GINETTA G4 納車!

先日GINETTA G4を納車させていただきました。

オーナーはLOTUS EUROPAを所有されていたこともあるそうです。その後は2ZZエンジン搭載のLOTUSでライトウェイトスポーツを楽しまれていましたが、「キャブレター車のフィーリングが忘れられない!」ということでGINETTA G4をお選びいただきました。

納車前のメンテナンスにはお時間をいただき、しっかり細部まで作業をさせていただきましたので、G4本来のフィーリングをたっぷりと味わっていただけるかと思います。

久しぶりのキャブレター車ということで心配されていたようですが、そんなブランクは全く感じさせない発進です。また一台キャブレター車のオーナーが増えてうれしい限り!是非慣れてきた頃には弊社イベントにもご参加ください!

ESCORTキャブレターセッティング

明日はウィザムカーズ秋の日帰りツーリングということで、答えが出ていないキャブレターのセッティングを行います。気が付けばジェットも増えたもんです(笑)これ以外にも内藤メカニックの手持ちを貸りながら丁度良い番手を探しています。

前回DCOE40を装着していた際の低回転レスポンスが忘れられず、DCOE45でもあの時のレスポンスに近づけたいと考えているのですが、完全にゴールを見失った状態です(涙)

現在のESCORTのエンジンスペックからするとDCOE40で十分なのは薄々気が付いているのですが、そこは男のロマン!なんとか45でよいセッティングを見つけ出したいと思います。

エンジンを掛けて空ぶかしをしては、悩み、、、

エンジンルームを開けては悩み中です(笑)

さて、明日のツーリングまでになんとか走れる状態にしたいと思います。
いろんな意味にでツーリングが楽しみです。

追伸
伸び伸びだったサイドブレーキのワイヤーを新調したら、サイドブレーキの利きはもちろん、フットブレーキフィーリングも向上して、チューニングは基本メンテナンスがあって活きることを再認識です!!

ヒストリックロータスを代表する2台を展示中

現行車を中心に扱うTOKYOに対して、SAITAMAではキャブ世代のSEVENのヒストリックカー、新しいLOTUSでも少し特別なモデルを取り扱っています。

今週のSAITAMAの展示ブースには、シーラスホワイトのELAN Sr.3とピスタチオグリーンのEUROPA SPECIALが展示中です。どちらもヒストリックロータスを代表するモデルですが、特にEUROPA SPECIALには特別な思い入れをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ELANも1度は所有してみたいと思わせる、特別な魅力をもつモデルです。

ヒストリックカーを所有してみたい・興味があるけれど、なかなか踏み切れないという方は、まずWitham Carsで実車をご覧になってみてください。
そしてその向かいには現在のロータスを代表する2台が並んでいるのですが、右側のEXIGE-S V6、実はLOTUS SPORTが手掛けた日本未入荷のCUPカーなんです。特別なLOTUSをお探しの方、いかがでしょうか?

その他、LOTUS・CATERHAM・MORGAN・GINETTAをお探しの方は、Witham Carsにご相談ください!

SEVEN 160にドライバッテリー搭載

先日のブログでご紹介をしてから、早速ドライバッテリーのご注文をいただきました。ありがとうございます。

今回はSEVEN 160への取付を行いました。SEVEN 160はバッテリーの前にECUがあり、そのままでは搭載出来ません。

ECUにスペーサーを噛ませて位置をズラす方法も考えましたが、今回はバッテリー後ろ側にストッパーを切断し、新たなストッパーを製作。万が一の場合も、入手しやすいノーマルバッテリーに簡単に戻せる仕様としました。

イモビライザーによる電力消費を考慮して、LB925をチョイス。ECUとヒーターコアの間にすっぽり収まりました。イモビ等のないキャブ世代車両であれば、もっと小さなサイズでも良いかもしれませんね。バッテリーを上から押さえるステーも新たに製作しました。

今までLOTUS/CATERHAM/GINETTAと様々な車に取り付けて来ましたが、通常の液式バッテリーに比べると寿命が長く、安定性した性能と取り扱いの容易さで万人にお勧めできるバッテリーだと思います(^^

気になるパーツはお早めに。

久しぶりにRover世代のELISE用のブレーキ/クラッチペダルアダプターをご注文いただきました。

ボルトオンでペダルの高さを25mmプラスすることが出来ます。流石にRover世代のELISEオーナーも少なくなってきたため、最近は殆どご注文いただくことがありませんが、人気があったパーツです。

このペダルアダプター、まだ生産はされているようですが、需要も減っているためいつまで入手可能かわからないようです。Rover系に限らず、LOTUS用のアフターパーツは生産数が多いものではありません。あとで後悔しないためにも、気になるパーツは早めに買っておいた方がいいかもしれませんよ(^^

LOTUS EXIGE Mk1 コンプリートメンテナンス3

現在納車整備進行中のEXIGE Mk1ですが、先日オーナーがご来店下さり、担当メカニックの内藤より、各部の状態や今回の整備内容についての詳細をご説明させていただきました。大変喜んでいただけたご様子に、我々もホッとしました。残りの作業にもさらに力が入りますね。

今回はシリンダーヘッドガスケットの交換です。

EXIGE Mk1・SPORT ELISE・340R等、ハイパフォーマンスモデルに搭載されるVHPDエンジンのシリンダーヘッド。

バルブ径やタペット等の仕様だけでなく、細かな違いがあります。ウォーターラインの赤矢印の部分は、通常のヘッドがバリが残ったままになっているのに対し、VHPDヘッドは綺麗に削り取られています。これはバリが気泡の原因となるためです。

手に持っているのがヘッドガスケット。赤いシール部分の劣化により、LLCとエンジンオイルが混ざり、ヘッダータンクに油が浮く・エンジンオイルの乳化といった症状が現れます。Rover Kエンジンの弱点の一つですので、EXIGE・ELISEオーナーは時々チェックしてあげてください。

同時にタイミングベルトと

ハイドロマウントも交換。ここまでやっておけば、当分は安心してお乗りいただけると思います。

さて、コンプリートメンテナンスの作業も大詰め。まもなく試走が出来そうです!

JCCA TSUKUBA MEETING ENDURANCEに参加いたしました!


クラブウィザムでは、10月20日(日)にJCCA(日本クラシックカー協会)さん主催の『筑波ミーティング・エンデュランス』に参加してまいりました!
東日本でも有数のクラシックカーの祭典だけあり、筑波サーキットには、国産車・外国車にかかわらず、多数の旧車・名車が大集結!
車好きにはたまらない光景です。

クラブウィザム・レーシングからはGINETTA G4、G12、CATERHAM SEVEN SPRINT、BDR、270Rの各車両が参加しました。

内藤、濃野の両メカニックもサポートにつき、走行前に万全の体制を整えます。

そして弊社からは原田がフォード・エスコートにて参戦!
こちらは原田が夜な夜な個人的に整備を進めた上、満を持して(?)の参戦でしたが、、、!?
結果は前回のブログにて。

今回のイベントはエンデュランスと銘打っていますが、クラブウィザムが参加させていただいたのは、イベントのメインとなる耐久レースの走行枠ではなく、『オーバーシーラン』です。
『オーバーシーラン』枠では、1960~1970年代の主にヨーロッパ車を中心とした外国車、及びそれ以降の同型生産車にてスポーツ走行を行います。

イベント自体は朝早くから夕方まで開催され、1日中色々な走行枠を走るクラシックカーを見て楽しむことができます。
その中でクラブウィザムが参加した『オーバーシーラン』枠は午後に開催されました。
今回は走行時間30分、1本のみの走行となります。
気候も走行にはちょうど良いくらいで、皆様快調な走行を楽しめたようです。


今回ご参加いただいたオーナー様と集合写真をパチリ☆
ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。

ヒストリックカーで走れる走行会イベントというのも限られてきますで、こういったイベントを活用していただくと、ヒストリックカー・オーナー様もカーライフを存分に楽しめるのではないでしょうか?

JCCA筑波ミーティングのオーバーシーラン枠は、初心者でも気軽に参加できる走行枠です。GINETTAやCATERHAMだけでなく、LOTUS EUROPAやELAN、MORGANなどでもOKですので、次回開催の際にはぜひお気軽にご参加くださいませ!

SEVEN 270R カーボンプロテクター&デカール

点検・整備が完了したSEVEN 270Rにオプションパーツを取り付けていきます。

まずは今年発売された純正オプションの”Bow tube protector”。乗り降りの際に擦れやすい写真の部分を守るという機能はもちろんですが、カーボンの織目が見た目のアクセントにもなるパーツです。

シートを取り外し、リベットをドリルでもんで行きます。リベットを除去したら、プロテクターを仮組みしてフレームの穴に合わせて穴あけ加工。さらにトノカバーのボタンに合わせて、プロテクターを切削し、最後に接着した上でリベットで固定すれば完了。シンプルですが、取り付けにはなかなか時間を要するパーツです。

ケータハムのパーツは一見簡単そうであっても、実際には穴あけや切削などの加工等、取り付けにノウハウが必要なものも多くありますので、モディファイをご検討の方は専門店にご相談ください。

続いてセンターストライプとサイドストライプ。まずはボディにのせてデカールを載せてバランスやカットする位置を確認。

空気が入らないよう、慎重かつ丁寧に貼り付けていきます。今まで何台ものCATERHAMにストライプの施工は行ってきましたが、それでも最後まで気の抜けない作業です。

いかががでしょうか?ストライプが入ると全体的に引き締まり、スポーティな印象になりました。イエロー&ブラックのコントラストがよく映えますね。

CATERHAMからステッカーパックとして販売されているブラックとホワイト以外にも、ご希望のカラーで製作もいたします。センターストライプのデザインも2本線や1本線も可能です。

今回のように納車前のモディファイはもちろんのこと、車検や点検でのご入庫に合わせて少しずつモディファイを進めていくのもSEVENオーナーの楽しみの一つですね。

納車整備ラッシュ!

現在、ファクトリーは納車整備ラッシュです!

ELISE SPORT-Iは点検・整備が終わり、仕上げの磨きとコーティング中。まもなく全ての作業が完了します。週明けには納車となる予定です。

新車のELISE SPORT-220IIは、ドライブレコーダーやレーダー等の電装品の取り付けを行っています。こちらも作業が終わり次第、磨きとコーティングをして登録となります。予定通り、今週末には納車出来る見込みです。
SEVEN 270Rは2018年式で走行1,000kmほど。このまま納車できるほどのコンディションですが、安心してお乗りいただけるようにしっかり点検をしております。

GINETTA G4はまもなく試走が出来そうな状態にまで仕上がって参りました。雨では試走に出られないので、傘マークばかりの天気予報が恨めしいですね。

EXIGE Mk1の納車整備も作業は順調。まもなくタイミングベルト交換が終わり、こちらも試走出来る状態になる予定です。

お待たせしている分、しっかりと仕上げて納車いたします。

今回ご紹介していない車両も順次作業を進めて参りますので、楽しみにお待ち下さい!

 

 

 

 

 

 

エスコートでサーキットを走ってみる!その2

サーキット編その2です。今回も日本クラシックカー協会、秋のイベントに愛車のエスコートで参加しましたのでレポートします。
前回の雨の初走行で味を占めて、今度はドライを走りたい!と思い連続での参戦となりました。

今回もジネッタG4やヨーロッパ、エラン、ポルシェ等ヨーロッパ車を中心とした枠での走行です。
そして、ただただ参加すると言うのではなく、目標に向けて整備も行いました!

今回の作業内容は
1 キャブレターのOH
2 タペット調整
の2点です。

タペット調整は確認・調整・確認・調整の繰り返し作業で、とても地道な作業の為、写真は1枚しか撮りませんでした(笑)
夜な夜なキャブレターを分解しては掃除を地道に行いました。
これまた地道な作業です。


そして走行です!
と、行きたいところですが実はキャブレターOHの際に、OHキットに含まれないパーツの交換が必要となり、イベントに間に合わず。。。
急遽スタッフ所有のキャブレターを借りての参加となりました。
WeberのDCOE45からDCOE40に変更し、しかも十分なセッティングも出来ず走行会当日となりました。小径にしたことで低中回転でのレスポンスも良くなりこれなら問題ないでしょ♪と気楽に構えていた所に罠が潜んでいました。。。
走行前にプラグをチェックして焼け具合を確認し、全開走行の多いサーキットでは安全の為に番手を上げて走行に備えます。

そしていよいよ走行スタートです。。。。。
ん?
ん?
んーーーーーエンジンが吹けません(涙)

完全にメイン系ジェットの番手を外してしまい濃いセッティングとなってしまったようです。先ほど安全の為に交換したジェットが大きすぎたようです。
気づいた時には後の祭り。。。
今日は1本のみの走行なので、ピットでジェット交換をしようか迷いましたが、とりあえず無理のない範囲での走行を選びました。
ウィザムカーズのメカニックに任せれば今回の様な事は無いのですが、エスコートいじりは個人の趣味として自分で試行錯誤中なので、今回の失敗も前向きに受け入れる事にしましょう(笑)

んー悔しいですが、次は気持ち良く走れるようにしてリベンジします!
さて、次は何をしましょう♪
楽しみがまた増えました♪♪