今回は前回に引き続き、2ZZエンジンのO/Hの内容を紹介させていただきます。

上の画像は新品のオイルポンプアッセンブリです。今回は純正のオイルポンプをそのまま取付するのではなく、強化タイプのローターを組み込むので、まずはオイルポンプを分解していきます。

こちらが純正のオイルポンプの内部です。トロコイド式という一般的なポンプで、インナーのローター(ギア状のパーツ)がアウターのローターを回転させることにより、オイルパンからオイルを吸い上げると同時に、エンジン内に圧送します。仕組みはロータリーエンジンと少し似ていますね。

画像左側が今回組み付けていく強化タイプのローターです。形状はほぼ変わりませんが、純正と比べると色艶に少し差があるのがわかると思います。高回転時のクランクシャフトの振動で破損しないよう、素材を変更して強度が上がっています。

続けてカムシャフトやバルブ周りの点検と、バルブクリアランスのチェックを行っていきます。走行距離が少ない車両のため、ヘッド周りは非常に綺麗な状態でした。

ヘッドを組み付けたら、タイミングチェーンの取付を行い、その他の補機類と交換可能なガスケット、シール類を全て新品にして、ヘッドカバーを組み付けます。バルブタイミングとバルブリフトを制御している油圧ソレノイドの部分には、オイル中の細かいゴミを取り除くフィルターが付いていますので、そこもしっかり清掃していきます。
エンジンに関連する作業はほぼ完了しましたが、引き続きギアボックスの作業がありますので、またご紹介致しましょう。
SEVENライフの始まり – SEVEN SPRINT –
2-ELEVEN エンジンオーバーホール Part.2
今回は前回に引き続き2ZZエンジンのO/Hを紹介させていただきます。

前回焼き付いてしまっていたクランクシャフトのコンロッドメタル側です。ジャーナル部はラッピング加工で対応も可能でしたが、クランクにはこの他にもオイルポンプ破損の際のダメージなどもあったため、新品に交換させていただきました。

クランクシャフトを新品に交換したので、当然ながらメインメタルも新品に交換します。 
クランクシャフトを組み付け、プラスチゲージにてクリアランスの測定をしていきます。メタルにはサイズが数種類用意されているので、クリアランスの測定値に応じてサイズを変更し、最適値に合わせていきます。

メインメタル側が完了したら、次はコンロッド側も同じように調整していきます。こちらはメインメタルほど種類は多くないですが、調整毎にピストンを取り付けるため少々時間がかかります。 
全ての調整が完了したら、オイルストレーナなどの補機類を取り付けて、オイルパンを貼り合わせます。次回からはオイルポンプの交換とヘッドの組付けを紹介していこうと思います。
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会 3日目

11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)の3日間、WithamCarsさいたま「FACTORY」(戸田市・美女木)にて試乗会を開催しています。
車両は、
●LOTUS EXIGE-S ロードスター AT(2ペダル・パドル付)
試乗最終日の5日(日)も晴天に恵まれた試乗会となっています。

そして、原田の日課にもなっているのが朝一番のテストドライブです。
先日もご紹介しているように、このEXIGE-SロードスターのATフィーリングはじわじわとお気に入り指数が上がってくる感じで、病みつきになってしまいます。
今回の試乗会は現在LOTUSやCATERHAMのオーナー様が多く乗りに来ていただけています。
マニュアルミッションも好きだけれども、ATだったらLOTUSってどんなフィーリングなんだろう?と言う疑問は新規でご購入を考えている方よりも、オーナー様の方が興味津々と言った感じでしょうか?

もちろん、初めてのLOTUS!と言う方にも、気軽で、速く、楽しいモデルとなっていますので、是非ご来場をお待ちしております。
Norton 試乗会最終日!
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会 2日目
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会

11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)の3日間、WithamCarsさいたま「FACTORY」(戸田市・美女木)にて試乗会を開催しています。
車両は、
●LOTUS EXIGE-S ロードスター AT(2ペダル・パドル付)
この3連休は天気も良さそうなので、秋晴れの元オープンエア―を楽しむには最高の3日間です!是非、お気軽にご来場下さい。

せっかくなのでご試乗はオープンでお楽しみください!Roadsterならではのキルト加工されたレザーインテリアは外から見ても映えますね(^^

私も早々テストドライブをしてきました。
いつもロータスのATモデルを乗ると、市街地、ワインディングでは丁度良いセッティングだなと思います。
以前自身でもMTモデルを所有していましたが、購入する際にATモデルが出ていたら、ATを選んでいたかもしれませんね。
タコメーターを気にしながら、シフトも気にしながら、クラッチ操作を気にしながら、、、、これがMTの楽しさなのですが、2ペダルはハンドルとアクセル、ブレーキに集中でき、ロータスのハンドリングをより深く感じさせてくれます。
すでにLOTUSをお持ちの方にもにも是非乗っていただきたいモデルです。
ご来場お待ちしております(原)
3連休は試乗会です!
SEVEN 620R 足周りセッティング
初めまして。
ファクトリーメカニックの樋口と申します。
今年の4月から入社しました、以降よろしくお願い致します。
今日はCATERHAM SEVEN 620Rの足周りのセッティングをご紹介させていただきます。
SEVENシリーズの中でも飛び抜けてゴツく、パワフルな620Rですが、
英国から船に乗せて輸入する際、下回り等擦ったりしないように
車高が高めに設定されています。

このままでも十分にスタイリッシュな620Rですが、
今回車高を落として、更にシャープなスタイルにしていきたいと思います。
工場出荷時の状態ですと、サスペンションのプリロードがかなり締め込んでいる状態で、ショックアブソーバーが伸びきってしまっています。
今回はスタンダードよりやや低めの車高にしていきます。

写真はフロントの車高を調整するため、ホイールを外している状態です。
もちろん展示に向けて隅々までお掃除していますが、
ホイールを外した際に掃除できるところは出来る限りきれいにしていきます。
見た目の違いもありますが、汚れを落とすことで各部劣化の予防、また、故障の早期発見に繋がります。
リアの車高を調整していきます。
調整前

調整後

リアの写真2枚を比べて頂くと、いかにプリロードがかかっていたかわかりますね。
前後の車高調整が終わったら、次はアライメントを調整していきます。
まずはキャンバーを基準値に近づくよう調整していきます。
フロントのキャンバー調整はなかなか大変で、
フェンダーとボディの間での作業となりますので、
しっかりと養生をして、万全の注意をしながら作業してゆきます。

キャンバーの調整が終わったら、トー角の調整に移ります。
こちらも基準値へと近づけていきます。
すべての作業が終了したら、各部チェックして作業完了となります。
現在SEVEN 620RはFACTORYで展示しておりますので、ぜひぜひ遊びににいらして下さい!

2-ELEVEN エンジンオーバーホール Part.1
今回の投稿は、ロータス2イレブンのエンジンO/Hのご紹介です。エンジンは自然吸気の2zz-GEです。

こちらの車両は、サーキットを走行中に突然エンジンから異音が発生したため、ウィザムカーズ・ファクトリーに入庫してきました。エンジンオイルを抜いて汚れをチェックしてみると、かなりの鉄粉が混じっていたため、すぐにエンジンを降ろして、内部も細かく点検することになりました。

カムカバーと、タイミングチェーンカバーを外してみると、オイルポンプハウジングに大きなクラックが見つかりました。

オイルポンプを分解してみたところ、ポンプ内部のアウターリングが破損して、ハウジングを割ってしまったようです。

さらにオイルパンを外して、クランクメタルやコンロッドメタルも点検してみました。

メタルを外して点検してみると、オイルポンプの破損によりオイルの供給が止まったため、完全に焼き付いてしまっていました。カチカチという異音は、メタルのとクランクシャフトのクリアランスが増えて発生したと考えられます。まだまだ広範囲の点検が必要になりそうですので、また次回に続きをご紹介致します。








