少しずつ進行しているヨーロッパスペシャル。いよいよエンジンとミッションを車体に載せて行きます。

クラッチを取付け、エンジンとミッションケースをドッキングした状態です。

本来ならばリフトに車体を載せてエンジンを下から入れたいところですが、ドライブシャフトがサスアームを兼ねている構造のため、ホイールを取り付けることが出来ません。
車体の移動が不可能なため、エンジンクレーンで吊り上げて上部からアクセスします。エンジンルームはタイトで、前後方向にほとんど余裕がありません。3人がかりで少しずつ少しずつ、接触しないように細心の注意を払い、ようやくエンジンとミッションが鎮座いたしました。
ここからサスアーム・補機類・内装・電装などの作業を進めつつ、お客様と打ち合わせをしながら細かい仕様を決定していきます。さあこれからが本番です!
SEVEN160 K4GPマシン レース参戦してきました!

遂にK4GPに参戦して参りました!
そして原田のデビュー戦です。
Team Club Witham Racingからは4名がドライバーとしてエントリー。4名で7時間のレースに挑みます。
第1ドライバー
レース経験の豊富なTipo佐藤編集長
第2ドライバー
4輪レース初参戦オーナー代表(お客様)近藤様
第3ドライバー
レース参戦初!私こと原田
第4ドライバー
言わずと知れた経験豊富な弊社代表篠原
もちろん出場するからには表彰台を狙いますが、今回弊社にてSEVEN160のレースカーを製作したた背景には、純粋に「モータースポーツを手軽に楽しみたい!」と言う思いがありますので、レース初参戦の2名をあえて加えた予測不可能な布陣で挑んで参りました!
(”予測不可能の根源” 原田が言うのもなんですが。。。笑)

当日は、天候も予測不可能でした(笑)なんと真っ白のピットロードを走ってのコースイン。
レーススタート直前に雪は止んでくれてWet状態でスタート出来たのですが、レース初参戦の私にとってはWetでもハードルが高すぎます(-_-;)
レースのレポートは後日WEBにて詳しくご案内させていただきます。お楽しみに!!

今回SEVEN160でレースに参戦し多くの事を得る事が出来ました。
軽自動車のレースと言えども参加車両は皆Sタイヤやハイグリップタイヤを履き、車両側も作り込まれています。そんな中、我らがSEVEN160は安全の為のロールケージ装着とサスペンションを交換した位で殆どノーマル状態です。しかもタイヤはグリップとは無縁のエコタイヤ。それでも表彰台を狙えるポテンシャルを持っている!と確信できました。
また耐久レースで長時間サーキットでSEVEN160をドライブして感じたのは、とてもドライバーに優しいフィーリングだということ。レース初参戦でも気負わずドライビング出来たため、本当にレースを楽しむことができました。

いつもはサポート側のメンバーとして支えてくださっている第2ドライバーの近藤様からも「レース初参戦の素人でもWitham Carsのサポートがあればレースに安心して参加する事が出来る!」と言う嬉しいお言葉をいただきました。今回は私もドライバーとしてサポートを受けて感じたことと同じ感覚を言葉で言っていただき、ウンウンとうなずく事ができました。
よくプロのレーサーのコメントで「裏方のスタッフに感謝です」と言うフレーズを耳にしますが、まさにそれを体感出来たと思います。安全に、楽しく、趣味としてレースをするには重要なポイントだと再認識致しました。
まだまだ、言いたい事はあるのですが、それはまたの機会としましょう(笑)
最後になりますが、今回レース参戦にあたりサポートしていただいた皆様、ドライバーのTipo佐藤編集長殿、近藤様、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
追伸、レースの結果は?原田のラップタイムは?なんて言う野暮な事を聞かないでくださいね(笑)
K4GP 2018 3度目の挑戦!!

ついにSEVEN 160 K4GPマシンが完成致しました!!
2月4日はいよいよ富士スピードウェイにてK4GP 7時間耐久が開催されます。世界初のSEVEN 160の本格的なモータースポーツ参戦となった2016年から3度目の参戦になり、今年はクラブウィザムレーシングとして、K4GPのために1からマシンを製作し挑戦いたします。
エンジンやECUに手を加える等のチューニングは施しておりませんが、市販のSEVEN 160をベースに、2016・2017年の参戦で得たノウハウを余すことなく詰め込んだ自信作となっています。
660㏄の車両としては抜群の運動性能と、超軽量からなる燃費の良さで表彰台を狙います。
今週末は是非K4GPにご注目ください!
ps 限られた時間で製作してくれたメカニックにも感謝(^^♪
SEVEN 160 K4GPマシン製作 10
K4GPマシンの製作もいよいよ大詰めです。
マットブラックに塗装したハーフサイドスクリーンを取り付けてコックピットは完成です。

最後に先日製作したドライバーネームのデカールをサイドスクリーンに貼り付けて。。。

ドライバーの名前がマシンに入るといよいよ!という実感が湧いてきますね(^^

SEVEN 160 K4GPマシン製作 9
昨年までのマシンと今年のマシンの大きな違いの一つが足回りです。
2016・2017年はSEVEN 160純正のビルシュタインダンパーのままでレースに臨んでいました。もちろんSTDでも何一つ過不足のない素晴らしいサスペンションなのですが、今年のマシンにはアラゴスタのサスペンションをインストールしています。

Witham Carsでは20年来、様々なカテゴリにおいてアラゴスタ・サスペンションを使用してきました。CATERHAM・LOTUS・GINETTA等のレースで輝かしい結果を残しており、Witham Carsが最も信頼するサスペンションと言っても過言ではありません。

車種・路面・乗り方等々に合わせてサスペンションを最適な状態でセットアップすることが可能です。今回もCATERHAMのラインナップの中でも最も軽量なSEVEN160にあわせたセットアップを施し、K4GPというレースの特性に合わせ、7時間をタイヤ無交換で、なおかつ燃費にも有利なドライビングが出来るような足回りに仕上げます。

セットアップは弊社篠原が担当です。昨年までのチームメイト、ケータハムカーズのジャスティン氏も応援に駆けつけてくれました。

3パターンの回転数でのテストチャートです。非常に安定したペースでラップが刻めるのも、優れたサスペンションの証ですね。
皆様のSEVEN 160はもちろん、全てのCATERHAM SUPER SEVENに最適なアラゴスタ・サスペンションをご用意することが可能です。ワインディングからサーキットまで、その真価に驚くことでしょう。
SEVEN 160 K4GPマシン製作 8
4点ハーネスとロールケージを繋ぐ、通称”アメゴム”と呼んでいるゴム製のチューブを取り付けました。これも、素早く確実にハーネスを脱着するための工夫の一つなんです。

ドライバーがハーネスを装着している間はこのようにゴムが伸びた状態です。バックルを開放するとゴムの力でハーネスが引っ張り上げられ、スムーズに降りることが出来ます。乗り込む際にも、身体とバケットシートの間にハーネスを巻き込んでしまうことがありません。実に単純ですが、ドライバーチェンジのタイムロスを極限まで減らすためには大変有効です。

テスト走行で必要以上に温度が下がらないことを確認していますが、内藤メカはさらなる燃焼効率向上を狙って走行中の水温をもう少し高めにキープしたい様子。ラジエターをカバーするパネルのサイズの微調整を行っています。

「今年のK4GPは何か新しい作戦があるの?」と言う質問に、「目新しいことはやりません。今までのノウハウを全て詰め込むだけです。」と答えた内藤メカの表情からは自信と余裕が感じられました。頼もしい限りです!(^^
SEVEN 160 K4GPマシン製作 7
以前の記事でご紹介したように、K4GPでは決められた量の燃料と時間の中で、いかに効率よく走ることが出来るかが表彰台に立つためのカギとなります。早さだけを追い求めれば7時間走りきる前に燃料が尽きますし、逆に燃費の良さだけを求めるとゴール時に燃料が余ってしまうわけです。
写真では燃料ポンプでガソリンをタンクから吸い上げています。構造上タンクが完全に空になるまでガソリンを吸い上げることは出来ないため、ガソリンが出てこなくなった時点でどの位のガソリンがタンクに残っているか(=何Lの燃料が使用可能か)を正確に把握しておく必要があるのです。

また、純正のフューエルゲージは正確さにかけるため、より精度の高いSTACK製フューエルゲージに交換。レース中も見やすいよう、水温計と位置を入れ替えます。

早速テスト走行をしてみると、結果は上々!ガソリン残量の変化に敏感に反応して針が動くようになり、純正よりも高い精度で残量を把握することが可能になりました。

EXIGE CUP 380 バックカメラ/ナビ取り付け
EXIGE CUP 380へバックモニターカメラとナビの取り付けをご依頼頂きました。LOTSUの中でもEXIGE系は後方視界が良くないため、バックカメラは人気のメニューです。

カメラ本体マフラーからの熱を避けながら、出来るだけ中心に近づくように取り付けてみました。カメラ自体は大変コンパクトなため、ほとんど目立ちません。
さてバックカメラの取り付け作業の肝はここから。美しく仕上げるためには、リアのインナーフェンダーを外し、室内のパネル類を外し、丁寧に配線を這わせて行く必要があり、取り回しが簡単ではないのです。

取り付けるナビはポータブルなのですが、電源・バックカメラ・外部GPS/VICSアンテナが本体に接続されるため、それらの配線も処理してオーディオ部分から取り出しました。
ナビの本体は付属のマウントを使用すればお手軽に取り付けも出来ますが、せっかくのシンプルなコックピットの雰囲気を壊さず、使いやすさにもこだわりたいところ。そのため、ウィザムカーズではアルミ材を使って写真のような専用ステーを製作し取り付けています。
あとはナビステーをブラックでペイントし、ナビを固定すれば完成となります。

余談ですが、ELISE/EXIGE系のフレームが一部変更になったようです。EXIGE CUP 380のシートを外してみると固定部分の形状が変わっていました。そしてシートレールの形状も太くなり、ガタがほぼなくなっています。詳しくは後日ご紹介いたします。

SEVEN 160 K4GPマシン製作 6
慎重に位置を合わせながらのデカール/ゼッケン貼り。いよいよレースカーらしくなったSEVEN 160を見ていると、自然と気分が高揚してきます。
今年こそは・・・!!!
K4GP 本番まであと1週間。完成まであと一息です。



SEVEN 160 K4GPマシン製作 5
ロールケージの装着に合わせて、ボディに直接マウントされていたセンターミラーを取り外し、ロールケージにクランプするタイプに交換しました。視界を遮る位置にあったミラーがなくなり、後方の視野角が広がったことで、前方後方ともに死角が減少。様々なレベルのマシンが混走するK4GPでは大きな安心感にもつながります。
実はこのミラーもケータハムからオプションパーツとして用意されているものなんです。

ステアリングは純正のMotolitaから、Sparco製に変更しました。同時にワンタッチでステアリングが取り外せるように、クイックリリースステアリングボスを装着しています。これで素早いドライバーチェンジが行えますね。Dシェイプの小径ステアリングは見た目にもレーシー!
クイックリリースボスはサーキットを走らない方にもお勧めですよ(^^

もともとシンプル極まりないセブンのコクピットですが、よりレースカーらしくなってきました!助手席側のシートは取り外して、消化器を設置。シフトレバー左上のディスプレイにリアルタイムにラップタイムが表示されます。新たに取り付けたセンターミラーの視野の広さもお分かりいただけるでしょうか。

K4GPまであと8日。作業は順調に進行しております!