LOTUS EUROPA-S ルーフライニング張替え

以前ブログでご紹介しましたが、EXIGEやELISEのハードトップは経年により接着剤が劣化しライニングが剥がれて垂れ下がって来ることがあります。

EXIGEのルーフの内装張替えを行いました

そしてこれはEUROPA-Sのライニングも同様であり、お困りのEUROPA-Sオーナーもいらっしゃるのではないかと思います。


ルーフの脱着出来ないEUROPA-Sは、インテリアパネルのみを取り外します。パネルはプラスティックのリベットで固定されているだけなのですが、シートやリアスピーカーパネルを外して、ようやくルーフインテリアパネルにたどり着くことが出来ます。

修理前はシートに座るとライニングが頭に触れるほど垂れ下がっていました。修理完了後は写真のようにビシッと元通り。インテリアがリフレッシュされると気持ちがいいものです。

ELISE 190 SPORT 4Pハーネス装着

ELISE 190 SPORTのオーナーから、高いホールド性を求めて4点ハーネスとシートベルトバーの取り付けをご依頼いただきました。シートベルトバーはWitham Carsオリジナルのクロモリ製シートベルトバーを装着します。

このシートベルトバー、今まで多くのELISE Mk 2/3世代やEXIGE V6に取り付けて来ましたが、実はELISE Mk1への取り付けは初です。

シートベルトのガイドに共締めするタイプのシートベルトバーが一般的ですが、この製品はロールバーの後ろ側の固定するのが特徴です。写真をご覧いただくとシャシーに直結したロールバー全体でハーネスバーにかかるストレスをしっかり受け止める構造がおわかりいただけると思います。


通常はハーネスバーと干渉する内装パネルをカットして取り付けるのですが。。。ELISE Mk1の場合は相当大きく切り欠く必要があることがわかりました。しかしELISE Mk1の内装パーツは今や貴重です。そこで内装パネルに手を加えず、取り外した状態のままとしました。幸いパネルがなくてもあまり目立ちません。ハーネスはELISE同様イギリス製のTRS。イギリス本国では高いシェアを持つメーカーです。4点ハーネスを取り付けると、コックピットがよりスポーティな雰囲気になりますね。


モディファイのご依頼、ありがとうございました。気を付けてELISEライフをお楽しみください(^^

ELISE Mk1 ドアインナーパネルボタン

ELISE Mk1/EXIGE Mk1のドアの内側のパネルの固定には写真のように黒いボタン状のスクリベットが使われています。このスクリベットは樹脂製のため、経年劣化や脱着の繰り返しによってネジ山が傷んで固定できなくなることがあります。

交換が必要になったとき、樹脂のスクリベットもまだ入手可能ですが、こんなアルミ +ステンレスのボタンに交換するという選択肢もあります。ポリッシュ仕上げのアルミはELISE/EXIGEのインテリアとのマッチングも抜群です。

そしてこのボタンはロータスの純正オプション。社外パーツを好まない方にもおすすめ出来ますね。

つい先日取り寄せたパーツなのですが、パッケージのラベルには「03 March 2010」とプリントされていました。もしかしたらすでに在庫限り・・・? 今後は希少なパーツになるのかもしれませんね(^^

Super-B リチウムイオンバッテリー用カットオフスイッチ

車やバイクの世界でも少しずつシェアを伸ばしているリチウムイオンバッテリー。中でも信頼性に優れたSuper-Bは、LOTUS ELISE SPRINTやEXIGE CUP等のハイパフォーマンスモデルに純正採用されており、アフターパーツとしても人気が高まっているそうです。

非常に軽く、自然放電が少ないリチウムイオンバッテリーですが、乗る頻度が少ないとイモビ等の電力消費によるバッテリー上がりが心配です。今回は先日納車したELISE SPRINTのオーナーからカットオフスイッチ装着のご依頼をいただきました。

わずか3kgほどしかないELISE SPRINTのバッテリー。バッテリー上部の黒いボックスは過充電・過放電から保護するためのオートカットオフユニットです。このユニットはLOTUSとASTON MARTINの共同開発によるものだとか。

通常の鉛バッテリー搭載のELISE・EXIGEの場合は、端子にクランプするタイプのカットオフスイッチを装着することが多いのですが、今回はWitham CarsにてSuper-B専用ステーを設計・製作し、小型のカットオフスイッチを装着しました。

バッテリーカバーの脱着なしで操作できるように、ステーを長めに製作。トランクを開ければすぐにスイッチにアクセス出来ます。

頻繁に愛車に乗ることが出来ない場合は、あると安心の装備ですね(^^

LOTUS 2Eleven用 フロントナンバープレートステー

2Eleven用のフロントナンバープレートステーをご注文いただきました。Witham Carsオリジナルのこのナンバーステー、製作するのは実に久々です。

メンテナンスで長野からご入庫いただいたこちらの2Eleven CUP。オーナーはサーキット走行のたびにナンバープレートステーと牽引フックを付け替えているということで、弊社オリジナルのナンバーステーをおすすめいたしました。


ナンバープレート位置を中央から左寄りにオフセットさせることで、牽引フックを取り付けたままにすることが出来ます。

すべての作業が完了し、弊社の積載車にて本日長野までお届けいたしました。遠方からのご入庫、ありがとうございました(^^

EXIGE Mk1 コンプリートメンテナンス4

EXIGE Mk1の納車整備も終盤です。

本日はECUのセッティングです。
EXIGEでは比較的多くみられるEmerald社のK6タイプのECUに交換されています。簡単に説明すると一般的にフルコンと言われている種のECUに交換されていて、自由に燃調や点火をいじる事が出来る仕様です。

ただし純正とは異なるため、どの様なMAPになっているのか?が非常に重要となります。そこで車両にパソコンを繋げて現状チェックからスタートとなりました。

 最終仕上げは実走行を繰り返しつつ主に実用域で扱い易くなる様に一般走行をしながら調整を行いました。

次のオーナーさんはきっとこんな感じでアクセルを踏むかな?とか街乗りで回転数低めでシフトをする人かな?等々、色んなシチュエーションを想像しながら、満足なセッティングに仕上がりました。

長らくお待たせして申し訳ありませんが、納車までもう少々お待ち下さい。

SEVEN 160にドライバッテリー搭載

先日のブログでご紹介をしてから、早速ドライバッテリーのご注文をいただきました。ありがとうございます。

今回はSEVEN 160への取付を行いました。SEVEN 160はバッテリーの前にECUがあり、そのままでは搭載出来ません。

ECUにスペーサーを噛ませて位置をズラす方法も考えましたが、今回はバッテリー後ろ側にストッパーを切断し、新たなストッパーを製作。万が一の場合も、入手しやすいノーマルバッテリーに簡単に戻せる仕様としました。

イモビライザーによる電力消費を考慮して、LB925をチョイス。ECUとヒーターコアの間にすっぽり収まりました。イモビ等のないキャブ世代車両であれば、もっと小さなサイズでも良いかもしれませんね。バッテリーを上から押さえるステーも新たに製作しました。

今までLOTUS/CATERHAM/GINETTAと様々な車に取り付けて来ましたが、通常の液式バッテリーに比べると寿命が長く、安定性した性能と取り扱いの容易さで万人にお勧めできるバッテリーだと思います(^^

LOTUS EXIGE Mk1 コンプリートメンテナンス3

現在納車整備進行中のEXIGE Mk1ですが、先日オーナーがご来店下さり、担当メカニックの内藤より、各部の状態や今回の整備内容についての詳細をご説明させていただきました。大変喜んでいただけたご様子に、我々もホッとしました。残りの作業にもさらに力が入りますね。

今回はシリンダーヘッドガスケットの交換です。

EXIGE Mk1・SPORT ELISE・340R等、ハイパフォーマンスモデルに搭載されるVHPDエンジンのシリンダーヘッド。

バルブ径やタペット等の仕様だけでなく、細かな違いがあります。ウォーターラインの赤矢印の部分は、通常のヘッドがバリが残ったままになっているのに対し、VHPDヘッドは綺麗に削り取られています。これはバリが気泡の原因となるためです。

手に持っているのがヘッドガスケット。赤いシール部分の劣化により、LLCとエンジンオイルが混ざり、ヘッダータンクに油が浮く・エンジンオイルの乳化といった症状が現れます。Rover Kエンジンの弱点の一つですので、EXIGE・ELISEオーナーは時々チェックしてあげてください。

同時にタイミングベルトと

ハイドロマウントも交換。ここまでやっておけば、当分は安心してお乗りいただけると思います。

さて、コンプリートメンテナンスの作業も大詰め。まもなく試走が出来そうです!

SEVEN 270R カーボンプロテクター&デカール

点検・整備が完了したSEVEN 270Rにオプションパーツを取り付けていきます。

まずは今年発売された純正オプションの”Bow tube protector”。乗り降りの際に擦れやすい写真の部分を守るという機能はもちろんですが、カーボンの織目が見た目のアクセントにもなるパーツです。

シートを取り外し、リベットをドリルでもんで行きます。リベットを除去したら、プロテクターを仮組みしてフレームの穴に合わせて穴あけ加工。さらにトノカバーのボタンに合わせて、プロテクターを切削し、最後に接着した上でリベットで固定すれば完了。シンプルですが、取り付けにはなかなか時間を要するパーツです。

ケータハムのパーツは一見簡単そうであっても、実際には穴あけや切削などの加工等、取り付けにノウハウが必要なものも多くありますので、モディファイをご検討の方は専門店にご相談ください。

続いてセンターストライプとサイドストライプ。まずはボディにのせてデカールを載せてバランスやカットする位置を確認。

空気が入らないよう、慎重かつ丁寧に貼り付けていきます。今まで何台ものCATERHAMにストライプの施工は行ってきましたが、それでも最後まで気の抜けない作業です。

いかががでしょうか?ストライプが入ると全体的に引き締まり、スポーティな印象になりました。イエロー&ブラックのコントラストがよく映えますね。

CATERHAMからステッカーパックとして販売されているブラックとホワイト以外にも、ご希望のカラーで製作もいたします。センターストライプのデザインも2本線や1本線も可能です。

今回のように納車前のモディファイはもちろんのこと、車検や点検でのご入庫に合わせて少しずつモディファイを進めていくのもSEVENオーナーの楽しみの一つですね。

ELISE Mk1 ラジエター交換

最近冷却水がすぐに減るというELISE Mk1がご入庫です。

実はこのELISEは新車からお乗りいただいているワンオーナーの車両。ほぼノーマルの状態を維持しており、初期型の特徴であるアルミディスクローターやアルミエンジンフードも当時のまま。ひと目見てオーナーの愛情が伝わってくるほど大切にお乗りいただいています。

ウォーターホース類はすでにシリコン製に換装済みでしたが、今回はシリコンホースが接続されている金属製のパイプの劣化によるものでした。さらに各部を点検したところ、ラジエターにも漏れ跡が発見され、クラムシェルを取り外してのラジエター交換となりました。

写真はラジエターを取り外した状態。ラジエターはクラッシュストラクチャーに水平にリジッドマウントされています。

下が純正、上が交換するアルミラジエター。製造されてから20年以上、よく今までノントラブルで頑張ってくれたものです。

純正品は樹脂製のタンクがガスケットを挟んでラジエターにカシメられています。このガスケットが経年により劣化して冷却水漏れが発生することが多いのですが、この車両はコアの接合部からの漏れでした。

クラムシェルを外したときにしか出来ない作業ということで、飛び石でレンズにクラックが入っていたドライビングライトも交換します。新品のライトはやはり輝きが違いますね。

ドアを開いた状態でホールドするためのスプリングプレート。運転席側(写真左)は折れてしまっていました。このプレートもクラムシェルを外した状態でしか交換できないパーツです。

現在供給されているプレートは板厚が増し、形状も変更されてたため、割れていなかった助手席も対策品に交換です。ドアのヒンジもグリスアップし、開閉がスムーズになりました。

すべての作業が完了し、あとは納車を待つばかり。これで今年の秋は安心してツーリングをお楽しみいただけます。ELISEに乗り続けられる限り、これからも大切にしてあげてくださいね。