FACTORYの中古車ピックアップ情報は、歴代のセブンに搭載されたエンジンを1台毎にご紹介中ですが、今回は通称ケントエンジンと呼ばれるフォードの225Eです。ケントエンジンはケータハムを支える屋台骨として長く主力エンジンの座にありましたから、ご存知の方も多いでしょう。ツインウェーバーから生み出されるOHVとは思えない豪快な吹け上がりは、セブン最大の魅力といっても過言ではありません。
排気量は主に1.6と1.7がありますが、今回ご紹介の車両は1.7の方です。エンジンフード横の穴から露出するK&N製のエアクリーナーは、キャブ世代だけのワイルドなディテールですね。ケントエンジンはスペアパーツもまだまだ供給されていますから、これから長くセブンとつき合っていきたい、という方にも安心しておススメできます。
今回の車両には、最近では珍しいクラムシェル・ウィングが装着されています。さらにメッキのヘッドライトやロールバー、リアのスペアホイール等のパーツが、クラシックなスタイルを演出しています。フェンダーと同色にペイントされたレボリューションのアルミホイールも見逃せないポイントですね。斜めに補強が入ったこのロールバーはFIAスペックのもので、本国のワンメイクレースで使用されていた部品です。
まさに定番のパーツが揃ったセブンらしいセブンです。「こんなセブンを探していた!」という方も多いのではないでしょうか。こんどの週末は、ぜひケータハムさいたま・ウィザムカーズファクトリーにご来店下さい。