
こちらはケータハムのアルミパネルのポリッシュ加工の最中です。最近はヘアライン仕上げのパネルをポリッシュに加工するお問い合わせが増えてきました。金属の光沢そのものを楽しめるのは、無塗装のセブンだけの特権です。この状態を維持するのはなかなか大変ですが、そこも含めてセブンライフの楽しさです!

研磨作業の前に、ウィンドスクリーンやワイパーを撤去し、コクピットなどにはマスキングも必要ですから、作業時間はかなりかかりますが、完成した時の美しさは何とも言えません。
リアパネルは、ナンバープレートの裏側が映り込むほどの状態に仕上がりました。まもなく完成です!
SEVEN160 ブーストメーター取付
SEVEN SPRINT トノカバー

大人気のSEVEN SPRINTの納車が続いていますが、細部にわたってこだわりのディティール満載のスプリントは、モディファイのベースとしても、最高の素材ですね。今回はトノカバーの追加作業です。

先日ご紹介したジネッタのトノカバーはワンオフ製作でしたが、ケータハムの場合は純正パーツもあります。しかし純正といっても簡単には取付できません。まずは慎重に仮置き・位置決めを繰り返します。

固定トノカバーを固定するファスナーも事前に取付されている訳ではなく、すべて手作業で取付します。

ファスナーの取付は、当然ボディ側にも必要です。全てやり直しはできない繊細な作業です。
セブンにとって、トノカバーはちょっとした駐車時にかなり役に立つおすすめのアイテムです。未装着のオーナー様は、ぜひご相談下さい。
セブンRS200 ブレーキマスターO/H
今回はスーパーセブン・ロードスポーツ200のブレーキマスターのオーバーホールを行いましたので、紹介させていただきます。お客様からブレーキのタッチに違和感があるとのご相談で点検したところ、ブレーキマスターからのオイル漏れが見受けられました。

こちらの車両は今までスタンダードだったガーリング製のブレーキマスターではなく、新しいタイプのAP製のブレーキマスターでしたので、O/Hキットは取り寄せでの作業となりました。
早速中身を分解、点検していきます。ブレーキマスターの点検作業は、オイルシールの交換だけではなく、ピストンやシリンダー内壁などに傷や腐食がないかのチェックも必要です。今回は特に問題がなかったので、清掃とシール等の交換を行いました。

シール類は傷がつかないように慎重に組付けをして行きます。

完成したら早速取付と圧力チェックを行い、問題がなければそのままブレーキフルードのエア抜き作業を行います。泡が出なくなるまでしっかりエア抜きが終わったら、試乗を行い最終チェックをして作業完了です。
シグマ、デュラテック世代のエンジンを搭載しているスーパーセブンも、5年以上経過している車両が増えてきていますので、ゴム類の劣化の可能性も出てきていると思います。車検などのタイミングでは、消耗部品の点検・交換をおすすめ致します。
ジネッタのトノカバー製作

こちらのオレンジのジネッタG4は、車検整備でのご入庫です。定期的にしっかりとメンテナンスをしてきましたが、今回もブレーキマスターシリンダのOHやトーリンクロッドの交換など、消耗しやすい部分を中心に、点検・整備を実施致しました。

さらに今回のご入庫では、トノカバーの製作もご依頼頂きました。レーシング・スクリーンのスタイルですから、幌もハードトップも装着できません。このようにトノカバーを装着すれば、ちょっとした駐車時に重宝しますね。

写真のように運転席側だけを、ファスナーで開閉することもできます。この状態での走行なら風の巻き込みを抑えることができますので、ヒーターの効きもよく、冬でも快適です。弊社ではこのようなワンオフ製作も色々と承っておりますので、なんでもお気軽にご相談ください。
エリーゼ ドライブシャフトブーツ交換
今回は、ローバーエンジンを搭載したエリーゼMk2の、ドライブシャフトブーツ交換を紹介いたします。

交換箇所は、右ドライブシャフトのインナー部分です。高温になるエキマニ中間パイプの真上にくるブーツですので、常に過酷な状態で使用されていることもあり、劣化は他のブーツに比べて早い傾向にあります。

ブーツバンドを外すと意外に簡単に分解することができます。

トランスミッションと連結するポットジョイント側の古いグリスの清掃をしたら、異常な磨耗がないか点検していきます。

シャフト側もグリスの掃除をした後、ベアリング部分を取り外していきます。

新しいブーツを入れたら、ベアリングを再度圧入し、グリスも新品に入れ替えます。

最後にポットジョイントを取り付け、ブーツをバンドで締めこんだら完了です。CVジョイントやドライブシャフト・ブーツはエリーゼの走行性能を支える重要なパーツですから、定期的な点検・整備が欠かせません。車検等がメンテナンスのタイミングです。ぜひご相談下さい。
ロータスツインカム エンジンO/H Part1
今回はロータスツインカムのエンジンオーバーホールを紹介します。

こちらのエンジンはジャックシャフトのギアの破損があり、交換のついでにO/Hを実施させていただきました。

まずはシリンダーヘッドを取り外していきます。ついでにカムシャフトを取り外してカム山やベアリングの摩耗など、異常がないか点検していきます。

オイルパンを取り外してクランクシャフトの点検に入ります。

コンロッド大端部とクランクシャフトのジャーナル部のメタルを点検していきます。今回はクランクジャーナルの段付き摩耗とメタルの摩耗が激しかったので、修正とラインボーリングの加工をしました。クランクジャーナル部を研磨すると通常のメタルではサイズが合わなくなってしまうため、アンダーサイズ用のメタルも用意します。

ピストンを抜いてボアゲージでシリンダーの摩耗の点検とピストンやピストンリングの摩耗も点検します。

タイミングチェーンの収まっているフロントカバーを取り外したらようやくクランクシャフトを取り出すことができます。
次回からはジャックシャフトやエンジンの周辺パーツの点検、清掃を紹介させていただきます。
ヒストリックタイヤの新たな選択肢

ロータスの純正採用などにより、ライトウェイトスポーツのジャンルでは横浜ゴムの存在が欠かせないものとなっています。特にワンイレブンCUPなどエリーゼのサーキットシーンでは、NeovaやA050などADVANのスポーツタイヤが定番となっています。しかしヒストリック・スポーツで必要となる13~15インチのサイズになると、ADVANでもサイズ設定が少なくなってきています。
そんな状況を打破すべく、横浜ゴム創業100周年を記念し、ヒストリックカー向けタイヤの発売が決定しました。「ADVAN HF TypeD」という製品です。トレッド面の外側にディンプル付きのスリックゾーンを配置し、優れた走行性能を発揮した1980年代のヒット商品だったTypeDを、当時のトレッドデザインのまま復刻したものです。もちろんコンパウンドは最新のものを採用しておりますので、グリップや耐久性は当時とは比較になりません。
予定されているサイズに、185/60R13が含まれている点も注目です。セブンやジネッタなどに履かせるには最適なサイズだと思います。10月から発売開始ですので、気になる方はお早めにご予約下さい。
Seven Sprint にワンポイント追加

ついに納車が始まったSeven Sprintですが、細部のディティールを見れば見る程、ケータハムのこだわりが感じられるモデルだと思います。サイドミラーなどモディファイも進行中ですが、ひとつ気になったのがノーズバッジです。

Sprintのノーズには、現行のケータハムのノーズバッジがついています。CATERHAMもフォントも最新で、新世代のセブンらしさを感じさせるものですが、ここはクラシックを極めるために、80年代や90年代のノーズバッジに置き換えるのも楽しいと思います。

「16VALVE」や「HPC」など色々なバッジが過去には存在しましたが、やはり「SPRINT」が最も相応しいバッジですね。これで画竜点睛です。


