SEVEN 270 ブルックランズスクリーン取付 PART1

今回はSEVEN 270にブルックランズのスクリーンを取り付けましたので紹介させていただきます。
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先ずは純正のエアロスクリーンを取り外していきます。スタンダードなウィンドスクリーンを装着していない車両は、ブルックランズをマウントするバンドを取り付けるための穴がスカットル側面に空いていないので、そちらの加工も必要になってきます。
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エアロスクリーンを取り外したら、しっかり養生を行い、スカットルに穴を開ける準備をしていきます。
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穴あけ加工は特に慎重に行います。アルミパネルと切子が擦れるだけですぐに傷になってしまうので、ドリルの刃を立てる場所にも養生が必要です。
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バンドの取り付け穴の後は、ブルックランズのスクリーンをバンドに取り付けていきます。こちらもアルミへの加工となるため、慎重に位置決めと穴あけを行います。
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オンダッシュタイプのセンターミラーも同じように取り付けていきます。
今回のご紹介はここまでになります。次回は車体への取り付けをご紹介します。

WAKO’S 2-ELEVEN クラッチ点検作業

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今回は5月7日の袖ヶ浦走行後クラッチの踏みごたえに違和感を感じた2elevenのクラッチ点検のご紹介です。
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まずはサスアームやドライブシャフト等、足回りを分解していきます。
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作業に無駄がないよう必要最低限のパーツのみ外していきます。
エリーゼやエクシージと違い、2イレブンは開口部が広いので作業がとても捗ります。
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ギアボックスとベルハウジングを分離して、クラッチが露出しました。目視による点検だけではわかりませんので、クラッチディスクの残量を確認するために取り外します。
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まずは一番怪しいクラッチディスクの磨耗点検を行います、しかし0.3mmほどしか削れていなかったため、他の部分も確認します。
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クラッチカバーを確認してみると、6本ある取り付けボルト穴のうち2箇所にクラックが入っていました。クラッチペダルに感じられた違和感の原因はこれだと思われます。やはりサーキット走行だけを繰り返してきた車両ですので、高い負荷による車体各部の疲労は無視できないレベルですね。定期的な点検の重要さをあらためて実感しました。
次回は部品交換作業をご紹介したいと思います。

エリーゼMk1 ウォーターラインホース交換

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今回はエリーゼMk1のラジエーターホース交換を紹介させていただきます。
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エンジンルーム内でホースからのクーラントの漏れが見つかり、当初は純正部品での修理も検討しましたが、最終的にお客様に選んで頂いたのは、SAMCO製のシリコンウォーターラインホースキットです。
エンジンルームやフロントセクションのホース類全体に経年劣化が進行しており、漏れ箇所だけの対策ではなく、ウォーターライン全体のリフレッシュが必要と判断されたためです。
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実際に作業を始めてみると、ホース交換の前に一手間必要な状況でした。既設のホースを外したところ、アルミパイプの接続部分の表面がかなり荒れており、このまま接続するとホースにダメージが及ぶ心配がありますので、サンドペーパーで研磨しました。
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フロントセクションのヒーターホースもすべてシリコン製に交換しました。エリーゼMk1ではお馴染みのヒーターストップバルブもちゃんと移設してあります。
ローバーエンジン世代は最終モデルでも既に10年経過しており、ホースなどは劣化が進行しているせいか、昨年からホース交換を依頼されるお客様が増えてきました。クーラントの減りが気になってきた方や、これからもエリーゼを長く楽しんでいくために長期的にメンテナンスをお考えの方はぜひご相談下さい。

FACTORY便り No.94 エリーゼのドライブシャフト交換

GW中はお休みを頂いておりましたが、本日からウィザムカーズは通常営業いたします。
本日はMk1世代のエリーゼのドライブシャフト交換をご紹介します。今回の車両は、走行距離が伸びてきていることと、長い間レースで使用されてきたためCVジョイントにガタが出始めてしまっていたことから、グリス交換ではなくドライブシャフトのアッセンブリ交換させていただきました。
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見た目だけではわかりませんが、アウター側のCVジョイントは、回りが渋く、ガタが出始めていました。
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こちらは右側です。今回はこちら側も新品に交換します。
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回転するドライブシャフトブーツからグリスが飛散して、サブフレームに付着していました。
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マフラーが近くを通る部分のブーツは、熱によりどうしても劣化が早くなってしまうので、こまめなチェック及び、ブーツ交換などが必要になってきます。
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ドライブシャフトを脱着しましたので、同時にデフサイド・オイルシールも新品に取り替えます。
交換後に試乗を行い、今まで出ていた異音が消えたことを確認、オイル漏れのチェックをして作業完了です。
今回は走行距離や今後のレース使用のことを考え全体交換というかたちを取りましたが、1シーズン毎にO/Hを行うとトラブルも減らせていいですね。
ローバー系のエリーゼは走行距離や時間経過を考慮すると、各所のメンテナンスやO/Hが必要な時期に差し掛かっておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

GINETTA G4レースシーズンのメンテナンス part3

少し時間が空いてしまいましたが、今回は前回に引き続き、クラッチの取付及びエンジン搭載を紹介致します。
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こちらが新品のクラッチ及び、フライホイールです。ボルト類も全てAPRの強化パーツに変更しました。
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こちらはクラッチ分解時に同時に点検するクラッチレリーズ機構です。
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分解してみましたが、エリーゼのクラッチと比較して部品点数がほんの少し多いですね。レリーズフォークや構成パーツにクラックや摩耗がないことを確認し、グリスアップ&組付けをしていきます。ベアリングは交換です。
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エンジンブロックやトランスミッションがフォード製のため、随所に「Ford」や「FoMoCo」の文字が目に入りますが、レリーズの摺動部にも、ちゃんと小さなロゴが刻印されていました。
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トランスミッションのインプットシャフトのスプライン部にもグリスアップを行い、早速エンジンを載せていきます。
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エキマニガスケットも新調し、補機類の取付と油脂類を充填したら、いよいよエンジンを始動します。
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左右のキャブレターの同調と、ミクスチャの調整を行い、クラッチの作動とオイルの漏れが無いか等入念にチェックしていきます。
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試乗を繰り返し、再びオイル漏れチェック及び、クラッチレリーズの微調整を実施して作業は終了です。。オイル漏れも止まり、サーキット走行の準備はこれで完了しました。4月に入るとツーリングやレースなどのイベントが増えるので、やっと春が来たという気持ちになります。花粉がつらい時期でもありますが、イベントに向けて準備は怠らないようにしないといけませんね。

ケータハム純正ロールケージのご紹介

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ケータハムの新しいロールケージのご紹介です。ご覧の様にスタンダードなウィンドスクリーンと組み合わせて使用するタイプですので、サーキット専用ではなく、ツーリング用途にも対応していることがポイントです。
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気になるコクピット側面も、複数のパイプでしっかり保護されています。
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ケージ各部の補強をみても、非常に堅牢なつくりであることがわかります。
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しかし、ただ頑丈に作っている訳ではなく、細かい配慮もあります。例えばソフトトップの幌骨ですが、一部分だけ細くなっています。何だろうと思ったら、
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ソフトトップを展開した時、ロールケージのパイプと幌骨の接触を防ぐための工夫でした。つまりこのロールケージは
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このように幌を使用することができるんです。 これなら安心してツーリングにも出かけられますね。
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ちゃんとドアも使用できるように、サイドインパクト・ビームもドアを回避した形状になっています。実によく考えられたロールケージですね。詳細はウィザムカーズはでお問合わせ下さい。

エリーゼ MkⅢ スタビライザーの増設

今回はエリーゼMkⅢにスタビライザーの増設作業を実施しましたので、ご紹介します。
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今回取り付けたのはARC製のスタビライザーです。真っ白で存在感抜群ですね。
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取り付け後の画像です。リアに関しては新しく追加することになるので遮熱板等の加工が必要になってきます。
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スタビライザーはリアのアッパーアームとリンクしており、画像の青いドロップリンクの位置で効きの強弱を調節することができます。
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こちらの画像はフロントの純正スタビライザーです。
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こちらの画像がARC製のスタビライザーです。穴の位置を変えることによって効きを調整できるようになっています。
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こちらの2枚の画像はスタビライザーの太さを比べたものです。外径は塗装の厚みによっても左右されてしまいますのではっきりとは言い切れませんが、1mmほど太くなっているようです。
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こちらの二枚の画像はパイプ自体の厚みを見ています。厚みに関しては純正より薄いようです。
スタビライザーの効きは、外径や素材の厚みだけでなく、焼き入れによっても変わってきてしまうので、上記の数値はあくまで 参考値といった感じです。
エリーゼは純正サスペンションと純正スタビライザーの組み合わせがベストマッチですが、サーキットをを走る上で、サスペンションを変更して車高を下げたり、タイヤのグリップを上げていった際に、純正のスタビライザーではカバーできない領域ができてしまいます。そこで、フロントのスタビライザーを調整式に、リアにもスタビライザーを追加することで、セッティングに幅を増やし、対応させることができます。
スタビライザーは車のセッティングでいうと最後の味付けの部分にあたるようですね。気になった方は是非ウィザムカーズファクトリーまでお問い合わせください。

セブンのアップデート

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こちらのセブンはサイレンサー交換でのご入庫です。ケントエンジンを搭載したキャブレター世代のセブンですが、ウェーバー・キャブのアクセルレスポンスの魅力は色褪せることなく、今でも人気の高いモデルです。
日本への輸入から約20年ですので、さすがに車検等への対応が難しくなってきていますが、車体各部をアップデートすることで、まだまだ長く楽しんで頂くことが可能です。今回はサイレンサーを交換することになりました。触媒を装備し、出口角度も基準に適合させた、ウィザムカーズのオリジナルパーツです。
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ウィザムカーズではシートベルトやサイレンサーなど、これからも長く安心してセブンを楽しんで頂くためのアップデート・メニューをご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

エリーゼMkⅢ クラッチ交換

今回はサーキット走行中にクラッチが繋がらなくなってしまったお客様の、クラッチ交換作業を紹介いたします。
お客様からはオーバーレブ気味にシフトダウンした際に、クラッチを繋いでも車体が進まない症状が発生したとのご相談を頂きました。
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ギアボックスを下ろす前から、すでに粉状になったクラッチディスクがパラパラと落ちてくる状態でしたが、ベルハウジングを分解してみるとこんな状況でした。クラッチディスクから摩材が剥がれ落ち、鉄のプレートが露出した状態になっています。
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当店の走行会にも頻繁に参加して頂いているお客様ですので、今後のイベントでも安心して乗っていただけるよう、今回は純正の新品パーツに交換することになりました。クラッチディスクだけではなく、フライホイールとクラッチカバーも摩耗が発生してしまっていたので、同時に交換させていただきました。
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フライホイールはトルクをかけた後に角度締めをしますが、正確に締め付けるために最新の計測工具を使用します。もちろんボルトも全て新品です。
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ディスクのセンター出しをして、カバーを取り付けていきます。やはり新品パーツは安心感がありますね。
ミッションを取り付けて試乗を行い、クラッチの具合とシフトワイヤーの調整を行い作業完了です。サーキット走行は市街地走行よりも部品の消耗が速いのは事実ですが、運転の癖などにより消耗の度合いは大きく変化します。当店の走行会では、ただ速く走るだけでなく、安全に走らせる方法や、走り方を他のオーナー様と話し合う事により、楽しみながらステップアップしていくことができます。サーキット走行もぜひ気軽に体験してみましょう!

ケーターハム クイックリリースボス取付

今回はSEVEN160にクイックリリースボスを取り付けましたので紹介させていただきます。
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今回はオプション装備であるMOMO製のステアリングからの変更ですので、ステアリングボスとステアリングシャフトのみの交換です。
純正のモトリタMk4からの変更の場合は、ステアリングも必要になります。
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純正のアルミ削りだしのボスもかっこいいですが、クイックリリースボスはさらにレーシーな印象ですね。
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クイックリリースボスにすると、脱着はワンタッチで簡単です。取り外せばこの通り、乗り降りが楽にできるスペースが確保できます。
3点止めのステアリングはラインナップも多く、色々なメーカーから出ているので、オーナーの個性を発揮できるポイントにもなりますね。
スーパーセブンは内装と外装が同じくらいよく見える車両ですので、見える部分にお客様のこだわりを取り付けてみてはいかがでしょうか。