LOTUS ELAN 入荷!

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ロータスエラン(dhc)スプリントが入荷しました。ボディカラーは希少なコロラド・オレンジです。クラシックロータスの定番というだけでなく、ブリティッシュ・ライトウェイト・スポーツの代表的なモデルとして、様々なメディアでその魅力が語られてきましたので、ここで今さら解説する必要も無い程ですが、あえてご説明すると、クルマ好き100人に訊けば、100人全員が「楽しい!欲しい!」と叫ぶようなクルマです。
現在ウィザムカーズ・ファクトリーにて整備中ですが、エランは部品も日本国内に豊富にありますので、 クラシックロータスといっても、気軽にお乗り頂くことができます。このまま納車整備をしっかり実施して、オリジナルペイントのまま直ぐに乗り出すこともできますし、ボディからインテリアの細部に至るまで完全にレストアして、新車のようなクオリティを再現することも可能です。
エランは本当に長くつきあえる、クルマ趣味の典型のような1台です。ぜひお問合せ下さい。

今日から通常営業いたします

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ウィザムカーズは今日から通常営業いたします。夏休みの間に、ロータスのご購入に向けてプランを練ったり、情報を集めていた方も多いと思います。ウィザムカーズは再開早々に、今年の暑さにも負けないHOTな中古車セールをご用意致しましたので、ぜひ今週末はウィザムカーズ・ストアにご来店下さい。
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また、今でも人気の高い2zzエンジンを搭載したELISE-SCの、貴重な新車未登録!車両も入荷しております。スーパーチャージャーによる220馬力の出力は、現時点でもエリーゼ系で最高値の性能です。ボディカラーは、Mk2世代のイメージカラーであるレーザーブルーですから、まさに最強の組み合わせです。もちろんエアコン、オーディオ、エアバッグが標準装備されています。日本の新車在庫はこれが最後の1台となりますので、Mk2世代をお探しのお客様にとっては本当にラストチャンスです。ご来店を心よりお待ちしております。
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夏季休業日のご案内

 
 
誠に勝手ながら下記の期間、夏季休業とさせて頂きます。

STORE 8/13(月)~8/17(木)    
FACTORY 8/11(土)~8/17(木)
宜しくお願い申し上げます。
 
 
WithamCars

 

ジネッタG15のご紹介

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ジネッタというと日本ではG4とG12が注目されますが、ジネッタの最多生産車種はこのG15です。ヒルマン・インプのコンポーネンツを角パイプで構成されたラダーフレーム的シャシーに載せ、FRPのボディを被せた、実にイギリスのキットカーらしい成り立ちです。エンジンは非力ですが600kg未満の軽量な車体のため、ライトウェイトスポーツらしい俊敏な走りを実現しています。
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写真で みると以外に端正なプロポーションですが、実車はとにかく低くて小さいです。そしてなんとエンジンはリアに搭載しています。

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いかにもジネッタらしい一癖あるクルマですが、そこがチューニング派・サーキット派に支持されるポイントであり、世界中のエンスージアスト達に愛され続けているクルマです。
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ウィザムカーズの1965年式G15は、ロールケージ等しっかりとモディファイされています。内外装をカフェレーサーっぽく仕上げてガンガン乗るのがぴったりですね。

次号カーマガジンにも注目!

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今度のカーマガジンに、先日ここでご紹介したジネッタG4を取り上げて頂くことになりました。昨日はその撮影で、早朝から某所に集合です。オリジナルのG4はフレームからボディカウル、サスペンションまで、色々な部分が再生産世代とは異なります。今回の取材はその細部に至るまで、詳細に紹介するそうですので、ジネッタファンなら必見です。ジネッタが一番輝いていた時代の渾身の一台ですから、どんなページになるのか今から楽しみです。
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スーパーセブンのライバル

カーマガジンのセブン特集は、お客様からの反響も大きいのですが、50年代のクラシックセブンもちゃんと紹介されているところが、オーナーの一人としては嬉しいポイントです。エンジンは比較にならないほど非力ですが、乗ればちゃんとセブンならではの魅力が詰っていて、現代のセブンにつながる本質的なクルマの楽しさがあります。
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創世記のロータスには、ジネッタという強力ライバルが存在しました。写真G2なんかは、まさにセブンに対抗するモデルですね。ジネッタはブリティッシュ・ライトウェイトスポーツの第三勢力として、今日まで続いているブランドですが、その代表作はなんといってもG4とG12です。
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G4やG12は1990年代に再生産され、日本にも少数ですが導入されました。ウィザムカーズの中古車のこのG4は、再生産された車両ではなく当時のオリジナルモデルです。40年以上を経ても、その走行性能は未だに衰えていません。

1966 GINETTA G4 ホワイト RHD
FORD 225E CROSS FLOW
Original round tube chassis
安全タンクなどレーシング・モディファイが施されており
コンディション も最高です。価格はお問合せ下さい。

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年代によってフレームワークが異なるところもセブン等と同様で、マニアならこだわりたいポイントです。最近は日本でも、往年のレーシングモデル達によるレースイベントが、開催されるようになってきました。
jcca225ウィザムカーズではクラシックカーによるレースやラリーイベントへのご参加も、積極的にサポートしています。例えば10月28日に筑波サーキットで開催されるJCCAクラシックカーフェスティバルには、ヒストリックグランプリというカテゴリーがあり、ジネッタ達による白熱のバトルが展開されています。このG4ならもちろん参戦可能です。ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問合せ下さい。
Tel:03-5967-3477
mail:takeuchi@witham-cars.com

カスタムこそセブンの真髄!

スーパーセブン大特集のカーマガジンが発売されました。早速私も読んでおりますが、新旧の様々なセブンが登場していて、とても充実した内容です。特にイベントに集合したセブンをたくさん紹介しているページをみると、一台毎にオーナーの個性が反映されていて、おもしろいですね。セブンの魅力のひとつが、これらの様々なカスタムにあると思います。
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私自身も経験がありますが、セブンが納車されたらここをこんな風にイジリたい!と考えるのは本当に楽しい時間です。現在はクルマ用品も色々なグッズが発売されていますので、オーナー様からのリクエストも、以前とはだいぶ様変わりしてきました。例えばカーナビやETC、ボディコーティングなど、従来のセブンでは考えられないことが、最近では定番となってきました。
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もちろん、吸排気系や足回りのチューニングも人気があります。また、インテリアやホイールなどにこだわり、往年のロータスセブンを再現するのも面白いと思います。セブンをより速くする、よりカッコよくする、便利にする、乗りやすくする、などなど何でもウィザムカーズにご相談下さい。長年の経験と最新の情報で、どんなリクエストにも応えてみせます!

アルティメイトセブンの系譜

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先日メーカーから、オーダーしていたスーパーライトR500を日本に向けて出荷した、との連絡がありました。R500はケータハム社内でのエンジンチューニングも必要ですので、通常のセブンよりも納期が長くかかります。早速、待ち焦がれているお客様にもご連絡致しました。
R500はその 圧倒的な加速性能で、ケータハムの名を世界中に知らしめた象徴的存在ですが、スーパーセブンの歴史上には、過去にも世界を驚かせたアルティメイト・セブンが存在します。古くはロータス世代の1969年に登場したツインカムSSと呼ばれるモデルで、セブン史上初のツインカムエンジン搭載車です。生産台数はわずか13台で、非常に希少性の高いモデルです(この写真もイギリスの博物館で撮りました)。
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アルティメイト系の代表格はなんといってもJPEです。スウィンドン・レーシングから供給される2リッターVXエンジンの出力は250馬力を発揮し、0-60マイル/h加速で量産車世界最速を記録したといわれています。

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R500にもROVER製Kエンジンを搭載した、旧世代が存在します。エンジン出力は230馬力ですが、車体の徹底的な軽量化(460kg!)により、加速性能はJPEをも超えてしまいました。
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その後もケータハムの進化は止まりません。現行モデルのR500では、2.0DURATECをベースにケータハム独自のチューニングにより、最高出力は260馬力に達しています。並行してシャシーの強化も進んでおり、0-100km/h加速は2.9秒という途方もない数字になりました。F1チームとの提携により、エンジニアリングレベルもさらに向上するはずですので、今後どのようなアルティメイトセブンが生み出されるのか、今から楽しみですね。
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ケータハムのオイル交換

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ウィザムカーズのファクトリーには、日々セブン達が点検・整備で入庫しています。ヒストリックなセブンはもちろんですが、クオリティが格段に向上した現行のセブンであっても、メンテナンスフリーで乗り続けることはできません。日常的なオイル交換も、愛車の異常を示す微かなサインを受信する貴重な機会です。ケータハムに搭載されてきたエンジンは、主なものだけでも、LOTUS-T/C、COSWORTH-BDR、FORD-225E、ROVER-KやVAUXHALLなど種類が豊富です。さらにグラハム・ナーンの後を継いだアンサー・アリの時代になると、DURATECやSIGMAなどFORDエンジンへの回帰を決断し、年々厳しくなる世界各国の環境規制にも対応してきました。ウィザムカーズは全ての世代のセブンに対応した、最適なメンテナンスを提供しています。セブンのことなら何でもご相談下さい。
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元祖スーパーライト!

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先日ケータハム・スーパーライトのお客様がお立ち寄りになりました。この車両は97年式ですから、最初期のスーパーライトになります。新車からずっと弊社のメカニックが、全てのメンテナンスを実施してきました。ウィザムカーズのツーリングイベントにもご参加いただき、快調に距離をのばしています。91年から採用が始まったローバー製Kシリーズエンジンですが、当初スーパーライトには1.6Lが搭載されました。当時日本など重要な市場では、ヴォグゾールなどキャブレター世代がまだまだ人気でしたが、将来を見越してグラハム・ナーンがKシリーズの採用に踏み切ったことが、その後のケータハムの発展のきっかけになったことは間違いないでしょう。ローバー世代からは、シャシーフレームの改良も進み、SVシャシーなど新しいモデルも登場しました。
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世界的なヒットとなったスーパーライトのルーツと呼ぶべき存在が、この1.6スーパーライトです。とにかく軽量化を最優先した設計で、ノーズコーンやフェンダーはカーボンが採用され、ウィンドスクリーンやワイパー、ドアや幌など走行に必要ないものは、潔く取り去られています。シートもFRP製の簡素なもので、シートレールは無く、車体にボルトで固定されています。
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フットスペースやセンタートンネルに貼られるべきカーペット類も一切なく、軽量化が徹底されています。エリーゼという強力すぎるライバルが登場した時期に、あえて先鋭化に生き残りをかけたグラハム・ナーンの決意が伝わってくるモデルです。