ハイドロマウントは定期的に交換を

ELISE Mk1やMk2 Rover エンジン世代に使われているエンジンマウントが”ハイドロ”と呼ばれるこのマウントです。その名の通り、内部にはオイルが封入されているのですが、経年劣化によって内部のオイルが漏れてくることがあります。

本日はハイドロのオイルが漏れ始めたELISE Mk2が入庫してまいりました。このエリーゼはLOTUS DAY前のオイル交換でご入庫の際にオイル漏れが発見されたため、急遽パーツを手配してご入庫いただきました。

ダンパーの右上にあるのが交換したハイドロマウント。このようにエンジンを支えています。

オイルが漏れ始めの段階であればまだ問題はありませんが、全てオイルが抜けきってしまうと、マウントが潰れ、支えを失ったエンジンが周囲に大きなダメージを与えることもあります。

長期間使い続けると突然オイルが抜けてしまうこともありますので、ハイドロマウントは定期的な交換をお勧めしています。

CATERHAM SEVEN LOTUS Twin Cam

初期モノのCATERHAMが車検整備で入庫してまいりました。

エンジンはロータスツインカムが載せられております。

新しいSEVENも同様ですが、定期点検の際に先ず見なければいけないのがゴム類の劣化でしょうか。

この車両は、納車時のコンプリートメンテナンスでエンジンのオーバーホールをしてあるため、エンジンからのオイル漏れやLLC漏れは見受けられませんでした。しかし、インマニとキャブレターの間のインシュレーターに経年による劣化が見られます。ここより2次エアーを吸ってしまう恐れがあるので、交換しましょうということになりました。

ミサブ製のインシュレーターは耐久性もあり、ウェーバーDCOEや、ホリゾンタルキャブレターにはなくてはならない製品です。

吸気エアーやガソリンにさらされ、エンジンからの熱をキャブレターに伝達させない役目もありますので、劣化は避けられません。アルミとゴムの小さなパーツではありますが、細かなクラックやちょっとした潰れによって、エンジンの本調子が出ないこともあります。

愛車の調子を維持するためにも、定期的に点検し、交換したいパーツです。

3Eleven 12ヵ月点検

3Elevenが12ヵ月点検で入庫致しました。
早いもので納車から1年が経ったということですね♪
車のキャラクター的に走行距離は数千キロでしたが、正直私の想像以上に走っていただけていたので、きっと3Elevenを楽しんでいただけているのだと嬉しく思いました(^^♪

オーナー様曰く、フロントウィンドウの無い事、軽量な事がこんなに楽しい車になるとは!とビックリされていました。

細かいところを改善して更に今後も楽しんでいただけるように致しますので、作業終了を楽しみにお待ちください。

KTM X-BOW 車検整備-2

先日の記事でもご紹介したKTM X-BOWの車検整備の作業を少しご紹介します。

LOTUS ELISEやEXIGE系とは当然異なり、アンダーパネルリア側はワンピース。ボルトの本数は少ないのですが、パネルが大きく慣れが必要な作業です。作業を進めるにはここを外す必要がありますから、ツーリング中に溜まった小石やら木の葉やらをクリーニングしながら整備を進めていきましょう。

カウルやエンジンヘッドにあるエアクリーナーボックスを外した状態。カウルの中はなかなかみる機会がありませんね。分離しているカウルを外せば横からも手が入りますから、ワンピースボディーのLOTUS 340Rと比べれば整備しやすいです。ラジエターもサイドにあるので、LLC交換はいささか短時間で行えるでしょう。

室内保管だけあって各部の状態は良く、交換したものといえばタイロットエンドブーツと油脂類くらいで、他は基本的な整備のみです。
KTM X-BOWは弊社で扱っているラインナップの中では毛色が異なる様に見えますが、とにかく乗って楽しい車という点でLOTUSやCATERHAMに劣らない車だと思います。完成度も高く、チャンスが有れば、ぜひ乗っていただきたい1台です。

KTM X-Bow Clubsport 車検整備

Witham Carsでは正規販売代理店として、KTM X-Bowも取り扱っています。
X-Bowはオフロードバイクの世界では有名なKTMが作り上げたオーストリア製のライトウェイトスポーツ。大きなダウンフォースを発生させる特徴的なボディデザインやカーボンモノコックシャシーと言ったインパクトあるビジュアルに反し、実はABSはおろかパワステやブレーキサーボすら持たないピュアなスポーツカーなんです。
そんなX-Bowが、長野県から車検整備で入庫してまいりました。
こちらは5年前に新車でご購入いただいた車両で、今回2回目の車検を迎えました。5年間トラブルらしいトラブルもなく、車検時も基本的なメンテナンスのみで、ワインディングやツーリングを楽しんでいただいています(^^
何度見ても細部まで抜かりない造り込みや完成度の高さには驚かされる車です。ご注文も受け付けておりますので、LOTUSやCATERHAMでも満足出来ない方はWitham Carsまでお問い合わせください。




 

スポーツ走行前点検のススメ


ここ数年は春に行われていたJAPAN LOTUS DAYですが、今年は9月2日の開催です!まだまだ先だと思っていましたが、あと3週間ほどとなってしまいました。ロータス/ケータハムでのご参加は車両エントリーが必要ですので、お申込みをお忘れなく!詳細はこちらをクリックしてご覧ください。

様々なコンテンツが用意されているLOTUS DAYの中で、人気はやはりサーキット走行。愛車で富士スピードウェイを走ることができるチャンスです。特にELISE・EXIGE・EVORA・CATERHAMのオーナー様は申し込まれている方が多いと思いますが、愛車の点検・整備はお済みでしょうか?
1.5kmという世界有数のメインストレートを持つ富士スピードウェイでは、マシンに掛かる負荷は一般公道とは比較になりません。定期的なオイル交換や法定点検を受けている方も、サーキット走行前には専門店に点検をご依頼ください。
Witham Carsでは、安心してアクセルを踏むために、そして何よりも安全にサーキット走るために「スポーツ走行前点検プラン」をご用意しておりますので、ぜひご相談ください。法定12ヶ月点検等に含まれない箇所も、レースカーの製作やレースサポート等の経験も豊富なメカニックがしっかりと点検いたします。
ご入庫のご予約は048-423-2404まで、お気軽にどうぞ!

EUROPA-S 車検整備中

車検整備でEUROPA-Sをお預かりしています。
ブレーキのストロークが深くなっているということで、点検の結果、マスターシリンダーの交換となりました。EUROPA-Sの場合、ブレーキマスターシリンダーの交換にはフロントカウルの脱着が必要となります。また、エアコンのブロアファンが不調ということで、こちらも同時に修理を行いました。
DSCF0028
現時点で問題は見られませんが、製造から10年以上経過する車ですので、安全を考えて同時にブレーキホースの交換もご提案させていただきました。
カウルを取り外すような作業の場合、車の年式やウィークポイントを考慮し、ご相談いただいた箇所以外にも同時に点検や・修理が可能な箇所をご提案いたします。そうすることで費用が抑えられますし、何よりも安心してお乗りいただくことが出来ます。
DSCF0038
Witham Carsでは多くのEUROPA-Sを扱ってきた経験から、癖やツボを把握しております。Used Carをご購入いただいた場合も、しっかりサポートさせていただきますので、ご安心下さい。
そしてEUROPA-Sに限らず、これからエアコン周りのご相談が増えてくる時期です。
少しでもおかしいな、と感じたら、本格的な夏が到来する前にご相談下さい。

Norton Dominator SS 初回点検

ノートンドミネーターSSが初回点検のために入庫してまいりました。
ハンドメイドのアルミタンクがとても美しく、とても市販車とは思えない作り込みとスタイリングです。非常に貴重な車両ゆえ、整備に取り掛かる際は少し緊張します。
RIMG1045_R
エンジンはCommando 961と同型の空冷 OHVツインエンジン。 エンジンオイルはドライサンプでフレームがサンプタンクも兼ねていますから、バキュームポンプで上から古いオイルを吸い上げます。当然オイルパンにも残っているので、マフラーの一部を外しドレンからも抜きとります。
そしてブロックは一体であるもののミッションケースとエンジンは分離しており、ミッションオイルが別になっているのはこのタイプのエンジンでは珍しいですね。ミッションオイルはギアボックス用ではなく、エンジンオイルと同等のものを使用します。
RIMG0875_R
こちらはドミネーターに付属しているクローズドコース用マフラー。ドミネーターのデザインと一体感がある実に美しいマフラーなのですが、完全な直管でありO2センサーを取付けることも出来ません。英国本国ではレース用コンピュータに換装して走行することを前提としているそうです。
そのままでは日本のサーキットの音量規制に引っかかってしまいますから、弊社でバッフルを作成し装着しました。ツインらしい低音が強調され、思わず聞き惚れてしまうサウンドです(^^さらにエキパイに取り付けボスを溶接してO2センサーを装着したことで、レース用コンピュータに入れかえる必要もありません。
間もなく3月。今年はDominator SSでバイクのベストシーズンをお楽しみ下さい。

FACTORY便り No.108 車検整備続々ご入庫

hh01
先週末もウィザムカーズ・ファクトリーにはたくさんの車検整備のご入庫がありました。例えばこちらのエヴォーラは、もう3回目の車検ですが、走行距離も短く、非常に良いコンディションに保たれています。
hh02
こちらのジネッタG4も、定期的な整備を続けてきましたので、素晴らしいコンディションです。オーナー様の情熱を感じさせる一台ですね。今回もブレーキのOHなどしっかり整備する予定です。
hh03
こちらのエキシージは、オイルホースのメンテナンスでご入庫です。
さらにエキシージSやエリーゼの作業も進行中ですので、これからブログで色々とご紹介したいと思います。

G4車検整備の続報

uc1
先日ゴム系のパーツ交換をご紹介したG4ですが、もちろん点車検整備はゴムパーツだけではなく、さらに広範囲に必要です。今回はブレーキ系のメンテナンスをご紹介します。
uc3
ジネッタG4のマスターシリンダーは、パラレル・ツインの配置が特長で、ブレーキの効きの前後バランスを調整することができる優れた設計です。
uc4
マスタシリンダーはリペアキットが用意されていますので、オーバーホールが可能です。車検時には実施しておきたい作業ですね。マスターシリンダーは2個ありますので、当然リペアキットも2SET必要です。
uc2
こちらはリアのブレーキドラムにあるホイールシリンダです。今回はこちらも交換です。英国車は、このようなパーツも新品ですぐに入手可能なのがうれしいですね。
uc5
さらにこちらはディストリビューターを開けたところです。ここも定期的に点検・交換が必要です。今回もキャップとローターアームを交換致しました。
uc6
暑い夏を乗り切れば、ドライブを存分に楽しめるシーズンが始まりますので、準備万端のG4でお待ち頂きたいと思います。
uc7
そして早くも次のジネッタが車検でご入庫です。こちらも気持ちよくドライブを楽しんで頂ける様、まずは各部の点検からスタートです。