
前回に引き続きGINETTA G4シルバーの納車整備風景です。
GINETTAの納車前整備はチェックするポイントが多く、パーツの入手なども他メーカーと比べ時間がかかってしまうケースが多いです。しっかり整備をさせていただき納車させていただきますので、しばしお待ちいただければと思います。
さて、GINETTAと言うメーカー、弊社ブログを以前からご覧いただいている方は既にご存じかと思いますが、GINETTAを最近知りこのブログに辿り着いたと言う方もいるかと思いますので、簡単にご説明をさせていただきます。

メーカーの生い立ちや、モデルの遍歴などは弊社WEBサイトでご案内していますのでそちらをチェックしていただくとして、今回はGINETTAのG4にフォーカスしたいと思います。
G4は1960年代に登場し、当時英国のサーキットではLOTUSと並び数多くのドライバーに愛されたモデルとなります。サーキットによってはLOTUS以上の勝ち星を挙げたと言われる程、レースシーンでも成功を収めたGINETTAを代表するモデルとなります。
よくCATERHAM SEVENとの走りの違いを聞かれますが、鋼管スペースフレームと言う点は同じですが、走りの質は全く異なるものとなっています。
またG4はオリジナルGINETTA世代、GINETTA CARS世代、DARE世代の3世代に区分する事ができ、それぞれ違った走りの個性を持っています。
オリジナルGINETTA世代
まさにG4の原点で1960年代に生産され、今でもクラシックカーレース等で使われている世代になります。代表的な仕様としてはエンジンはLOTUS T/C、4速MT、リヤリジットサスペンション等の組み合わせになります。
エンジンやドライバー等の重量物を車両の中心に集め、リヤアクスルをショート化し旋回性能を上げている為、ドライバーの力量を問われる車ですが、多くのドライバーを魅力するソリッドな走りが特徴となっています。
GINETTA CARS世代
一度生産が終了していたG4ですが、1990年代に復活を遂げます。代表的な仕様はFORD X-FLOWエンジン(KENT)、5速MT、リジットサスペンションになります。
オリジナル世代に比べて、使用されているパーツ等の信頼性も向上し、現存するG4の中では比較的台数の多い世代となっています。
DARE世代
今回納車整備を行っている最終型がDARE世代になります。
1990年代後半から2000年初頭まで作られ、4輪独立懸架サスペンション(IRS)や1800㏄ZETECエンジン∔WEBER TWIN DCOE45キャブレター等を備えたハイスペックモデルが登場したのもDARE世代になります。

特にIRSのG4は従来のリジットアクスルの車両と比べて、路面への追従性が格段に上がり、ハイパワー化したエンジンパワーをロスなく路面へ伝達してくれます。走行性能が格段に向上した新たなG4と言える世代になります。
トルクフルなエンジン特性と、しなやかに動くサスペンションのおかげてワインディングからサーキット走行迄、幅広くお楽しみいただける世代となっています。
CATERHAM SEVENやLOTUS ELISEから更に英国ライトウェイトスポーツカーの世界に足を一歩踏み込んだメーカーではありますが、英国ライトウェイトスポーツカー史に欠かせないモデルとなっています。
今回の新オーナー様もまさに一歩橋を踏み入れていただき、ガレージライフを更に豊かにするためにG4をお選びいただきました。
本当に駆け足での説明の為、話したりませんが、GINETTA G4をお探しの方はお気軽に弊社スタッフまでお問合せ下さい。深い沼の世界にご案内をさせていただきます(^^♪
今回は整備ブログから少し逸脱してしまったので、次回は整備風景をご案内したいと思います!