昨年までのマシンと今年のマシンの大きな違いの一つが足回りです。
2016・2017年はSEVEN 160純正のビルシュタインダンパーのままでレースに臨んでいました。もちろんSTDでも何一つ過不足のない素晴らしいサスペンションなのですが、今年のマシンにはアラゴスタのサスペンションをインストールしています。

Witham Carsでは20年来、様々なカテゴリにおいてアラゴスタ・サスペンションを使用してきました。CATERHAM・LOTUS・GINETTA等のレースで輝かしい結果を残しており、Witham Carsが最も信頼するサスペンションと言っても過言ではありません。

車種・路面・乗り方等々に合わせてサスペンションを最適な状態でセットアップすることが可能です。今回もCATERHAMのラインナップの中でも最も軽量なSEVEN160にあわせたセットアップを施し、K4GPというレースの特性に合わせ、7時間をタイヤ無交換で、なおかつ燃費にも有利なドライビングが出来るような足回りに仕上げます。

セットアップは弊社篠原が担当です。昨年までのチームメイト、ケータハムカーズのジャスティン氏も応援に駆けつけてくれました。

3パターンの回転数でのテストチャートです。非常に安定したペースでラップが刻めるのも、優れたサスペンションの証ですね。
皆様のSEVEN 160はもちろん、全てのCATERHAM SUPER SEVENに最適なアラゴスタ・サスペンションをご用意することが可能です。ワインディングからサーキットまで、その真価に驚くことでしょう。
NEW CAR PICK UP! ELISE SPORT-220-II
Witham Cars Tokyoでは現在新車即納車
『LOTUS ELISE SPORT 220-II』を展示中です。

前期Mk.3の上品で洗練された雰囲気に、アグレッシブさがプラスされました。

今回の改変でモデルレンジ全てのリアデザインが統一された事になります。
Mk.3をベースに刷新した新しいフロントクラムシェルデザインはよりアグレッシブになり、そしてパーツのみで約9kgの軽量化も達成しています。
前期型Mk.3はイタリア人デザイナーのドナート・ココ氏がMk.2をベースにデザインしましたが、今回は再びオリジナルMk.2デザイナーのラッセル・カー氏がニューシェイプを手掛けています。
Mk.2デザインがお好きな方にも今回のNew Eliseは不思議とグッとくるのではないでしょうか?(事実評判が良いです!)

Mk.3専用デザインの12スポークホイールは今回のSPORT-II全モデルに採用される事になりました。

ブラックアウトされたフロントアクセスパネルが新しいELISEをより精悍で躍動的に印象付けるものとしています。
(SPORT-IIのみ選択できるブラックパックオプションの一部です。)

今回のインテリアデザインの目玉であるリンケージ部分がむき出しのエクスポーズドギアシフトメカニズム。

4点式シートべルト対応のスポーツシートが標準。こんなに薄いシートですが、エルゴノミクスに基づいた形状で疲れづらいです。

搭載されるユニットはTOYOTA製2ZR-FE+Eaton製スーパーチャージャー。
約900kgの軽量な車体を最高出力162kW (220ps) / 6800rpm、最大トルク250Nm (25.4kgm) / 4600rpmというスペックで引っ張ります。
最高速度は233km/h、0-100km加速4.6sec.

トランクフードの淵にゴムパーツが貼られたり、細かな造り込みもアップデートされています。
左側が220-II 右側が以前の仕様。
展示車両は眩いメタリックホワイトに『SPORT-II』のみに設定できるブラックパックオプションを組み合わせた、上品且つスポーティなELISEのイメージ通りの組み合わせです。
現在メタリックホワイトのインポーターストック車両はございませんので、仮に新規オーダーの場合は現時点から約8か月~のお時間を要します。
ただし、こちらの車両であれば待たずしてご納車が可能です。ホワイトを希望の方は是非!
お問い合わせお待ちしております。
SEVEN 160 K4GPマシン製作 8
4点ハーネスとロールケージを繋ぐ、通称”アメゴム”と呼んでいるゴム製のチューブを取り付けました。これも、素早く確実にハーネスを脱着するための工夫の一つなんです。

ドライバーがハーネスを装着している間はこのようにゴムが伸びた状態です。バックルを開放するとゴムの力でハーネスが引っ張り上げられ、スムーズに降りることが出来ます。乗り込む際にも、身体とバケットシートの間にハーネスを巻き込んでしまうことがありません。実に単純ですが、ドライバーチェンジのタイムロスを極限まで減らすためには大変有効です。

テスト走行で必要以上に温度が下がらないことを確認していますが、内藤メカはさらなる燃焼効率向上を狙って走行中の水温をもう少し高めにキープしたい様子。ラジエターをカバーするパネルのサイズの微調整を行っています。

「今年のK4GPは何か新しい作戦があるの?」と言う質問に、「目新しいことはやりません。今までのノウハウを全て詰め込むだけです。」と答えた内藤メカの表情からは自信と余裕が感じられました。頼もしい限りです!(^^
SEVEN 160 K4GPマシン製作 7
以前の記事でご紹介したように、K4GPでは決められた量の燃料と時間の中で、いかに効率よく走ることが出来るかが表彰台に立つためのカギとなります。早さだけを追い求めれば7時間走りきる前に燃料が尽きますし、逆に燃費の良さだけを求めるとゴール時に燃料が余ってしまうわけです。
写真では燃料ポンプでガソリンをタンクから吸い上げています。構造上タンクが完全に空になるまでガソリンを吸い上げることは出来ないため、ガソリンが出てこなくなった時点でどの位のガソリンがタンクに残っているか(=何Lの燃料が使用可能か)を正確に把握しておく必要があるのです。

また、純正のフューエルゲージは正確さにかけるため、より精度の高いSTACK製フューエルゲージに交換。レース中も見やすいよう、水温計と位置を入れ替えます。

早速テスト走行をしてみると、結果は上々!ガソリン残量の変化に敏感に反応して針が動くようになり、純正よりも高い精度で残量を把握することが可能になりました。

EXIGE CUP 380 バックカメラ/ナビ取り付け
EXIGE CUP 380へバックモニターカメラとナビの取り付けをご依頼頂きました。LOTSUの中でもEXIGE系は後方視界が良くないため、バックカメラは人気のメニューです。

カメラ本体マフラーからの熱を避けながら、出来るだけ中心に近づくように取り付けてみました。カメラ自体は大変コンパクトなため、ほとんど目立ちません。
さてバックカメラの取り付け作業の肝はここから。美しく仕上げるためには、リアのインナーフェンダーを外し、室内のパネル類を外し、丁寧に配線を這わせて行く必要があり、取り回しが簡単ではないのです。

取り付けるナビはポータブルなのですが、電源・バックカメラ・外部GPS/VICSアンテナが本体に接続されるため、それらの配線も処理してオーディオ部分から取り出しました。
ナビの本体は付属のマウントを使用すればお手軽に取り付けも出来ますが、せっかくのシンプルなコックピットの雰囲気を壊さず、使いやすさにもこだわりたいところ。そのため、ウィザムカーズではアルミ材を使って写真のような専用ステーを製作し取り付けています。
あとはナビステーをブラックでペイントし、ナビを固定すれば完成となります。

余談ですが、ELISE/EXIGE系のフレームが一部変更になったようです。EXIGE CUP 380のシートを外してみると固定部分の形状が変わっていました。そしてシートレールの形状も太くなり、ガタがほぼなくなっています。詳しくは後日ご紹介いたします。

SEVEN 160 K4GPマシン製作 6
慎重に位置を合わせながらのデカール/ゼッケン貼り。いよいよレースカーらしくなったSEVEN 160を見ていると、自然と気分が高揚してきます。
今年こそは・・・!!!
K4GP 本番まであと1週間。完成まであと一息です。



USED CAR PICK UP! Elise 111R Sports Racer

2006年に日本限定10台(アーデントレッド、ナイトフォールブルー各10台)で登場したのが今回ご紹介する111R スポーツレーサーです。
2006年時はベーシックモデルとしてELISE STD(Rover E/G 122ps)とハイスペックモデルのELISE-111R(Toyota E/G 192ps)がラインナップされていました。今回のモデルはハイスペックモデルの111Rをベースにしたリミテッドモデルとなります。(このモデル後にELISE-Rと名称が変更されます)

まず目を引くのがセンターストライプですね♪
2ZZ E/Gモデルとセンターストライプ!これだけでもスポーティーでおススメなポイントなのですが、スポーツレーサーの良さは盛り沢山にご座います。
・ハードトップ 通常オプション品のハードトップも標準装備
・鍛造アルミホイール こちらも標準装備
・Touring Pack(レザー内装、防音仕様等)
・Sports Pack (スポーツサスペンション、トラクションコントロール等)

インテリアはブラックレザー仕様、ボディーカラーに合わせてレッドステッチ仕様となります。
走りの方ではスポーツパックが装備されているので、通常のエリーゼより減衰力が変更されているスポーツサスペンション、フロントマスク内に設けられたツインオイルクーラーが備わっているので、そのままサーキットにも行けちゃう万能選手となっています。(^^♪

そして、ラジエターも対策ラジエターに変更されています。
ELISEのUSED CARを探している方には嬉しいポイントでは無いでしょうか?
2006年時に私も欲しかったスポーツレーサーがとてもお買い得な価格にて入庫して参りましたので、気になる方はお気軽にお問合せ下さい。1/28(日)現在はWitham Cars SAITAMA展示スペースに御座います。
ご連絡お待ちしております。
SEVEN 160 K4GPマシン製作 5
ロールケージの装着に合わせて、ボディに直接マウントされていたセンターミラーを取り外し、ロールケージにクランプするタイプに交換しました。視界を遮る位置にあったミラーがなくなり、後方の視野角が広がったことで、前方後方ともに死角が減少。様々なレベルのマシンが混走するK4GPでは大きな安心感にもつながります。
実はこのミラーもケータハムからオプションパーツとして用意されているものなんです。

ステアリングは純正のMotolitaから、Sparco製に変更しました。同時にワンタッチでステアリングが取り外せるように、クイックリリースステアリングボスを装着しています。これで素早いドライバーチェンジが行えますね。Dシェイプの小径ステアリングは見た目にもレーシー!
クイックリリースボスはサーキットを走らない方にもお勧めですよ(^^

もともとシンプル極まりないセブンのコクピットですが、よりレースカーらしくなってきました!助手席側のシートは取り外して、消化器を設置。シフトレバー左上のディスプレイにリアルタイムにラップタイムが表示されます。新たに取り付けたセンターミラーの視野の広さもお分かりいただけるでしょうか。

K4GPまであと8日。作業は順調に進行しております!
【臨時】本日の営業時間変更のお知らせ

TOKYO 営業時間 16:00まで
ご来店を予定されているお客様はご注意下さい。但し、SAITAMA/FACTORY(戸田市美女木)は通常営業しております。お問い合わせ等は048-423-2404までご連絡下さい。
宜しくお願いいたします。
Witham Cars
SEVEN 160 K4GPマシン製作 4
完成したロールケージと共に、運転席側にサイドインパクトバーを取り付けます。ロールケージとサイドインパクトバーがつくと、SEVEN 160が一気にレーシーな雰囲気になりました。
余談ですが、ロールケージもサイドインパクトバーもケータハム純正オプションして用意されており、装着したまま幌を張ることが可能なロールケージもあります。クラブマンレースを楽しむための車として生まれたセブンらしいですね(^^

内藤メカにより、並行してオーバークール対策の作業も進行していました。極寒のサーキットで周回を重ねていると水温が下がりすぎてしまうため、対策としてラジエターの下半分をパネルでカバーしています。
先日行った平均気温3-4℃の富士スピードウェイでのテスト走行でも、適正な水温を維持出来ることが確認出来ました。K4GPでは使用できるガソリンが予め決められており、いかに効率よく走るかが勝利へのカギとなります。燃焼効率悪化=燃費の悪化につながるオーバークールはK4GPには大敵なのです(^^

