマでない事を実感します。

SEVENはキーを回したり、ボタンを押すだけでエンジンが掛かる現代のクルマではありません。エンジンを掛けるだけでも「儀式」に近い感覚ではないでしょうか。

エンジンの掛け方に始まり、アクセルの踏み方、クルマの挙動やメーター読みの諸注意までじっくりとご説明をさせて頂きました。
加速ポンプ付、固定ベンチュリーのキャブレター車はアクセルの踏み方でエンジンの始動や加速、燃費も大きく変わってきます。

一通りレクチャーが済んだところで、オーナー様が乗り込みます。

ちょっと緊張されている・・・かもしれませんが、嬉しそうな笑顔です!
サングラス、キャップを装着。旅立ちの準備が整いました。
ドライバーズシートに納まってからも細かいレクチャーは続きます!

オーナー様のライトウェイトスポーツカーライフが、今後より一層素晴らしいものになります様、ウィザムカーズスタッフ一丸となってお手伝いをさせて頂きます。SEVENとの生活は乗る度に発見や疑問質問が出て来ると思います。そんな時はお気軽にご連絡下さい!!

このブログを見て頂いた方、SEVENや英国ライトウェイトスポーツカーにご興味のある方も、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

それでは。

本日のFactory風景 アルミニウムセブン勢揃い


本日Witham Cars【SAITAMA】【FACTORY】はアルミニウム地のCaterham SEVENが展示スペースを埋めています。

現在はオールペイントされたスポーティーなSEVENが好まれる傾向がある為、アルミ地のSEVENがここまで揃うのは大変珍しい光景になります。
思わず写真を撮ってしまいました♪

アルミ地は新車であっても綺麗な状態というのは難しく、納車後も手入れがシビアで綺麗な状態を保つことが難しかったりで最近は敬遠される事が多くなりました。

しかし、アルミボディーにグリーンのノーズコーン&ウィングのセブンは何年経ってもセブンの代名詞と言える風貌と言えるでしょう。

アルミ地をしっかりと磨き上げれば画像のようなポリッシュにする事も出来るので、古めのSEVENでも比較的簡単にリフレッシュさせることが出来るのもアルミ地の良い点になります。
ステンレスのサイレンサーとの相性も抜群です!
あと、塗装分軽量にもなりますしね(笑)

現在アルミ地の良質な中古車も揃っていますので、是非ご検討下さい。

https://www.witham-cars.com/user_data/html/stock_car.html

リフレッシュ(磨き)作業につきまして

こんにちは。

今回はご納車前のCATERHAM 1700SSのアルミボディのポリッシュ作業のご紹介になります。

SEVENといえば、特徴の一つでもありますアルミ素地のボディです。アルミ地の経年劣化は致し方なく、自身でフルポリッシュを行うと、手間と時間がかかる他、意外にも専用の機材やコンパウンド、多くのタオルの購入等で費用がかさんでしまいます。
今回施工をする車両は1990年式の1700SSには一度ポリッシュはされているものの、アルミ地が若干くすんでしまっています。
この状態でも通常は綺麗な方かと思いますが、さらに磨き上げることにします。


先ずはポリッシュ作業の邪魔になるウィンドスクリーン、ステンションやミラー、マフラー等の外装パーツを外します。

ボディの次は外したウィンドスクリーンのガラス面にもマスキングをします。
古い世代のウィンドフレームとスタンションはポリッシュ仕様の為、ここをポリッシュすると更に光り輝きます。

今回の車両はベースが出来ていたので、専門のスタッフの2日間の施工となりました。リフレッシュにつきまして、ご相談承ります。

お気軽にお声掛け下さい!

 

SEVEN用リチウムバッテリー&オリジナルステー 鋭意開発中

こんにちは。

本日は以前ご紹介したSEVEN160用のリチウムバッテリー&オリジナルステーの製品版の進行状況をご案内いたします。

 

リチウムイオンバッテリーが登場してから、クルマの部品の中でも比較的に簡単に軽量化ができるのが「バッテリー」です。

「軽さ」が命のライトウェイトスポーツカーでは1kgでも軽くしたい!と望むオーナーも多いのではないでしょうか?

「軽さ」を意識するあまり、やみくもに小さなバッテリーを選んでしまうのは始動性の問題が出たり、走行にも支障が出てしまうケースもあるので慎重に選びたいところです。

今回は開発にあたり、最適なバッテリーサイズと、ステーの強度、そして純正品のようなクオリティーを意識して制作いたしました。

リチウムバッテリーにつきまして利点としまして「軽量・コンパクト」であり「鉛や希硫酸」を不使用の為、安全です。それと「鉛」を使わないという事で環境にも優しくなります。
そして、気になる効果と言うと、軽量になるのはもちろんですが、オルタネーター負荷が減り、結果オルタネーターの発電時間を短くなることで抵抗を減らす事ができ、比較的アンダーパワーの車ではフィーリングアップと若干のパワーアップも見越せます。

ちなみに純正相当のSEVEN用バッテリーが7.1kg、今回のSHORAIバッテリーが2.1kgその差、なんと!5kgになります。

弊社にてステーは溶接して製品化している為、大量生産とまでは行きませんが、初回ロット分を数セットご用意いたしますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

※バッテリーチャージャー(SHO-BMS01)接続中

 

バッテリーの件では、まだまだお話ししたい事がありますが、長くなってしまうので今回はこの辺で(^^)

ご期待下さい!!