今回は前回に引き続き2ZZエンジンのO/Hを紹介させていただきます。

前回焼き付いてしまっていたクランクシャフトのコンロッドメタル側です。ジャーナル部はラッピング加工で対応も可能でしたが、クランクにはこの他にもオイルポンプ破損の際のダメージなどもあったため、新品に交換させていただきました。

クランクシャフトを新品に交換したので、当然ながらメインメタルも新品に交換します。 
クランクシャフトを組み付け、プラスチゲージにてクリアランスの測定をしていきます。メタルにはサイズが数種類用意されているので、クリアランスの測定値に応じてサイズを変更し、最適値に合わせていきます。

メインメタル側が完了したら、次はコンロッド側も同じように調整していきます。こちらはメインメタルほど種類は多くないですが、調整毎にピストンを取り付けるため少々時間がかかります。 
全ての調整が完了したら、オイルストレーナなどの補機類を取り付けて、オイルパンを貼り合わせます。次回からはオイルポンプの交換とヘッドの組付けを紹介していこうと思います。
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会 3日目

11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)の3日間、WithamCarsさいたま「FACTORY」(戸田市・美女木)にて試乗会を開催しています。
車両は、
●LOTUS EXIGE-S ロードスター AT(2ペダル・パドル付)
試乗最終日の5日(日)も晴天に恵まれた試乗会となっています。

そして、原田の日課にもなっているのが朝一番のテストドライブです。
先日もご紹介しているように、このEXIGE-SロードスターのATフィーリングはじわじわとお気に入り指数が上がってくる感じで、病みつきになってしまいます。
今回の試乗会は現在LOTUSやCATERHAMのオーナー様が多く乗りに来ていただけています。
マニュアルミッションも好きだけれども、ATだったらLOTUSってどんなフィーリングなんだろう?と言う疑問は新規でご購入を考えている方よりも、オーナー様の方が興味津々と言った感じでしょうか?

もちろん、初めてのLOTUS!と言う方にも、気軽で、速く、楽しいモデルとなっていますので、是非ご来場をお待ちしております。
Norton 試乗会最終日!
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会 2日目
「三連休限定!」EXIGE-S Roadster AT 試乗会

11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)の3日間、WithamCarsさいたま「FACTORY」(戸田市・美女木)にて試乗会を開催しています。
車両は、
●LOTUS EXIGE-S ロードスター AT(2ペダル・パドル付)
この3連休は天気も良さそうなので、秋晴れの元オープンエア―を楽しむには最高の3日間です!是非、お気軽にご来場下さい。

せっかくなのでご試乗はオープンでお楽しみください!Roadsterならではのキルト加工されたレザーインテリアは外から見ても映えますね(^^

私も早々テストドライブをしてきました。
いつもロータスのATモデルを乗ると、市街地、ワインディングでは丁度良いセッティングだなと思います。
以前自身でもMTモデルを所有していましたが、購入する際にATモデルが出ていたら、ATを選んでいたかもしれませんね。
タコメーターを気にしながら、シフトも気にしながら、クラッチ操作を気にしながら、、、、これがMTの楽しさなのですが、2ペダルはハンドルとアクセル、ブレーキに集中でき、ロータスのハンドリングをより深く感じさせてくれます。
すでにLOTUSをお持ちの方にもにも是非乗っていただきたいモデルです。
ご来場お待ちしております(原)
3連休は試乗会です!
エリーゼ Mk2 ラジエーター交換
今回は中古車のエリーゼの整備の一コマを紹介させていただきます。

こちらのELISEは、ラジエータをアルミ2層のハイスペックなタイプに交換することになりました。作業はまずフロント・クラムシェルの取り外しから始まります。正面の大きな開口がラジエータ冷却のインテーク、その横にはオイルクーラーがみえますね。

ラジエターホースなどを撤去したら、純正ラジエータを取り外していきます。エリーゼのラジエータは、フロント・クラッシュストラクチャーというシャシーと強固に連結された構造物に、ブッシュ等を介さず直接水平に固定されているのが特長です。ラジエーター・ハウジングを少し浮かせながら、慎重に取り外し作業をしていきます。

右側が今回取り付けを行ったアルミ2層ラジエータです。左側の純正ラジエータは樹脂製サイドタンクがカシメで固定されているのに対し、コアだけでなくサイドタンクも全てアルミ製になっているため、信頼性が大幅に向上しています。

エリーゼのラジエータは常に振動に晒されているので、走行距離によってはラジエターからの冷却水漏れが発生する場合があります。微量の漏れなので、突然エンジンが破損したり走行不能になる心配はほとんどありませんが、なるべく早めに対処しておきたいですね。 走行中にクーラントの匂いがしたり、フロント・ウィンドウに水滴がつく場合は、一度点検をしてみましょう。ぜひウィザムカーズファクトリーまでご相談ください。
ELISE-R ブレーキマスターシリンダー交換
今回はエリーゼのブレーキマスターシリンダーの交換を紹介させていただきます。

最近は1zzや2zzなどトヨタ製エンジン世代のエリーゼの、ブレーキマスターシリンダーの交換作業が増えてきました。ブレーキマスターシリンダーが劣化してくると、ブレーキペダルを踏み込んでもキャリパーに油圧が伝わりにくくなり、ブレーキの効きが曖昧になってきます。しかしこの症状は徐々に進行していくので、オーナー様はなかなか気がつかず、他のエリーゼと乗り比べて初めて「あれっ」と感じることが多いようです。

上が新品のマスターシリンダー、下が取り外したマスターシリンダーです(色の違いは部品の供給時期による差です)。シリンダー内部のOリングなどのシーリングが劣化し、油圧が逃げてしまうことが、ブレーキ性能が低下することの原因です。

同様の症状でもエキシージの場合は交換の際にフロントクラムシェルの脱着が必須ですが、エリーゼはフロントアクセスパネルを取り外すだけで交換作業が可能です。
トヨタエンジン世代のエリーゼ、エキシージでも、10年以上経過してきている車両が多くなってきています。マスターシリンダーの劣化は、走行距離ではなく年数や使用状況によって状態が様々ですので、ブレーキの踏み応えやペダルのストローク量などに違和感を感じている方は、早めの点検・交換をおすすめします。
ロータスツインカム エンジンO/H Part2
以前紹介したLOTUS T/Cのオーバーホール作業の続きをご紹介します。今回は、そもそも作業を開始する理由となった、ジャックシャフトの交換作業を紹介させていただきます。

上の画像のスプロケットがついている部分に、ジャックシャフトが挿入されています。

スプロケットを外してシャフトを抜き出します。中央に見えているのが、欠けてしまったギア部分です。

下が取外したシャフト、上が今回取り付けるシャフトです。OHVからDOHCに動弁機構が変更されているため、このカムシャフトにはバルブを開閉させる役目は無く、デスビやオイルポンプを駆動させるためだけに存在しています。ですので新しいシャフトでは、フリクションロスを減らすため必要のない部分は切断してあります。さらに徹底させて、シャフトにあるカム山も削り落としてしまう場合もありますが、今回はカム山の加工までは行っていません。

シャフトのメタルも新品に打ち替えて取り付けました。スラスト方向のクリアランスの測定を行い、問題がないようなのでスプロケットも取り付けます。

ジャックシャフトを駆動しているスプロケットにも歪みがあり、クランクシャフトのスプロケットとの位置関係が大きくずれてしまっていたので、念のため新品に交換しました。
このエンジンの作業はまだ継続中ですので、次回ドライサンプ用のオイルポンプの点検作業と、ウォーターポンプの交換を紹介したいと思います。








