明日、明後日、そして翌週の3連休は、Norton に乗って楽しんでみませんか?

天気も良さそうです ♪
Witham Cars FACTORY にて、お待ちしております。
ロータスツインカム エンジンO/H Part2
以前紹介したLOTUS T/Cのオーバーホール作業の続きをご紹介します。今回は、そもそも作業を開始する理由となった、ジャックシャフトの交換作業を紹介させていただきます。

上の画像のスプロケットがついている部分に、ジャックシャフトが挿入されています。

スプロケットを外してシャフトを抜き出します。中央に見えているのが、欠けてしまったギア部分です。

下が取外したシャフト、上が今回取り付けるシャフトです。OHVからDOHCに動弁機構が変更されているため、このカムシャフトにはバルブを開閉させる役目は無く、デスビやオイルポンプを駆動させるためだけに存在しています。ですので新しいシャフトでは、フリクションロスを減らすため必要のない部分は切断してあります。さらに徹底させて、シャフトにあるカム山も削り落としてしまう場合もありますが、今回はカム山の加工までは行っていません。

シャフトのメタルも新品に打ち替えて取り付けました。スラスト方向のクリアランスの測定を行い、問題がないようなのでスプロケットも取り付けます。

ジャックシャフトを駆動しているスプロケットにも歪みがあり、クランクシャフトのスプロケットとの位置関係が大きくずれてしまっていたので、念のため新品に交換しました。
このエンジンの作業はまだ継続中ですので、次回ドライサンプ用のオイルポンプの点検作業と、ウォーターポンプの交換を紹介したいと思います。
FACTORY便り No.108 車検整備続々ご入庫
GINETTA G12 納車整備 Part.3

ジネッタG12の納車整備ご紹介パート3です。大変コンディションの良い車両ですが、時間の経過がかなりありますので、車両の細部に至るまでじっくりと点検整備を進めています。

例えばキャブレターやブレーキのマスターシリンダ、クラッチのマスターシリンダの分解整備など、納車整備に不可欠な項目も全て実施していますが、個体それぞれの状況に合わせて、特に徹底的な整備を実施します。

今回はラジエターパイプやヒーターなど冷却水が回る個所に、かなり時間をかけています。ラジエターのヘッダータンクはホース挿入部がかなり腐食していましたので、アルミパイプを溶接し直しました。

こちらはヒーターホース交換のため、燃料タンクを降ろしたところです。燃料計のセンダー等も同時に点検します。
さらに排気系や駆動系の点検整備も進んでおりますので、またご紹介致します。

ロータスエラン Sr.2 クランクシャフト・オイルシール交換 Part1
今回はロータスエラン Sr.2のクランクシャフトシール交換作業を紹介させていただきます。

エランの排気管は、同じエンジンが積まれていた同世代のセブンやジネッタとは違い、エンジンの下をエキマニと中間パイプが通過するレイアウトになっています。そのためオイル漏れが発生すると排気管にオイルが付着してしまうので、白煙が出たり、ひどい場合には車両火災の原因となってしまいます。

この車両も排気管にオイルが付着して焼き付いています。このままだと危険ですので、オイル漏れの原因であるクランクシールの交換を行います。

早速エンジンを降ろしていきます。エンジンフードを取り外せば開口も大きく作業性は良好そうに見えますが、エキマニ等の取り外しは、エンジンをクレーンで吊りながら行わなくてはいけないため、なかなか大変です。

降ろしたエンジンのリアクランクオイルシール部です。オイルパンにかなりの量のオイルが垂れてきています。
次回はオイルシールの交換作業を、詳しく紹介していこうと思います。
台風一過。試乗日和の青空です!
SEVEN 1600GTS リアAアームブッシュ交換

今回はSEVEN 1600GTSのリアAアームブッシュの交換を、紹介させて頂きます。

こちらの車両は、走行中のデファレンシャル付近からの異音が気になるということでのご入庫でした。
リアサスペンションはライブアクスルのタイプで、中央のデフケース直下に、ホーシングとAア-ムの連結部分があります。Aアームはホーシングの左右位置を固定しています。リアサスが上下にストロークすると、連結部分のゴムブッシュにねじれが生じるため、消耗が早く進行するポイントです。

加速やブレーキング時にカツカツとやや大きめの金属音が聞こえましたので、早速点検してみると、Aアームのブッシュが完全に摩耗してしまい、アームとアクスルの間に大きな隙間ができていました。こうなるとブッシュの交換が必要です。

上のカラーだけ残っているのが取り外したブッシュ、下が新品です。

新品を組付けて再度異音チェックを行います。
CLASSICなどライブアクスルタイプのリアサスは、デフがシャシーに固定されているド・ティオンタイプよりも、Aアームのブッシュにかかる負荷が大きいので、定期的な点検、交換をおすすめしております。リアサスペンションのかなめの部分でもありますので、ブッシュを新品に打ち換えることで、しなやかな乗り味を取り戻すことができます。気になった方はぜひウィザムカーズファクトリーまでご相談ください。
Norton 試乗会
Nortonに乗ってみませんか?
ELISE Mk1の消耗部品交換

車検でご入庫中だったMk1世代のエリーゼですが、今回も消耗部品の交換作業が何点か発生しました。この世代のエリーゼはデビューから20年になりますので、2巡目3巡目の部品交換も必要になってきています。いくつかご紹介しましょう。

まずはタイミングベルトです。エリーゼはミッドシップというレイアウトのため、エンジンルーム内の温度が上がりやすい傾向にあります。そのためタイミングベルトは早めの交換をおすすめしております。エンジン自体の脱着は必要ありませんので、そんなに大掛かりな作業にはなりません。オルタネータのドライブベルトや、エンジンマウントの同時交換もおすすめです。

左側の細長いゴムはサイレンサーマウントです。やはり熱に晒されやすい場所なので、どうしても劣化が早く、今回も写真のように亀裂が発生していました。
右側の丸いゴムは、クラッチのレリーズ・シリンダの補修部品です。Mk1世代のエリーゼは、夏の暑い時期になると、ギアが入り難くなる場合があります。原因の一つが、クラッチのマスターシリンダやレリーズシリンダの劣化です。定期的なオーバーホールで予防することが可能です。

こちらはリアサスのトーリンクロッドのボールジョイントです。ゴム製のダストカバーに亀裂が発生し、グリスが漏れてしまっていました。スムーズに動かない状態でしたので、すべて交換です。

こちらはエアクリーナーボックスに外気を導入するためのホースです。劣化しやすい部品のひとつです。今回はゴム・樹脂系の部品が多くなりましたが、IACバルブや水温センサーなど、電気系にもいくつか消耗ポイントがありますので、またご紹介したいと思います。
エリーゼまだまだ部品の供給は大丈夫ですので、しっかりメンテナンスをしてエリーゼの軽快な走りをじっくり体感して頂きたいですね。










