エヴォーラのベンチレーション

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ウィザムカーズ・ファクトリーではエヴォーラの整備が今日も続いています。昨日はサスアームをご紹介致しましたが、今日はエンジンルームのベンチレーションについてです。現在のロータスはミドシップマウントというレイアウトのため、エンジンルームの排熱が重要です。従来のエリーゼやエキシージはテールゲートに大きなグリルがあり、エンジンルームの熱を上に逃がす構造になっています。空力を優先した結果、エンジンルームの床がディーフューザーで完全に塞がれているためです。ヨーロッパSではテールゲートがガラス製で密閉されてしまうので、ディフューザーは装備せず、熱を下に逃がす構造です。
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エヴォーラでは上面はガラス、下面はディフューザーで塞がれてしまうので、熱の逃げ場がありません。そのため、熱を逃がすためのダクトがたくさん配置されています。上の写真はリアウィンドウ直後のダクトで、フロント側のEXマニや触媒からの熱を上に逃がすための煙突です。
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そしてこのダクトは、右側ドア後方の吸気口からのエアでオルタネーター等を冷却させるためのものです。電動ファンで強制的に外気を取り込むようになっています。左側の吸気口は、エンジンの吸気に使用されています。
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さらにこちらはエンジンルームの一番後側にあり、サイレンサーなどの熱がサブフレーム内にこもらない様にするための ダクトです。これらの厳重な熱対策により、エヴォーラは真夏の渋滞でもオーバーヒートとは無縁で、エアコンの効きも強烈です。これなら400馬力のハイパワーエンジンでも安心ですね。