ROCKET! ブレーキ・クラッチマスターオーバーホール

F1デザイナーとして名高いゴードン・マーレーが何の制約も受けずに、ただ自分が運転して楽しめることだけを考えてデザインしたROCKET。イギリスで1990年代に約40台程が生産されたうちの貴重な1台が、車検整備で入庫中です。このROCKETは当時弊社で新車を納車した車両です。

今回はROCKETのブレーキ・クラッチマスターシリンダーのオーバーホールの様子です。

フォルムはまるで葉巻型のフォーミュラーカー。しかも内部が非常にタイトなので、ラジエターを外さないとマスターシリンダーにアクセスできません。ペダル側からボルト類を外さなければならないので、ライトとバルクヘッドも外し、作業開始です。

右からクラッチ、フロントキャリパー、リアキャリパー用です。モノは同じですが、ピストン径が各々異なります。

APのマスターシリンダーのピストンシール等は、まだ張りがありました。しかし2年先の次の車検までのことを想像すると、交換に適している時期かと思います。

LOTUS ELISE-S 2ZR LSD組み込み

先日入荷したLSDをELISE-Sに組み込みました。

ギアボックスを取り外す必要があるため、まずはミッションオイルを抜きドライブシャフト等を全て切り離します。



手前が今回組み込むイケヤフォーミュラ製の1.8Way機械式LSD。

スポーツ走行時の性能だけでなく、耐久性や街乗りでの扱いやすさも考慮されたLSDです。攻め込んだ時もスロットルオフ時の効きが絶妙なセッティングとなっています。

LSDのサイズの関係からギアボックス内に逃げ加工が必要となります。加工したケースにLSDを収め、元通りに組み上げたら作業は完了。機械式LSDはオイルによって効きも大きく変わりますので、通常のデフよりもオイル選びは重要です。今回はLSDメーカーの指定オイルを使用しています。



こちらのオーナーはWitham Carsの走行会でサーキットを楽しんでくださっています。LSDを組み込んだことによってリアの安定感が格段に増しますので、今後はさらにワインディングやサーキット走行が楽しくなるはずです。

すぐにでもサーキットに持ち込んで試して見たくなってしまうと思いますが、まずは慣らしをお忘れなく(^^

パーツの在庫があれば、一週間程度のお預かりで取付けが可能です。お見積りをご希望の方はTEL 048-423-2404 / FAX 048-423-2405まで。

LOTUS ELISE Mk1 ヘッドライト交換

車検でご入庫のELISE 111Sのヘッドライト交換を行いました。

下の写真は交換前のヘッドライト。内部が曇っているのが写真からでもなんとなくおわかりいただけると思います。このようになってしまうとバルブが発した光をロスしてしまいますから、光量が足りず車検に適合しません。
取外したヘッドライトユニット。特徴的な凹面レンズを持つCIBIE製のヘッドライトです。

よく見るとレンズとリフレクタが曇っているだけでなく、リフレクタのメッキが一部剥がれてしまっていました。レンズとリフレクタは一体型のため、アッセンブリーでの交換です。

新品に交換後はひと目見てハッキリわかるほどにクリアになりました。ヘッドライトをリフレッシュすると、気持ちもいいものです。

夜道を走っていて「なんとなく暗いな」と感じたらヘッドライトをチェックしてみましょう。SEVEN等でも同様ですので、気になったらお早めにご相談ください。

 

 

CATERHAM ワイドトラックフロントサスペンションキット

SEVEN 480Sにワイドトラックフロントサスペンションのインストールを行いました。下の写真がCATERHAM用のワイドトラックサスペンションキットのサスペンションアームとアンチロールバーです。

右がスタンダードのロアアーム、左がワイドトラック。並べてみると長さが異なるのがはっきりおわかりいただけると思います。

こちらはスタンダードのフロントサスペンション周り。
  
サスペンションアームが長くなる分、タイロッドの延長が必要となります。そのために付属するのが写真左側のパーツですが、このままでは無骨で見た目がよくありませんね。そこで右のように旋盤で挽いて不要な角を落とし、ウェットブラストしました。

上記パーツに塗装をして取付けたのが下の写真です。実はここはブーツで隠れてしまうのですが、見えない部分までこだわって作業を行っています。余談ですが、新車オーダー時に選択したワイドトラックサスには、長いタイロッドが使われています。

左右ともに取付けが完了しました。3枚目の写真のスタンダードと比較すると、ダンパーの取付け角度が寝ているのがおわかりいただけると思います。

安定性とコーナーリング性能が大きく向上するワイドトラックフロントサスペンションはお勧めのパーツです。

他にも新車時に選択可能なオプションは、ワイドトラックキットのように後付け可能なものもあります。Witham Cars FACTORYにご相談ください。

3Eleven リアスポイラー ブラケット製作

3Elevenのオーナーからの「より大きなダウンフォースを得るために、リアスポイラーの取付位置を上げたい」というご要望です。

純正のステーとの間に挟んでスポイラーの高さを+50・+60・+70mmに変更する3種類のブラケットを製作しました。

パウダーコーティングして仕上がったブラケットが以下の写真です。強度はもちろんですが、純正のデザインを損なわないように意識して設計・製作しています。

最終的に70mmアップのブラケットに決定。ニュルブルクリンクのアタックに使用された3Elevenも同様のセッティングとのことです。

70mmの違いですが、見た目から受ける印象も大きく異なるものになり、迫力あるものになりました。
Witham Carsでは市販されていないパーツも、ワンオフで製作することが可能です。車をご購入いただいたあとも、オーナーの理想の1台を作り上げるお手伝いをいたしますので、まずはご相談ください。

ELISE Mk1 ウォーターラインリフレッシュ

LOTUS ELISE 135 Sport。車検整備でご入庫いただきました。

オーナーはこのELISEに新車からずっとお乗りで、定期的にご入庫いただき継続的なメンテナンスを行ってきました。外装も20年たった車とは思えないほど綺麗で、オーナーの愛情が伝わってきます。


さて今回は基本的な油脂類交換に加え、新車時より交換していなかったウォーターラインのリフレッシュを行いました。
ヒーターホースとラジエターホースとSAMCOのシリコンホースに一式に入れ替え。純正よりも安価で耐久性もあり、お勧めのホースです。

下の写真が取外したホースたち。経年によりヒビ割れが発生し、柔軟性も失われています。次の車検まで使用していたら、水漏れにつながっていたかもしれません。

左下の螺旋状の物体も今回交換したパーツなのですが、何かおわかりになりますか?実はエアクリーナーボックスにつながるインテークダクトです。ゴムが劣化してこのようになっていました。

今回はトラブル予防の意味での交換でしたが、怪しいパーツは先手を打って交換しておくことで、トータルで考えると整備代も抑えられます。何よりも余計な心配をせずに愛車でのドライビングを楽しめるのが1番!間もなく訪れるツーリングシーズン前に、しっかりとメンテナンスをしておきたいですね。

CATERHAM SEVEN 620R バッテリーカットオフスイッチ

今回はCATERHAM SEVEN620Rへのカットオフスイッチの取付です。

CATERHAMのバッテリーカットオフスイッチと言えば、写真のタイプをメーターパネルやスカットルパネルのサイドに取り付けるのが一般的ですが、今回はあまり目立たないものをというご希望です。

しかしバッテリー端子に直接取り付けるタイプのカットオフスイッチは、スペースの関係で綺麗に取り付けることが難しそうです。というのも620Rのバッテリーは助手席のフロアーあるため。あとから積み替えたわけではなく、これが正規の位置なんです。

そこで今回は以前Norton Commando961にも取り付けた小型のカットオフスイッチを使用しました。これにプレートを製作し、バッテリーの6mm端子に固定します。

そしてバッテリーを加工してかぶせると。。。純正のようにスッキリ取付できました。運転席から手を伸ばせばON-OFF可能です。

助手席に乗降する際には少し邪魔に感じるかもしれませんが、エンジンルームにあるバッテリーよりも熱被害がなくなるため、この場所にバッテリーを移設するのもいいのかもしれませんね。

Used parts info. – CATERHAM用 アルミホイール –


CATERHAM用 8スポークアルミホイール4本セット。”スーパーセブン”と言えばこのホイールを履いた姿を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。PCD95.25mmのアルミホイールは今では手に入りにくいものとなりました。

走行による飛び石傷等はあるものの、ガリ傷のような目立つ傷はなく、コンディションはとても良好です。取付も是非ウィザムカーズにお任せ下さい。

こちらのオンラインストアからご購入いただけます。

取り付け工賃など、パーツについてのお問い合わせはこちらのお問い合わせフォーム またはTEL 048-423-2404 / FAX 048-423-2405までお気軽にどうぞ。

ELISE Mk2 Rover ヘッドガスケット交換

久々にRoverエンジン世代のELISEのエンジンのヘッドガスケット交換です。車検整備でご入庫の際にラジエターヘッダータンクにオイルが浮いているのが見つかりました。

ヘッドガスケットが抜けてしまったことにより、オイルラインとウォーターラインがつながり、エンジンオイルがLLCに混ざってしまったようです。
エンジンオイルにもLLCが混入し、わずかに白く濁っていました。カムを取外し、油圧タペットを取り出してタペット内の乳化したオイルを除去します。

念の為、シリンダーのボアも計測します。シリンダーの摩耗や歪みをチェックしましたが、問題ありませんでした。エンジンが温まる前に高回転まで回したりするような乗り方をしていると、シリンダーの歪みに繋がります。

カムカバーは液体ガスケットが塗られているのみですので、オイルにじみが起きやすい場所です。この機会に綺麗に清掃して、新しい液体ガスケットを塗布します。

カムカバーを取り付けたら、フラッシングのために新しいオイルを規定量入れます。しばらくエンジンをかけてオイルを循環させたらオイルを抜き、最後にもう一度新しいオイルを入れて作業は完了です。

今回は早期に発見できたため、ヘッドガスケット交換のみの修理で済みました。エンジンオイルが真っ白になるほどLLCが混入してしまうと、腰下まで手をいれなければなりません。気づかずに乗り続けると、最悪エンジンブローにも繋がり兼ねません。

あまり乗っていなくて距離が伸びていない車であっても、愛車の健康診断を兼ねて定期的な点検やオイル交換をお勧めいたします(^^

ELISE Mk1 / Mk2 Rover 用 リア牽引フック入荷!

Witham CarsオリジナルのELISE用リア牽引フックが久々の入荷です!

ELISE Mk1とMk2 Rover世代に適合。ディフューザー用のボルトを利用して装着するため、車体側は無加工で取付が可能です。錆びにくいステンレス製。

価格は15,500円(税別) で、今なら1点のみ在庫あり。お問い合わせはTEL 048-423-2404 / FAX 048-423-2405、またはこちらのフォームからお気軽にどうぞ。