LOTUS EUROPA シフトレバー修理

シフトレバー根本が折れてしまい、シフトチェンジが出来なくなってしまったLOTUS EUROPAの修理を行いました。

古い英国車はパーツの入手性が良いため、このような場合はリプロダクト品に交換してしまうのが一番簡単で手っ取り早い方法です。しかしせっかく良い状態で維持されてきたEUROPAですから、シフトレバー一つといえオリジナルパーツを大切にしたいと思います。

そこで今回はオリジナルのシフトレバーを生かして修理することにしました。折れた箇所にプレートを溶接しただけでは十分な強度が得られず、溶接箇所から折れてしまいます。そこでシフトレバーを削って溝を彫り、挟み込む形でプレートを溶接します。

シフトレバーに作った溝に、リンケージと接続するためのプレートを装着します。プレートを製作するために必要な5mm厚の鉄板は手に入らないため、6mm厚の鉄板をフライス盤で1mm切削しました。

プレートを溶接して整形。

塗装をしたらブッシュを装着し、車体に取り付けて作業は完了です。

元通りスムーズなシフト操作が出来るようになりました。

Witham Cars Factoryでは旋盤・フライス盤・溶接機等の設備が揃っておりますので、修理な修理やパーツが入手不可能な場合のワンオフ製作等も承ります。

ヒストリックカーや希少な車両も、万全の体制でアフターサポートいたします!

 

レザー張り替えで楽しむカラーコーディネイト

今回はステアリングのレザー張替えのご紹介です。

ELISE SPRINT 220のオーナーからご依頼で、アルカンタラ仕上げの純正ステアリングを鮮やかな赤のカーフレザーで張替えました。

ディンプルタイプのエンボスレザーはグリップの良さだけでなく、インテリアにスポーティな表情をプラスします。センターマークとグリップ部内側は黒のスムースレザーをチョイス。熟練した職人による仕事は純正と言っても違和感のない仕上がりです。

外から見ても印象的なコックピットになりました(^^ 
鮮やかな原色・淡いパステルカラー・シックなダークトーンまで幅広いカラーが揃っています。テクスチャは、ディンプルタイプだけでなく、シボタイプのエンボスレザーやスムースレザーなどがございますので、愛車の雰囲気とお好みに合わせてお選びください。

ボディカラーやデカール、インテリアとのカラーコーディネイトを楽しんでみてはいかがでしょうか? 愛車への愛着もより一層深まることと思います。(^^

ステアリングだけでなく、シートの張り替えも承ります。

詳しくはWitham Cars Factory TEL 048-423-2404 / FAX 048-423-2405までお問い合わせください。

Used parts info. – SACLAM カーボンエアボックス –


サクラム カーボンエアクリーナーボックス
(適合車種:ELISE, EXIGE 1ZZ/2ZZ 2ZR エンジン世代用)

 LOTUS用の社外マフラーで人気の高いSACLAM製のカーボンエアクリーナーボックスが入荷しました。純正エアクリーナーから変更することで、アクセルを踏み込んだ際の加速にパンチが加わり、ELISEが更に楽しいマシンになります。数値上でも5psの馬力アップとなるそうです(メーカー公称値)。

取付時の小キズ等はあるものの、大きなキズや割れの見られない美品です。

¥98,000(税抜)

取り付け工賃など、パーツについてのお問い合わせはTEL 048-423-2404 / FAX 048-423-2405 までお気軽にどうぞ。

LOTUS ELISE MK1 ヘッドガスケット交換

今回は、車検でご入庫のELISE Mk1のエンジンヘッドガスケットの交換を行います。

これはインテークマニホールド側から撮影した画像ですが、ヘッドガスケットよりも上のカムキャリアよりオイルが滲みでているのがおわかりいただけますでしょうか?

しかしヘッドガスケットを交換する理由は外部へのオイル漏れだけではありません。クーラントヘッダータンク内のクーラントに乳白化が見られたこと、つまりLLCにオイル混ざっているからなのです。そのオイルのリーク元といえば、ヘッドガスケット抜けが第一に考えられます。

幸い車輌は、リーク始めたばかりのようでした。カムキャリアまで分解し、古い液体パッキンを丁寧に剥がし、クリーニングしたうえで組み立てます。油圧タペット一つ一つに油圧が掛かるのですが、ここには元々ガスケットがないため、細い当たり面に丁寧に液体パッキンを塗布していきます。

綺麗になりました。ヘッドボルトを規定角度で締めこんで完了です。

最後期のELISE Mk1でも間もなく製造から20年が経過します。問題がなさそうに思えても、故障の兆候が見つかることもありますので、Witham Carsに定期的な点検をご依頼ください。

 

ELISE Mk1 サスペンションのリプレイス

先日に引き続き、Used CarのELISE Mk1の納車整備です。

オーダーしていたサスペンションがようやく到着し、交換を行いました。

左がELISE Mk1純正のサスペンション(KONI製ダンパー+Eibach製スプリング)。バンプラバーが割れており、全体的に年月の経過が感じられます。オイル漏れこそ見られませんが、本来の走りを楽しむならばリフレッシュしたいところ。しかし、純正サスペンションはオーバーホールをすることは出来ません。

そこで右のQuantum製サスペンションにリプレイス。

今回お選びいただいたのは、車高調整・ダンパー調整・テンダースプリングを備えたモデルです。好みと乗り方に合わせたセッティングにより、さらにELISEのパフォーマンスを引き出せるのはもちろんのこと、長く使う際にオーバーホールでリフレッシュ出来るのも魅力の一つです。

性能に定評のあるパーツは、美しさを兼ね備えたもの多いと感じます。Quantumもご覧の通り、アルミから削り出されたアジャスターなど、丁寧な仕上げがおわかりいただけるのではないでしょうか。

社外サスペンションと言うとゴツゴツした乗り味を想像して敬遠される方も多いのですが、このQuantumは純正よりも乗り心地がいいと感じるほどです。


サスペンションの交換をもってELISE Mk1の納車整備作業は全て完了!九州の新たなオーナーの元へと旅立って行きました。「スポーツカーのお手本」とまで評されるELISE本来の走りを存分のご堪能いただけると思います(^^

Quantumのサスペンションについては、近日中のホームページでもご紹介予定ですが、他に車高調整のないシンプルなモデルや、他の世代のELISE用もお取り寄せが可能です。

ご希望の方はWitham Cars FACTORY(TEL 048-423-2404 / FAX 048-423-2405)までお問い合わせください。

ELISE SPORT サクラムスポーツマフラー装着

LOTUS ELISE SPORTのオーナーから、SACLAM スポーツマフラーの取り付けをご依頼いただきました。性能のみならず、音質まで追求したSACLAM製のマフラーは、特にご指名の多いマフラーです。

ディフューザーとノーマルマフラーが取り外されたELISE。ぽっかりと空いたその空間から、マフラーが専有するスペースの大きさが伺えます。ちなみにノーマルマフラーは約16kgほどの重さがあります。

対するサクラムは9.4kg。オーバーハングの先にあるパーツが6kgも軽くなるわけですから、運動性能に与える影響も決して小さいものではないはずです。

取り付け作業中の写真を見ても、ひときわ美しく輝くサイレンサーやパイプから丁寧に仕上げられているのがおわかりいただけると思います。

ひと目でサクラムとわかる逆三角形のテールピース。実はパーツ、プレス加工後にマシニングセンターで切削して仕上げられています。細かな部分まで妥協のない作りは流石です。

アイドリングや市街地での常用回転域は音量を抑え、高回転域では官能的なサウンドを奏でるように調律されています。追い越しやトンネル内では、その音を楽しみたいがためについついアクセルを踏み込みたくなっしまうほどです。もちろん車検にも対応しています。

ノーマルからの変化を楽しみながら、少しづつ理想の形へと近づけていくのも楽しいものです。次は吸気系に手を入れてみてはいかがでしょうか?(^^

LOTUSのモディファイをご検討の方は、Witham Carsへご相談ください。

LOTUS SEVEN Sr.1 ツーリング前のメンテナンス

今回は、LOTUS SEVEN Sr.1の整備です。

ようやく暑い季節終わって紅葉の時に差し掛かり、オープンエアーが心にしみる季節になりはじめましたね。

このSEVEN Sr.1は、古いお客様でしたらご存知のあのSEVEN。ツーリングシーズン前の点検/整備でのご入庫です。


メンテナンス中に「Car Magazine」さんの取材が入りました。誌面用の写真を撮影中の図。


写真はリアサスアームです。リジットアクスルで、横方向の固定をA型のアームで支えているのですが、この車輌はボディを揺さぶるとグラグラと横に揺れる状態でした。A型のアームの中心となるブッシュが剥離してしまっていたことがその原因です。

50年以上も前の老ロータスですが、ブッシュのサイズは現行のケータハムスーパーセブンと同じ。全くの無加工で圧入できました。

秋のツーリングに向けて、まず第一歩の作業です。さて、次はオイル周りと水周りへと目を向けていきます。

 

スラッジナイザーで愛車のデトックス。

本日はスラッジナイザーの施工作業をご紹介いたします。

まずは通常のオイル交換同様に、古いオイルを抜き取ります。エンジン内部は複雑な形状をしていますから、このとき完全に汚れたオイルを抜き取りきれるわけではなく、エンジン内部にも少し残ってしまうものです。

それとともに内部には少しずつスラッジやカーボンが溜まっていきます。人間でいえば血管に老廃物が溜まって行くようなイメージですね。


スラッジナイザーから伸びるホースをエンジンに接続して、運転スタート!

洗浄剤がエンジン内部に送り込まれ、オイルラインを通って各部を洗浄します。空気の力で洗浄剤を圧送するため、エンジンは停止したままの状態で施工が可能です。

スラッジやカーボンで汚れた洗浄剤はスラッジナイザー本体内部で濾過され、再びエンジンへ。こうして洗浄剤を循環させることで、エンジン内部をリフレッシュすることが出来ます。


最後に新しいオイルを規定量入れれば、作業は完了です。内部がキレイになる=新しいオイルに汚れたオイルが混ざり込まない分、オイル本来の性能を損なうことなく発揮させられるということでもあります。

所要時間はオイル交換+30分程度。お待ちいただいている間に作業も可能です。
溜まりに溜まった汚れを一気に落とすよりも、点検毎の定期的な施工をした方が良い状態と保つことが出来ます。1回の走行距離が短いほどスラッジやカーボンは溜まりやすくなりますので、ちょい乗りが多い方はもう少し短いスパンでの施工がオススメです。

この機会に愛車のデトックスをお試しになってみてはいかがでしょうか?
長く乗り続けた際にエンジン内部のコンディションに確実に差が出てきます(^^

お問い合わせ・入庫のご予約をお待ちしております。

SEVEN 620R オールペイント

CATERHAM SEVEN 620Rのオールペイントのご依頼をいただきました。

今年納車したこの車両はSEVENの定番カラーである無塗装アルミパネルにグリーンのノーズコーンの組み合わせでしたが、オーナーのご希望でオールブラックにお化粧直しです。

足回り他、塗装の際に邪魔となるパーツを全て取り外し、塗装ブースへ搬入された620R。丹念にマスキングされ、サフェーサーが吹かれた状態です。このあと熟練の職人により、塗装が施されていきます。

塗装から戻ってきたエンジンフードです。アルミヘアラインだったエンジンフードも、つややかなブラックに塗り上がりました。
塗り上がった620Rはマスキングテープ等で入念に保護をした上で、各パーツを元通りに組付けて行きます。塗り上がったばかりの車両はいつも以上に慎重な作業が求められるため、新旧数多のSEVENを手がけてきたメカニックも険しい顔つきです。

塗装の表面はどこまでも滑らかで顔が映込むほど。どこにも負けない最高の仕上がりとなりました。
ブラックのボディにカーボンフェンダー&レーシングスクリーンの組み合わせと言うと一見地味にも思えますが、威圧感すら感じるほどの存在感を放ちます。アルミ/グリーンとは正反対のスパルタンなSEVENへと変身を遂げました。

今年は生まれ変わった620Rで日本の秋をご堪能ください!

CATERHAM VAUXHALL RACING メンテナンス

今回はCaterham Vauxhall Racingの各部メンテナンスのご依頼です。


以前お乗りだったSEVENと比べると、クラッチ操作に踏力を必要とするようで、クラッチの重さを軽減して欲しいというご相談をいただきました。

Vauxhall Racingは油圧クラッチですから、マスターシリンダーを1サイズ小さいものに交換(0,700から0,625へ)いたしました。

ペダルのストロークには余裕があるため、マスター交換後はかなりクラッチペダルが軽く踏み込めるようになりました。特にストップ&ゴーの多い街乗りでは足への負担が軽減されると思います。

次にエンジンの調整。アクセルを踏むたびにマフラーから黒鉛を吹いてしまうそうです。

まずは各気筒の圧縮を計測してみましたが、問題は見られなかったため、キャブレターの調整に入ります。症状を確認するために、まず試走をしてみたところ、全域でツキがはっきりしないような印象でした。

そこで薄くなるようにアイドルジェットを交換してみると、黒鉛も納まり、加速のハリも全域に現れてきました。

フライホイールを軽くしてあげるとさらに軽快に吹き上がり、より楽しいマシンになることでしょう。

ECUですと簡単にはマップの変更は出来ませんが、キャブレターは構造をきっちり理解し、フィーリングを覚えていくことで、自分に合ったセッティングが出来るようになり、車趣味の幅が大きく広がります。ダイレクトなレスポンスや豪快や吸気音だけでなく、これもキャブレター車の醍醐味の一つです。

ちょっとでもキャブ車に興味がある方は、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?購入後は弊社でしっかりアフターサポートをさせていただきますので、まずはスタッフにご相談ください。