今回はケータハム セブン スプリントのトノカバー取付作業のご紹介です。
一見簡単に見えるトノカバーの取り付けですが、実際には失敗が許されない、経験とノウハウがモノを言う作業なんです。
ケータハム純正トノカバーは、出荷状態ではボタンが付いておらず、穴もあいておりません。車体側にはフロントに2コ、リア側に6コのボタンが標準で取り付けられてはいるのですが、サイドはボタン取付用の穴をドリルで開ける必要があります。
しかし、メーカーから位置決めのテンプレートが用意されているわけではありません。パネルの裏側にはフレームを構成する丸パイプや角パイプが通っていますから、下手をするとフレームにキズをつけてしまいます。入念に位置決めを行い、慎重にドリリングしますが、何度やっても緊張する瞬間です。
もちろんトノカバーにも穴を開けるための目印などはありません。大雑把にボタン穴を開ければ、トノカバーをかけた時にたるんでシワになったり、逆にきつ過ぎて取り付けられないことになってしまいます。さらに夏と冬で生地の伸びも違いますから、その加減を考えながら取り付けています。
キットカーという成り立ち故に「自分で作業してみようかな」方もいらっしゃると思いますが、単純そうな作業にも実はノウハウが詰まっています。
ウィザムカーズならばプロショップならではのクォリティで仕上げます。新旧問わずセブンことならばまずウィザムカーズまでご相談下さい。
Club Witham Breakfast Meeting開催レポート
LOTUS 3-Eleven入荷!
ついさきほど、ご注文をいただいていた3-ELEVENが入荷して参りました。
3-ELEVENは屋根が無い為、輸送も完全に囲われているトランスポーターにて特別輸送となります。今回の車両はシグネチャーペイントのレッドxゴールドストライプ。3-Elevenのスタイリングによく似合いますね。
世界311台限定、既に完売となった希少な車ですが、Witham CarsにはまだRoad Ver.の即納車がございます。
圧倒的なハイパフォーマンスを持つ特別なロータスを所有するチャンス。今ならば1.9%特別超低金利ローンもご利用いただけます。
お見積もりやお支払のシミュレーションなど、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
【USED CAR】SEVEN160ご成約ありがとうございます
本日USED CARのSEVEN160ヘリテージブルーをご成約いただきました。
誠に有難うございます。
入荷速報をWebにてご案内する前に、ご来店いただいたお客様が一目惚れ。そのままご成約をいただきました。
タイミングよくご希望のカラーリングのSEVEN160をご紹介出来たので、正に運命の1台となりましたね♪
可能な限りリアルタイムな速報として中古車入庫情報をBlogを通じてご案内しているのですが、ご来店いただくと今回のような出会いもありますので、是非新車、中古車をご検討のお客様は一度ご連絡、ご来店をいただければ幸いです。
本日はSEVEN270R&SEVEN160にご試乗いただけます
本日も晴天に恵まれた日曜日となりました。
こんな天気の良い天気の日はWitham Cars SAITAMAにご来店下さい。
本日はSEVEN270Rと160の2台の試乗車がSAITAMA店に集約しています。SEVENをご検討されている方は実際に見て、触って、乗っていただけますので、きっと色々な良い発見をしていただけるかと思います。
少しづつ寒さも増してきましたが、SEVENの試乗は寒さを忘れてしまう程、新たな経験になる事でしょう。
ご来店お待ちしております。
Club Witham Breakfast Meetingを開催しました!
ケーターハム GirlingブレーキキャリパーO/H
今回はケーターハムのGirling製フロントブレーキキャリパーのオーバーホールを紹介させていただきます。
ケーターハムのフロントブレーキとして長い間採用されてきたキャリパーで、比較的最近までスタンダードはこちらでした。今回はブレーキの引きずりが見られ、少しピストンを押し出してみると、ピストンに錆が浮いていたためオーバーホールさせていただきました。
しばらくオーバーホールしていないように見受けられましたので、半分に割って徹底的に作業を行います。
中を確認してみると、ピストンのシールより上の部分がほとんどサビて腐食してしまっていました。
ピストン側にもサビの部分と擦れた跡が見られます。こうなってしまうと正常な動作は見込めません…ピストンはペーパーを当てて、サビとキズを落とし、異常な摩耗や、メッキの剥がれなどが無いかチェックしていきます。
今回は外側にウェットブラストを施工しました。ピカピカになってまるで新品のようですが、1枚目の画像のキャリパーと同じものです。目立たないとパーツですが、綺麗になっていれば気持ちが良いものですし、不具合の早期発見にもつながります。
キャリパー側もきれいになったところで、機能上問題となるようなキズなどが無いことを確認したら新品のシールを組み付けて、慎重にピストンを挿入します。
ブレーキキャリパーのオーバーホールを行うと、ブレーキのタッチの改善や引きずりによる抵抗がなくなり、安心してアクセルを踏むことが出来ます。安全に直結するパーツですから、定期的な点検をぜひともお勧めいたします。なんとなくブレーキタッチに違和感を感じると言う方も、まずはご相談くださいね。
今週末はSEVEN270Rにご試乗いただけます
ブレックファーストミーティング開催中
GINETTA G4 レース前点検
現在、12/3に行われる「SIDEWAY TROPHY」参戦車両のGinetta G4のメンテナンスが進行中。SIDEWAY TROPHYは「当時のモーターレースを再現する」というコンセプトで行われるヒストリックカーレースです。
こちらのG4は先月エンジンO/Hを終え、慣らしが終わったばかりの状態です。慣らし後、初のサーキットとなる為、エンジン周りも含めて念入りに点検していきます。
サーキットにおける車体への負荷は想像を超えるものです。レース前点検・整備では足回り・ブレーキまわりは神経質なほど入念に。今回はブレーキキャリパーのオーバーホールも行いました。
日本のレースではSタイヤが主流ですが、英国におけるFIAのヒストリックカーレースではダンロップ レーシングタイヤ(バイアス)の使用が常識です。SIDEWAY TOROPHYでは本場英国にならい、ダンロップレーシングタイヤの装着が義務付けられているため、G4もダンロップ CR65に交換して望みます。Witham Carsではこのような入手しにくいタイヤも扱っておりますので、ご相談下さい。
SIDEWAY TROPHYまであと3日。レースに集中していただけるよう、万全の状態に仕上げたいと思います。