新規オープンしたウィザムカーズ・ファクトリーでは、早速G12の納車整備作業が始まりました。ジネッタの中でも特にレーシングカー寄りのキャラクターを持つG12ですから、納車整備といっても一筋縄ではいきません。各部を点検した結果、タイミングベルトの交換を実施することになりました。
ミッドシップにマウントされるエンジンとギアボックスが縦に並ぶ姿は、いつ見ても壮観ですね。コクピットにめり込むかのうようにギリギリまで前方にレイアウトさせたエンジニアリングに、ジネッタの熱意が感じられます。
補器類を取り外して、エンジンが降りたところです。せっかくなので普段は手が届きにくい場所まで、エンジンルーム内もきれいに清掃します。まだまだ足回りや冷却系、燃料系など、点検整備が続きます。